はぐくみ幸房@山いこら♪

「森を育み、人を育み、幸せ育む」がコンセプト。株式会社はぐくみ幸房のブログです。色々な森の楽しさ共有してます♪

ムカデ油

2021年05月17日 | 資源利用(獣類・昆虫食)のお話

 切り傷、火傷、中耳炎に効果があると言われている「ムカデ油」。

 作り方は簡単。

 生きたムカデを、そのまま、油に漬けるだけ。

 

 油漬けにして、3年以上経つと、ムカデの原型がなくなり、ドロドロに。。。

 そこそこ、まー、臭うので、あんまり使いたくないけどね・・・。

 でも、効果はあるらしいですよ・・・。

 我が家では、ムカデ油を作った物の、使う機会がなかったので、実証はしていませんが。

 

 ネーミングは、「ムカデ油」より「百足オイル」の方が、現代っぽいかな。

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シカ肉をやわらかくする方法

2016年09月18日 | 資源利用(獣類・昆虫食)のお話

 知人から、シカ肉を軟らかくする方法を教わりましたので、ご紹介します。

 とっても簡単です。

 用意するものは「マイタケ」。

 今回、初めての試みなので、1つの事例としてご紹介します。

 

 筋が気にならないほど、軟らかくなるというので、筋の多いもも肉を使用しました。

 シカのもも肉(約300g)を用意。

 

 次に、マイタケ(1パック)を用意。

 約30分、水を入れて、漬けます。

 

 これだけです。

 

 このシカ肉をカレーにしました。

 僕は、肉類を一切、口にしないので、軟らかいか否か、確認できません

 なので、子供たちに食べてもらったところ、ペロッと食べてくれました

 子供が食べられる軟らかさなら十分でしょう

 

 簡単にシカが軟らかくなったようなので、皆さんも是非、お試しください。

 次は、唐揚げにしよかな

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シカの焼肉

2016年02月22日 | 資源利用(獣類・昆虫食)のお話

 時は遡りますが、以前、夕飯にシカの焼肉を作った(?)ので、レシピを(という程のものではないですが)。

 今回使用した部位は、貴重なシカの背身(セミ、背中の肉)。

 シカのももよりも軟らかく、人気の部位で、特に小鹿のセミが一番喜ばれます

 

 初めに、セミのスジ(白いヤツ)を取り除きます。

 肉とスジの間に包丁の刃先を入れて、包丁は固定したまま、刃先に当てながらスジを動かすと、ス~っと取り除けます。

 

 なかなか、言葉では表現しにくいですが、魚を捌ける人なら「皮を取り除くように」と言えば、お分かりいただけると思います。

 

 臭みを取るために、日本酒に30分ほど漬けます。

 血抜きが丁寧に出来ていれば、一応、この点は省略可です。

 今回のシカは、血抜きに自信がなかったので、一応、酒漬けにしました・・・

 血抜きが完璧でも、獣臭さが苦手な方は、酒漬けしてください。

 

 1口サイズに切ります。

 パッと見、ローストビーフに見えなくもないですが、生のままでは食べないで下さい。

 E型肝炎などのウイルスがあるかもしれないので、生食は厳禁です

 

 あとは、焼くだけ。

 焼いている途中で、水分が(酒分?)出てくるので、僕はキッチンペーパーなどで拭き取ってます。

 この時は塩コショウと自家製のタレで。

 タレは、みりん大さじ2杯、砂糖小さじ1杯(我が家は砂糖ではなく羅漢果を使用)をまず、軽く煮込んで、アルコール分を飛ばします。

 その後、醤油大さじ1杯、ショウガとニンニクを適量入れて、軽く煮込みます。

 

 長男と次男が全て平らげたので、僕の口にはほとんど入らず

 まぁ、満面の笑みで「美味しい」と食べてくれたら、それで満足

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昆虫食「スギノアカネトラカミキリ幼虫」

2015年11月30日 | 資源利用(獣類・昆虫食)のお話

 木材界の憎き害虫と言っても過言ではない「スギノアカネトラカミキリ(以下、アカネ)」。

 
 仕事の関係で、幼虫が入ったヒノキ材をゲット

 

 材内に潜む幼虫を取り出し…
  合計4匹をゲット

 

 そして、ふと上を見上げると、トンビが集まっている・・・

 

 もしや

 アカネの幼虫を狙って、集まってきたのか

 素早く、アカネの幼虫4匹を握りしめ、家の中へ

 

 
 トンビから逃れ、落ち着いたところで、いつものごとく、フライパンで炒める。

 今回は、ストーブの熱を利用しました



 幼虫がコロコロしたら完成

 いただきま~す

 お味は…



 表面はパリッ

 中身はクリーミーでジューシー


 美味〜い

 しかも、ヒノキの香りがする

 口の中で広がるヒノキの香りがミントみたく爽快

 これはハマる

 

