6月初旬、暴風雨の東伊豆でマウンテンバイクのレースに参加しに行った。いつもと違う駐車場を指定され、受付けに向かう途中でアスファルトで派手に落車、人&バイクにダメージを負った最低最悪な記憶。未だバイクは修理に出していない。フロントサスのオーバーホールが万単位。リアリレーラー付近を中心とするフレームの歪み調整がやはり万の単位。路面で研磨してしまったお気に入りだったクライミングバーは全交換になると思う。皮のシートの穴は張替え不能(デットストック品)だから諦めか。ともかくあまりに惨めな記憶にひと月以上もマウンテンバイクは仕舞いこんだままで、未だにゼッケンが付いている。
これじゃ運動不足を助長するだけとこれまた重い腰を上げて先ず、スローパンクチャーを起こした前輪から自らできるチェックを開始した。表水道に水を溜め、エアを4barまで入れて部分からのエア漏れを確認。以前は確認できなかった側面、特に浮き文字付近から細かい泡が無数に出てる。でもこの程度であんな急激に気圧は落ちない気が。と、ある所でトレッド面からボコボコとかなりの量の泡が吹き出しているのを発見。見ても穴の位置は判らず、手をかざすと確かに空気が噴出しているのを感じる。どうやら今年のコースは改修中らしき箇所が多く、ガレ場が薄いタイヤのシーエリアにキズを付けてしまったようです。スペシャの FAST TRACK LK はリアに履いてるボントラガーのリボルトスーパーX同様にセミチューブレス。内側にエアを閉塞するための液体を入れるタイプ。ノーチューブを使っているリアは未だに健全ですがフロントには試験の意味も含めてボントラガーのスーパージュース(リボルト・スーパーXを全く閉塞できなかった効果?な怪しい液体)を多目に入れたのが一年ほど前。で、スーパージュースを抜いてノーチューブに入れ替えようとしてタイヤを開けた途端に目が点に!?空っぽ。何も入ってない。カラカラですよ内側!!!画の通り閉塞剤は微塵も残っておりませんでした。これじゃスローパンクチャーになってもおかしくない。絶句。ノーチューブのラベルの画はオーバーですが、多少のパンクはごく短時間で自己修復してしまうのがノーチューブの凄いところ。スーパージュースは修復機能以前にエア保持ができない単なる「濁り水」の結果しか出てない。でもって蒸発?これ売ってるTREKグループさんにクレームじゃないかな。JARO級に意味無いし「危険」だよ~。