地元でとれた食材を使った料理教室があった
定年過ぎた男が5人 市の職員ひとりであとは女性15人
狭い厨房に全員が入った 栄養士の指導で
「鶏肉とじゃがいもの味噌炒め」「いんげんとちくわのごま和え」
「オクラとわかめのサラダ」 それに「島田汁」が今日のメニュー
調理後はそれを試食したが まずかった
調理は 各自分担した 講師の先生が
ダシを取った後のかつお節を炒めていた
私はそれをやらせてもらった 鍋の中のダシコを長箸でかき混ぜた
先生が みりん 砂糖 胡麻をいれてくれた ふりかけができた
盛り付けではネギのみじん切りを肉じゃがにかけた
20人分均等にするつもりだったが 15人分で残りが少なくなった
始めと後では量が違い後の5人分が極端に少なくなってしまった
すぐに個々のテーブルに運び 並べた バレなかった
包丁で指を切った主婦もいたが 1時間くらいですべてが出来上がり試食
公民館の畳の部屋 選挙か葬式の時のような食事風景になった
島田汁は 健康づくり食生活推進協議会や
食育推進委委員が推薦している 具だくさんの味噌汁
その島田汁の大根が固くて 味も薄い 肉じゃがも味が薄い
豆腐に醤油をかけないで食べる私でも薄いと感じた
傍にいた 食育推進委委員の塩沢さんに尋ねた
「これ薄くないですか」 とに聞くと 塩沢さんは
「塩分は控えめで食材の味を出すほうがよい」と 言いながら試食した
そして「これはダシをもっと使った方がよい」といい 薄いとは言わなかった
文句を言いながら食べたのはわたしひとりだけで
他の人は 誰も疑問なく食べていた ふりかけが一番うまかった
それでも栄養士におそわって 覚えたことがある
じゃがいも 大根 人参 など根のものは 水から茹でる
味噌は直接入れないで 器に分量だけ取り だし汁で溶かしてから入れる
3個の計量スプーンは 中が小さじ
ちなみに私は具だくさんの汁は好みではない
地元は島田汁を地域ブランドとして育てたい意向
その具だくさんの島田汁レシピはこちら ↓
材 料<一人前>
じゃがいも30g 大根 20g 人参10g 生しいたけ8g
玉ねぎ15g 絹さや3g 油揚げ8g レタス6g
だし汁150g 味噌12g 前茶または粉茶少々
① 大根 人参は 皮を向いて6~7mmの厚さのいちょう切りか半月切りにする
生しいたけは石づきをとり薄切りにする
玉ねぎは3mmの薄さにに 油揚げは5mmの短冊切りにする
レタスは3~5くらいの短冊切り じゃがいもは皮をむき 一口大に切る
絹さやは熱湯でさっと茹で 冷水にとって2~3mmに切っておく
② 鍋にレタス絹さや油揚げ以外の①を入れ だし汁を加え火が通るまで煮る
汁が無くなったら差し水をする
③ 味噌の半量を入れ 油揚げ レタス を加え3分ほど煮る
④ 残りの味噌を加えて 一度煮立せて火を消す
⑤ 器に盛り 絹さやを飾り 前茶または粉茶をふりかける