この時期になると大量発生する毛虫「フクラスズメ」。
フクラスズメの幼虫が、大量に発生すると、秋が来たなと感じてしまいます。
ちなみに、フクラスズメという名前ですが、スズメガ科の蛾ではなく、ヤガ科の蛾です。
外部から刺激を与えると、体を激しく揺らし、捕まえると、口から食べた葉を大量に吐き出します。
「捕まえると」・・・?
フクラスズメは、無毒な毛虫なので、捕まえて、触ることが出来ます。
実は、この時期の自然観察では、フクラスズメを見つけたら、必ず捕まえて、ツルツルのお肌を体感してもらっています。
フクラスズメは、道路脇など日当たりの良い場所に生えるカラムシ(イラクサ科)に発生します。
大葉に似た感じの草なので、よく見かける植物ではないかと思います。
←カラムシ
フクラスズメが大量に発生すると、見た目によるメンタル的な被害 (;゚Д゚)、糞による生活衛生面での被害 (゚Д゚;) を受けてしまいます。
道路脇にワッサーって、生えていたカラムシが、秋になると、カラムシが茎だけの姿になる様子は、まさに圧巻です(^_^;)。