自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

カタクリを求めて

2012-04-16 21:07:39 | Weblog
午前中はホタル同好会の定例会。
午後からホタル恋以外の恋を求めて北へ車を飛ばした。
瀬戸内海と日本海の分水嶺地上下(じょうげ)のカタクリを訪ねた。


上下河井


ここはカルスト台地らしい。



ここのカタクリはわずかだが白い花のカタクリが自生している。



白花ではないがかなり白い花が数輪咲いていた。





今日のカタクリ観察の目的はカタクリの花の中に咲く櫻の花の撮影である。
普通には下向きな花である。恋の相手などしてはくれない。


群生


花のすべてが下向きである。



そのカタクリに恋をして寝そべりながら花の中を見る。
恋人曰く、
「セーターに草をつけて奥さんどう言うでしょうかねー」
「常識で判断すれば草むらで誰かと寝そべっていたと言うことになるよ」
「カタクリ恋と言っても許してもらえないと思うよ」・・「私は知らないから」
言葉遊びはここまでで花を下から眺めてみた。







上下にはカタクリの里が3か所ある。
河井地区 国留地区 宇根地区
この3か所をはしごして見た。
宇根地区には
水芭蕉の里としても売り出そうとしている。
広島県のカタクリの里として売り出してかなりの年月が経つが
新しい考えの人も出てきて村おこしをやっているみたいだ。



もうすぐ田植えが始まるのだろう。
声は聞こえてきても姿が見えないカエルの鳴き声。
山赤ガエルのオタマジヤクシが大量に泳いでいた。
ここまでくれば自然は豊かだ。
呼ばれたわけではないが来たかいがあった。
カタクリコイまでさせてもらったので感謝しないと!