2006年4月堂々川ホタル同好会は発足した。
その当時からのゴミ問題や荒れていた川を振り返ってみる。
ホタルを沢山飛ばしたい願いで設立したが
ホタルを飛ばす前の仕事が横たわっていた。
8年も前の話だから多少の日付があっちへ行ったり、こっちへ来たりはこらえてつかうさい。
1回目の定例会の成果
本気で集めるつもりはなかったがいやな量は確保できた!(笑)
日曜日に拾い、月曜日に処理施設へ運ぶ準備をしていると
パトカーがやってきた。
『こらゴミを捨ててはいけない。名前は、生年月日は』「はあー・・・・・・」「ポカーン・・・」
普通ならごみが捨ててあってもそのまま通勤する人が110番通報をしたみたい!
吾にかえって「なに、拾うのと積むのとの区別が出来んのか?」
「なんで来た」『不法投棄をしていると通報があった』
このあたりから我々が優勢になってきた。
「110番通報があるとコンわけにはいかん」「仕事だからこらえてね」
逃げるようにパトカーは去ったが今度はこちらが収まらない!ゴミに八つ当たりした。
ポリ袋が破れるだけで余分な仕事になった。
数か月後には橋の上から捨てている。
そして翌年正月明け上流の谷から黒い水が出ているのを発見。
もうやめた人で時効だから話してもよいか?
黒い水の出ている所へ牡蠣殻を置いた馬鹿が居た。その汚れた牡蠣殻まで拾うはめに!
小さな谷が不法投棄で埋もれていた。
その次の年、水利組合のトップが変わり新役員(同好会の役員でもある)は上流の不法投棄一掃を行った結果
こうした地道な活動が堂々川の水質を昔の姿に回復させたのだと自負している。
今では日本一の砂留とPRしているが発足当時は
日本一の規模6番砂留
3番砂留川原の雑木
2番砂留が見えない
6番砂留は少しづつ木を切り、草を刈ると
見違えてくる。やったという達成感も出る。
2番砂留の川原
木を切り倒し始めた時、雉の巣が見つかり、タヌキが飛びだしたりした。
また、当時はおかしな形の鳥の巣と思っていたが
よく調べるとカヤネズミの巣であったことも判明した。
今ではガマが穂をつけて繁殖、水の浄化ををしている
不法投棄を防止すために川のほとりを綺麗にする試み
彼岸花を植え始めたがその花が想像以上の成果を出してくれた。
中南米7カ国の公務員研修を受け入れ
ボランティア活動がここまで行われていると聞き驚き
帰国後ボランティア団体を立ち上げたと云う嬉しい情報も我々に届いた。
ただ、環境カンキョウと騒ぐだけでは前にはいかない。
1日1歩、3日で3歩、失敗もあったが8年で美が歌える堂々川になってきた。
しかし、3か月も見て見ないふりをすると草は伸び、伸びた所にゴミが捨てられる。
イタチごっこ、いやこの川にはタヌキが居るからタヌキごっこの化かし合いが行われる。
ホタルを飛ばそうで始めたこの団体、何時まで「黄色い光に魅せられて」の活動が続くのだろうか。
映画ではないが一人の人間が立ち上がって10年目、ホタルの光を消してはならない。
10年一昔、新しい人の入会を期待しております。
講演の内容を一部変えて掲載しています。
その当時からのゴミ問題や荒れていた川を振り返ってみる。
ホタルを沢山飛ばしたい願いで設立したが
ホタルを飛ばす前の仕事が横たわっていた。
8年も前の話だから多少の日付があっちへ行ったり、こっちへ来たりはこらえてつかうさい。
1回目の定例会の成果
本気で集めるつもりはなかったがいやな量は確保できた!(笑)
日曜日に拾い、月曜日に処理施設へ運ぶ準備をしていると
パトカーがやってきた。
『こらゴミを捨ててはいけない。名前は、生年月日は』「はあー・・・・・・」「ポカーン・・・」
普通ならごみが捨ててあってもそのまま通勤する人が110番通報をしたみたい!
吾にかえって「なに、拾うのと積むのとの区別が出来んのか?」
「なんで来た」『不法投棄をしていると通報があった』
このあたりから我々が優勢になってきた。
「110番通報があるとコンわけにはいかん」「仕事だからこらえてね」
逃げるようにパトカーは去ったが今度はこちらが収まらない!ゴミに八つ当たりした。
ポリ袋が破れるだけで余分な仕事になった。
数か月後には橋の上から捨てている。
そして翌年正月明け上流の谷から黒い水が出ているのを発見。
もうやめた人で時効だから話してもよいか?
黒い水の出ている所へ牡蠣殻を置いた馬鹿が居た。その汚れた牡蠣殻まで拾うはめに!
小さな谷が不法投棄で埋もれていた。
その次の年、水利組合のトップが変わり新役員(同好会の役員でもある)は上流の不法投棄一掃を行った結果
こうした地道な活動が堂々川の水質を昔の姿に回復させたのだと自負している。
今では日本一の砂留とPRしているが発足当時は
日本一の規模6番砂留
3番砂留川原の雑木
2番砂留が見えない
6番砂留は少しづつ木を切り、草を刈ると
見違えてくる。やったという達成感も出る。
2番砂留の川原
木を切り倒し始めた時、雉の巣が見つかり、タヌキが飛びだしたりした。
また、当時はおかしな形の鳥の巣と思っていたが
よく調べるとカヤネズミの巣であったことも判明した。
今ではガマが穂をつけて繁殖、水の浄化ををしている
不法投棄を防止すために川のほとりを綺麗にする試み
彼岸花を植え始めたがその花が想像以上の成果を出してくれた。
中南米7カ国の公務員研修を受け入れ
ボランティア活動がここまで行われていると聞き驚き
帰国後ボランティア団体を立ち上げたと云う嬉しい情報も我々に届いた。
ただ、環境カンキョウと騒ぐだけでは前にはいかない。
1日1歩、3日で3歩、失敗もあったが8年で美が歌える堂々川になってきた。
しかし、3か月も見て見ないふりをすると草は伸び、伸びた所にゴミが捨てられる。
イタチごっこ、いやこの川にはタヌキが居るからタヌキごっこの化かし合いが行われる。
ホタルを飛ばそうで始めたこの団体、何時まで「黄色い光に魅せられて」の活動が続くのだろうか。
映画ではないが一人の人間が立ち上がって10年目、ホタルの光を消してはならない。
10年一昔、新しい人の入会を期待しております。
講演の内容を一部変えて掲載しています。