前回、タラノキの育て方をご紹介しましたが、今回も、タラノキを育てる上で重要な特性を1つ、ご紹介します。
タラノキは、根から新しい芽を出すことができます。
これを「根萌芽(こんぼうが)」と言います。
根萌芽によって芽生えた新しいタラノキを育てることも、重要なポイントです。
小さいので、見落としがちになり、うっかり、足で踏みつけたりしてしまいますので、ご注意ください。
根萌芽させるための親木を残すことも考えながら、前回ご紹介した方法で収穫すれば、次々とタラノキが増えていきます。
なお、タラノキは陽当たりを好む陽樹なので、根萌芽したタラノキを発見したら、光がよく当たるよう、上層木を伐採したり、上層木の枝葉を除去したり、競争相手を除去するなど、常に光がよく当たる環境を整えてあげることで、次々とタラノキが増殖していきます。
収穫するタラノキの芽を見るだけじゃなく、足元にある根萌芽したタラノキにも、目を向けて下さい。