昨日、マイホームに使う大黒柱の原木を伐採してきました。
原木はもちろんヒノキ!
左が林家さん、右が僕。
使用したチェーンソーは3種類。
一番下の小さい(14インチ)のが僕のんです。
まず、伐倒前にサカキと日本酒を供えて、ヨキも添えます。
山の神様へのお供えですね。
今回、初めて「突っ込み伐り」で伐採しました。
まず、受け口を作り、
次に、芯を抜きます。
追口側から突っ込みますが、ツルの部分は残します。
念のため、クサビを打ち込み、追口を伐ります。
これで、材を傷つけることなく伐倒することが出来ます。
突っ込み伐りを見たことはあっても、実際にするのは今回が初めて。
このほか、胴差に使用するスギを伐採。
受け口をでかく伐り過ぎて、たくさんの修正が入りました・・・。
伐採したヒノキはリョウシン号で搬出。
この型は、当時2台しか販売されておらず、現在、この1台しか動いていないそうです。
世界に1つしか稼働していないリョウシン号。
我が子供たちは気に入ったご様子。
今回、伐採して感じたこと。
これまで、自分の山からカービング用の丸太を切り出したり、間伐したりするよりも、緊張しました。
それは、伐倒の際、他の木を傷つけると、林家さんの商品を傷つけてしまうということです。
今回は自分の原木ですが、商品としての木材を伐採する場合、それを傷つけないことと周囲の木も傷つけないよう伐倒しないといけません。
これまで、楽しく、深く考えず、でも安全第一で、伐ってきましたが、改めて商品として扱う木を伐る技術の重要性を身に染みました。
最後に製材所に寄って、曲り梁に使うアカマツを見に行きました。
仕上がりがとても楽しみです!