山梨市フルーツ公園を通り過ぎ山頂まで登る そこで
日の出1時間前から 夜の10時まで営業している
湯につかりながら朝日に映える富士山を眺め また
夜は甲府盆地の夜景と満天の星空 それが売り物の温泉
梅雨明けの太陽が降り注ぐ真昼14時 日の出時間でも夜景でもない
こんな時間に 風呂に入る人もいないだろうと思ったが
駐車場には車がいっぱい 風呂に大勢の客が入っていた
空に近く 雲に手が届きそうな 山の上 風は心地よい
こんな高い所に温泉が噴出するのが不思議で 伺うと
「1500メーター掘れば山梨県はどこでも出る」といっていた
ここまで登ってくる道は狭いが見晴らしがよい
そこに温泉があれば それだけでお客はやって来るものだと思った
ちなみに私はネーミングが楽しいのでやってきた
「ほったらかし温泉」には 「こっちの湯」と「あっちの湯」の2個所ある
どちらに入るかサイコロを転がして決めた 「こっちの湯」に入った
アルカリ性単純温泉と記してあった 肌がすべすべしてきた
地元の人が毎日通うには不便な場所
それでも客が多いのも わかるような気がする
「あっちの湯」に入るにはまた別料金がかかる 早朝風呂も試したいし
夜景も楽しみたい そのためにはまた来なくてはならない 商売もうまいのだ