JRの駅から20キロ離れた山のなかに住んでいる
市全体は変わらなくても町の人口は減少している
役所から自立を促進するための計画がだされた
先日 その案がいくつか紹介された
高齢者のための送迎バスや食事の提供
資源を生かした観光客の誘致
促進住宅の建設や道路の整備など
質疑も交わされたが 参加者の
質問の多くは観光客の誘致問題だった
この町の観光といっても規模は小さい
散策で訪れた人が 自然がきれいで
住みたくなる町だというらしいが
それが本当なら人口も増えるはずだ
そういう人はどこに行っても そう言っているに違いない
他所にないような規模の大自然など ここにはない
また自然を求めてくるような場所では 暮らすには不便だ
町全体は過疎でも 昔から戸数の変わらないところもある
私の所もほとんど変わっていない 増えるでもなく減りもしない
やはりここは暮らしやすい場所なのかもしれない
自分の気持ちのおきどころを決めて 不自由なく暮らす
過疎地域の自立はこれでいいと思うか 駄目だと思うか
本人の気の持ち方だ でもJR駅の近くは便利だ 飲んだ時に