 アカネの新たな防除は「喰う」ですね

 そもそも、アカネの幼虫なんてなかなか手に入らない

 ましてや、食べるなんて機会、滅多にない

 付加価値の高い昆虫食として期待大

 これで、枝打ちの費用も回収できる

 あ〜、でも枝打ちしたら食べられへん

 

以下、アカネに関する記事

「アカネ材を使おう!・・・・」

  http://blog.goo.ne.jp/yamaikora/e/402b4e269199c80756055d55a6676e3d

 

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マムシ酒

2015年11月08日 | 資源利用(獣類・昆虫食)のお話

 マムシ酒って、飲んだことありますか?

 

 マムシをGET!したら、絶対に作ってしまう(^o^)。

 とういか、マムシを見つけたら、お酒にしか見えない(^_^;)。

 

 マムシを捕まえたら、3ヶ月ほど水に漬け、排泄物など体内のものを出させます。

 3ヶ月間、水が汚れたら入れ替える、を繰り返すだけです。

 マムシを入れる容器は、一升瓶やペットボトルでOKです。

 マムシをお酒に漬けるとき、入れ替えるのが面倒なので、僕は初めからお酒に漬ける瓶にマムシを水に浸けています。

 

 マムシ酒に使うお酒は、アルコール度数35%以上なら何でもOKです。

 果実酒と同じで、35%未満だと中身が腐敗したり、カビが生えたりしてしまうので。

 マムシそのものの香りを楽しみたい方は、ホワイトリカーがオススメです(^_^;)

 

 トクトクトク・・・と、ホワイトリカーを注いだら完成です。

 お酒を注ぐときは、「じょうご」を使って、瓶の口からマムシが飛び出さない様にして下さい。

 そのまま注いでしまうと、お酒を嫌がるマムシが、口からポーンっと、出てきます(>_<)。

 

 あとは、この状態で冷暗所に1年間寝かせたら完成です(^o^)

 

 なお、マムシ酒は、お酒として楽しむものではなく、お薬です。

 風邪の引き始めとか、体調が優れないときに飲むと、元気になります。

 臭いけど・・・。

 

 あと、ブランデーで作ってもオシャレですよ。

 マムシ酒にオシャレとか、あるのか、分からないけど・・・。

 でも、ホワイトリカーよりブランデーの方が、僕は飲みやすい(^_^)v

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シカ肉カレー

2015年11月07日 | 資源利用(獣類・昆虫食)のお話

 今、仕事の関係でシカを捕獲してるんですが、目的が徐々にお肉を求めるように・・

 前回、焼肉でセミの美味さを知ってしまったからかな・・・

 

 個人的には、シカは捕獲した時点で「山の資源」だと思っているので、お肉は美味しくいただきたい

 美味しくいただくには、色々なシカ肉料理にチャレンジしたい

 というわけで、今回は「シカ肉カレー」にチャレンジ

 残念ながら、セミがないので、もも肉で

 もも肉は、いつも通り、すじを取り除いて、一口サイズに。

 もちろん、長男と次男が食べられるような一口サイズに

(右上が取り除いたスジ。今日のもも肉はスジが少なかった

 臭みを消すために、30分ほど日本酒に漬けこみます。

 ついでに、お肉を軟らかくするために、”羅漢果顆粒”も加えます。

 羅漢果顆粒?と思った方は、こちらをご覧ください。 → http://rakanka.mobi/

 我が家では、いつも、砂糖の代わりに羅漢果顆粒を使っています。

 

 ジャガイモとタマネギを加えて、一緒に煮込みます。

 ニンジンがなかったので、色合いが少し寂しいけど・・・。

 

 で、完成。

 

 長男と次男の感想は・・・・

 「美味しい

 

 特に次男は味にうるさいので、少しでも変な味や香りがすると食べません・・・

 お肉が固いと、ガムのように噛んでから、捨てられます

 そんな次男も完食

 「お肉軟らか~い」と合格点だったようです。

 さらに長男は、パンにつけて食べだしたり・・・

 

 お二方も大喜びで、お父ちゃんは何よりです

 これだけ喜んでくれたら、シカも喜んでるよ

 きっと、「僕も捕まえて」って、思っているかも。待っているかも

 ふふふ・・。

 

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昆虫食「コウモリガ幼虫」

2015年09月21日 | 資源利用(獣類・昆虫食)のお話

 ゲットしたコウモリガの幼虫。

 食性も見た目もカミキリムシの幼虫に似ているので・・・・

 炒ってみた

 ピンッとなったら出来上がり。

 

 お味は・・・・

 

