お菓子にも使われる代表的な木の実「クリ」
特用林産物かと思いきや、実は農産物(果樹?)扱い。
クリのお菓子といえば、マロングラッセ、マロンケーキ、栗きんとんなど和洋問わず、使われてます。
そんな甘〜いイメージのあるクリ。
でも花は、めっちゃ臭い。生臭い。開花したクリの近くにいると吐き気する。
ゆえに、僕はクリの花が大嫌いです
クリは実だけでなく、木材としても優秀。
クリ材は水気や湿気に強く、耐朽性が高いため、土台や軒下などに使われます。
昔は鉄道の枕木として、大量に伐採されたそうです。
人類が初めて使った木材もクリだそうです。
実は食用になるし、材としても優秀
当時の人類が材質を理解していたかは分かりませんが…
実の話に戻ります。
昔はクリタマバチによる虫害が問題になりました。
よく見かけるこの虫こぶです。
虫こぶの名前は「クリメコブズイフシ」。
これができると新葉が枯れて木が衰弱し、枯死することも。
日本では1941年に岡山県で初めて確認されました。
中国から持ち込んだクリの苗木もしくは穂木からの発生が原因と言われています。
1960年代には、北海道まで被害が拡大したそうです。
防除としては、在来種の寄生バチ「クリマモリオナガコバチ」を利用した生物的防除や抵抗性品種の開発が行われるなど当時は大問題だったそうです。
実は・・・マイホームの土台にクリを使いたかった・・・
でも、土台すべてを確保するほど資源もなく、岐阜県かどこかで確保しないと、と言われました。
なので、2棟目は土台にクリ材を使うぞ