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見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

自立の町

2010-07-27 20:41:40 | フォト日記

JRの駅から20キロ離れた山のなかに住んでいる
市全体は変わらなくても町の人口は減少している

役所から自立を促進するための計画がだされた
先日 その案がいくつか紹介された 

高齢者のための送迎バスや食事の提供 
資源を生かした観光客の誘致
促進住宅の建設や道路の整備など

質疑も交わされたが 参加者の
質問の多くは観光客の誘致問題だった

この町の観光といっても規模は小さい
散策で訪れた人が 自然がきれいで
住みたくなる町だというらしいが

それが本当なら人口も増えるはずだ
そういう人はどこに行っても そう言っているに違いない

他所にないような規模の大自然など ここにはない
また自然を求めてくるような場所では 暮らすには不便だ

町全体は過疎でも 昔から戸数の変わらないところもある
私の所もほとんど変わっていない 増えるでもなく減りもしない

やはりここは暮らしやすい場所なのかもしれない
自分の気持ちのおきどころを決めて 不自由なく暮らす

過疎地域の自立はこれでいいと思うか 駄目だと思うか
本人の気の持ち方だ でもJR駅の近くは便利だ 飲んだ時に