 これまた美味

 カミキリムシのようにクリーミーな感じで、おいしいぞ

 

 ただし、頭は固いので、食べられず

 

 いや。

 がんばったらいけるかな・・・。

 ボリボリと・・・。

 

 コウモリガの幼虫も美味しい

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ジビエ シカ肉

2015年08月02日 | 資源利用(獣類・昆虫食)のお話

 今、シカ捕獲に関する仕事をしています。

 んで、先日、メスのシカを1頭捕獲したので、解体してお肉にしました

 もも肉。

 

 筋があると堅いので、丁寧に取り除いた後、

 唐揚げ用と、

 ひき肉用に分けました。

 筋を取り除くときに身がバラバラになったものとか、見栄えの悪いものをひき肉に。

 お肉をハチミツに15分くらい漬けておくと、軟らかくなりますが、まぁ、家族が食べるので、その辺は手間は省略・・・

 シカ肉のから揚げ

 シカのひき肉で麻婆豆腐

 

 初めて解体作業に関わったので、血抜きに少し不安があったものの、それほど臭みは無く、一安心。

 焼肉にでも十分に食べられました。

 まだまだたくさんあるので、次は何を作ろうかな~

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昆虫食「スズメバチ・蜂の子」

2015年07月27日 | 資源利用(獣類・昆虫食)のお話

 先日、スズメバチの巣を駆除しました。

 本当は、とある目的物を得ようと思ったら、巣があったので、とりあえず駆除を

 はじめから、駆除が目的だったわけではありません

 刺されたら…とビビりながら、スズメバチと格闘・・・でも、あの恐怖心が結構楽しかったりする(いつか刺されるタイプやな

 で、ハチの子をGet

 もちろん

 お持ち帰りをして

 いただきます

 

 ちなみに、この日は、川で川エビ(スジエビ?ヌマエビ?)もGET

 うちの子らは、川エビのかき揚げが大好きなので、スズメバチと一緒に天ぷらにしてみました。

 

 ハチの幼虫は、潰さないように、気を配りながら巣から取り出します。

 中には、蛹化したものから、羽化直前のものがいました

 放置していたら、モゾモゾと動き出し、飛び立ちそうなヤツもいました。

 とりあえず、お箸でつまんで、羽をハサミで切って、飛べないようにしました。

 成虫系は衣をつけて、

 一揚げ。

 川エビはかき揚げに

 ハチの子は、そのまま炒る。

 

 昆虫食の王道「ハチの子」

 だけに・・・

 美味い

 成虫の天ぷらもカラッとしてて美味

 

 まぁ、個人的には、幼虫の味はカミキリムシの方が好きですね

 ちなみに、子供たちは、エビだけ食べて、ハチはNGでした

 エビの方が脚の数が多いのに、なぜ、ハチは食べないのだろうか・・・?

 

 以前、ハチの子をピザにして食べましたが・・・・

 チーズの味と香りの方が強くて、ハチ自体を味わうことができず・・・・。

 でも、昆虫食初心者には、ピザとかにした方が食べやすいかも

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マムシのかば焼き

2015年06月18日 | 資源利用(獣類・昆虫食)のお話

 マムシを食べた事って、ありますか?

 ちなみに、マムシの食べ方は「蒲焼き」です。

 

 マムシの首のところから、少し切れ目を入れて、指を突っ込むと、面白いように、皮がむけます。

 チュルンって、むけます(^_^;)。

 僕は、皮をむくときに咬まれるといけないので、頭を飛ばしてから、捌きますが、慣れた人は、顔つきのまま皮を剥いてますね。

 皮を剥くと、こんな感じに。

 

 あとは、マムシを焼いて、ショウガ醤油などにつけて、いただきます(^o^)

 香りはマムシ臭いというのかヘビ臭というのか、やっぱりクセがあります。

 食べた後、ドキドキ(動悸)するとよく言いますが、僕はしません(個人差?)。

 

 マムシは、胎生で、子を卵で産まず、お腹の中で卵を孵して、子ヘビのまま産みます。

 昔は、マムシの卵が「珍味」だったらしく、お腹の膨れたマムシを捕まえて、捌いて、卵を焚いて食べたそうです。

 味は、精肉店などで売られているニワトリの卵(殻のある卵ではなく)に似ているそうです。

 

 僕は、マムシのかば焼きよりもマムシ酒の方が良いので、あまりマムシ料理はしません。

 マムシ酒は民間薬の効果が期待でき、そっちの方が実益なので(^_^;)。

 マムシの卵もそうですが、マムシを食べなきゃいけないほど、昔は、食べ物に飢えていた時代だったんだなーと感じます。

 飽食の時代。

 マムシの蒲焼きは、それを考える良い教材かもしれませんね。

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