闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

何故か年末はこれを観てしまう

2012-12-30 22:42:37 | インポート

1990年、世界中の飛行可能なB-17を総動員して作られた映画「メンフィス・ベル」。

日本語吹き替えも存在せず、字幕版しか無い英国基地からのドイツ爆撃を描いた空爆ものです。

実在した機体を話しの「ベース」とし、狭い機内の撮影はわざわざセットを作らせたという凝りようで一見の価値アリ。

「戦争」には断固反対の身ですが、軍用は小物から大型機材まで「無駄の無い究極美」を伴うものが多く、前半の地上シーンでは何度も美しいMB/GPW型Jeepが登場します!

要はどんなモノでも使い方次第で評価が変わるって事ね。

元々、三菱ジーパーだった当方にはヨダレが止まらないシーンの連続です!

各国でジープのパテントを使い生産が行われましたが、インドのマヒンドラと並んで三菱のJeepは最も古いJ3の血統を引き継ぎました。

オリジナルのJeepの中でもサイドバルブエンジン(ゴー・デビル)でボンネットが低く、大径タイヤのせいで下手なスポーツカーより低く美しいMB/GPW。

こんな鉄の馬が現代に再登場したら86並みかそれ以上に車への興味が無い若者が夢中になるんだろうなぁ…、じゃじゃ馬をねじ伏せる、操縦している快感は麻薬だから。

話しをB-17に戻すと、こいつは比較的初期の中型爆撃機。

ボーイング製で名機の一つという話しもある。

登場する俳優達も今見ると豪華な顔ぶれが若々しくて興味深い。

因みにタイタニックのキャルに抜擢されたビリー・ゼーンはこのメンフィス・ベルの演技力が評価されたらしいし、ショーン・アスティンは後にロード・オブ・ザ・リングに登場しますね。

この映画の魅力は私的にはハードウェアとコミュニケーションに大別されるのですが、後者には重要なポイントがある事を知った上で鑑賞すると評価がかなり違って来ます。

実は大戦初期、米国は劇中のように相手の拠点のみへのピンポイント攻撃にこだわり、民間地区への被害を出さないよう「米国的良心」を胸に戦争してました。

これは無差別爆撃で非難され続ける日本やドイツより人道的精神と言え、映画は正にこの時代の苦悩をも巻き込み描写されています。

これが鑑賞後に胸にジーンと熱いものがこみ上げる理由な気がします。

残念な事にこの映画舞台の約2年後には米国も攻撃方法を転換、「無差別爆撃」に切り替えて「米国の良心」を捨ててしまいました。

東京大空襲を出すまでもなく、民間地区の無差別爆撃のように国民の戦意を喪失させる残忍極まりない集団攻撃規模は他に類を見ない残酷なものに変貌、未だに世界最大の戦争国家として君臨しています。

ピカドンもそうした無差別志向の究極の形として起こってしまいました…。

因みに対日攻撃用に「E46収束焼夷弾」という、木造建築を焼くために専用弾まで開発して約10万人の都民を焼き殺しています。

残忍さには目を疑いますが、映画はそうした悪に魂を売る前の米国の精神が色濃く描かれています。

現代ではオスプレイの違反飛行や日本への売り込み、沖縄駐留軍の家族へ莫大なお金を払わされてる事実を見ても、日本の戦後は米国植民地のまま終わっていない事を示しています。

メンフィス・ベルを見る時、様々な事を考えさせられます。

年の瀬になり、この一年を反省し自分を見直すために見る映画。

私の中ではそんな位置付けになっている映画、らしいです。

ノロ恐るべし感染力…

2012-12-30 19:00:22 | インポート

父親の見舞いに病院に行き、足としてSX4をあちこちに走らせて戻りました。

今がピークらしく、大粒の雨と夕闇~闇と時間が悪く視界不良で結構怖い。

皆さん海外渡航してるのか、例年になく生活道路は順調な流れで、幹線道路(東名と中央道を結ぶバイパスみたいなもの)もおおむね走り易い状況。

で、オヤジの入っている病院で聞いた話だが、職員の一人がノロ感染で暫く休養し、復帰してるとの事。

…ノロってどの位で安全宣言なんだろう、介護士だけに接する事が多いからちょっとゾっとした。

病院だから安全なんだろうけど…。

で、ニュース見たら横浜市緑区の病院でノロ感染者が新たにと、か。

えっと、直ぐ隣と言っても差し支えない距離の話しですな。

今回、私のようにノロの疑いがあっても検査をしたがらない(責任回避)医師がああやって実在するわけで、潜在的脅威の防波堤たる医者が機能していない事が怖い。

一人ひとりの対策を訴えるのも大切だが、医療機関がちゃんと機能していなければこれだけ病院が集まってる地域に住んでいても不安感は地方都市同様、拭えないですよね。

地震が増える位置?

2012-12-30 15:08:51 | インポート

このところ大き目の地震が増えてる。

つい先日、月の引力と地震発生の統計を取った研究結果発表がありましたね。

月から影響は潮の満ち引きを起こしたりしますが、この影響が大きい時に地震が集中してるらしいです。

逆に影響が少ない時は地震も少ない。

これだけ続くって事は今が影響の大きな時期なのかな?

