製紙会社の火災の影響できょうまで市内は煙で霞んでいた
有害物質は含まれていないというので安心だったが
4日経った今もまだ鎮火していない 原料のチップの火はなかなか消えない
水を掛けても浸みていかないのだろう 倉庫の中が燃え尽きるのを待つしかない
壁をくりぬき水を掛けたり 燃えていないチップをかきだしたりしているようだ
予定されていた 消防の出初式も中止にして昼夜消化に努めている
きょう夕方になり煙の発生は抑え込むことができたと広報した
近くの道路を走っても 少し匂いはあるものの いつもと変わらないようになった
そしていままでなかった 避難所も要望できょうの夕方から開設されている
煙がなくなってから避難所の開設も何か変だが 事情はわからない
避難する人は誰も来なかったと夕方の県内ニュースが報じた
誰が要望したのだろう 火元の会社の要望としても なぜ今なのか
また製紙会社の火災を知ったのは報道機関からだった人が多い
火災当日は消防署の広報も 乾燥による火災予防だけを伝えた
翌日の元旦になり初めて製紙会社の火災を広報した
これでは もしも浜岡の原発などで事故でもあった時
広報だけ聞いていたのでは 事実はわからず煙の中になりかねない
写真は31日の市内