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見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

古田人形浄瑠璃

2015-01-25 15:53:34 | 日記


長野県上伊那郡箕輪町に300余年伝えられている人形芝居
地元では小中学校のクラブ活動でもおこなわれている

その 古田人形芝居浄瑠璃公演を市内でみた
保存会の市内公演は4回目 前回は10年前だと箕輪町教育長の挨拶

そして10年経つと保存会も歳をとり声が出るか心配だ
と話した後で開演した そのために心配しながら見てしまった

が 人形と遣い手 唄い手 三味線 皆一つになって
まるで人形が生きているような錯覚に陥った

生写朝顔話で朝顔が琴をつま弾く場など拍手喝采
公演は無料で会場整理券を発行したが すぐになくなったと聞いた

その後も入場希望は多く 見たくても見れない人も多かったようだ 
定員750人の会場も開場時間前に長蛇の列だったそうだ


開場後に入館すると後から来る人の為に椅子に物を置き確保してある

カルチャー講座の師匠などが複数枚入場券を確保して弟子に配ったとも聞く

整理券をもらった弟子は興味がないと 私にくれた 
また一人で3枚持ってきた入場者もいた そのためか


開演後に満席のはずなのに空席が100ぐらいあった
配布は一人一枚限定にするか 有料にしてくれても良かった


「生写朝顔話大井川の段」は島田が舞台となっている
視力を回復した「ごぜ」が初めて見たとされている朝顔の松が島田にある


島田は大井川の左岸にあるが 舞台背景は右岸だった
川止めで渡れない「ごぜ」中国地方から 浜松を通ってきたなら

朝顔の松は右岸にあっても良いはず と こだわりの私は疑問がわいた
が もっともそんなことを考えながら 見る人もいないことだろうけど