今後も数は減っても巨大な余震は想定されるので厳重な警戒をと発表があったばかり。

少なくとも年末年始は静かにグラグラしないで欲しいものですね。

年賀状って失礼?!

2012-12-30 15:03:52 | インポート

最近、身の回りで「年賀状止めた」という声を多く耳にするようになりました。

紙媒体から電子媒体に移行するケースが大半(要は年賀メールみたいな)ですが、中には来ると腹が立つという例も出てきてビックリモードです。

年賀状を貰うと「正月っぽくて嬉しい」的な私なのですが、考えさせられる意見も。

貰って嬉しさ半分、困った半分ってのは「自分の子供の写真を年賀状にする」というモノで、扶養家族も無く、その手で良くない経験(忘れたいのね)の当方としては送り手に感謝こそすれど、結構「見たくない迷惑」と感じるのも事実。

身内に送るならともかく、それ以外に送るのはちょっと考えて欲しいかな?

でもそんな昔から論議されてる「年賀状迷惑論」以外に急速に高まってる理由が「裏も表も全部印刷って失礼!」というお怒り論、これは聞くまで考えた事もありませんでした。

年賀状は心を込めてナンボ、せめて挨拶文等「自筆で書くのが礼儀」なのに印刷ポンっは何事か、とご立腹な方の増えてる事。

言われて今年の年賀状を引っ張り出したら、あれま確かに一筆も「自筆」が入っていないPC作成、又は印刷屋と思われる年賀状が半分近くですね(汗。

元を作っている(年賀状作成ツールとかは簡単ポン用で邪道かな)段階で心を込めてレイアウトしたのかもしれないけど、言われてみると確かに一筆も無いのは霞んで見えます。

これなら自分で文面を手打ちした年賀メールのが「ある意味」心がこもってると言えなくは無い、か。

更に、「心を込めないなら出すな、それだけ熱帯雨林の伐採が軽減する」と極論を拳握って説く輩まで出る始末(汗。

プリントゴッコが出た時も「手抜きだなぁ」と物議をかもした記憶がありますが、そろそろ「年賀状」という伝統行事(?)について考える時期に来てるのかもしれません。

時代と共に環境は変化する。

先日皮肉ったクリスマスだのハロウィン(これは出してないか)同様、新たに定着するもがあれば消えるものもある。

時代が「年賀状」の役目を終えたと判断するなら、それも時の流れの一つなのか、な???

うー、よく判らん。

判らんから頑張って出す。

互換インクを使わない私

2012-12-30 14:45:01 | PC

プリンターは独自のBJ方式を採用するキャノンから選びます。

私は互換インクを使いません。

もう何年も前の話しなので現状は変わってると思いますが、顧客にプリンターの納品もしてた頃、耐久性というか信頼性を故障比率で見るとEPSON製が不利でした。

当時はMD(アルプス)、CANON、EPSONの三つ巴で、他のメーカー品質はまだ追いついていませんでした。

最も素晴らしかった(と思っている)MDが市場から消えたのはステッカーを印刷していたRC愛好家にとっても残念だったと思います。

EPSONは真面目な作りは良かったが、一時期「カートリッジとヘッドが一体」という構造でハイコストなのが不評となり、顧客も自分も離れました(今は判りませんが)。

ノズルの詰まり苦情もCANONより多目でしたし(これも今は判りません、状況にもよるし)。

発色と定着という点はBJ式が一歩(半歩か)頭が抜き出るところで、これが愛用し続ける理由でしょうか。

CANONのプリンタにも故障はありました。

殆どが「互換インク」を使ってノズルにダメージが及ぶケースです。

ご存じの通り、BJ(バブルジェット)方式はノズルの中を瞬間的に高温にし、液体の熱膨張を利用してインクを押し出すというのが動作原理です。

他の製品のように機械的なポンプが存在しません。

この精度が印刷結果に結びついているのかも。

しかし互換インクを使うと「高温」という状況を経るためか、ノズルが詰まり「ヘッド交換」という高いリスクを負う事が多くなります。

統計比較を行ったところ、純正、再生、互換の順で故障率が上がっていったのを覚えています。

再生インクや互換を使うのであればEPSON製その他は問題無さそうですが、特殊な構造を持つCANONなら止める方が結果的に修理代を考えても安かった…、これも最近は判りません(笑。

印刷したものは経年劣化、特に色部がクスミますね。

熱を加えられたせいなのか不明ですが、同時期のディスクのラベル印刷を見るとEPSON機で印刷したものより頑張っているのが判ります。

とはいえコレはインクの種類(色数とか)によって同メーカー内でも変わるでしょうから参考程度で(笑。

最近は粘性の高いインクを採用するR社製が面白いかなと使っている方のを試させていただいたのですが、オフィス用途ならいざ知らず、アレでRC用ステッカーや写真画像の印刷をしようとはちょっと思えなくて…、残念。

ま、たまたま運で私がCANONに傾向していったダケかもしれません。

ともかく、人気機種が品薄となり、工場が休業するこの時期の「故障」は年賀状に追われる方には大問題になります。

だいじに乗り切らねば、ですね。