古い写真です。
まだ最初のジープの頃、キャンプ場でのスナップ。
峠に夢中になってた小僧が、友人のジープ(J53)に感化され一気に方向性を変えました。
まだ四駆ブームが起こる前、キャンプ場にジープが3台、ランクルが1台と集まると異様な光景に。
3年半、遊ばずお小遣いを貯めて購入したこのJ54は一番アクティブに活躍した一台。
黒いボディー(黒金だが)に黒い幌と、純正には無い色の組み合わせが後のハンドル名、「闇夜の烏」の由来となりました(笑。
ボディーにはロールバーをはじめ、いたる所に金属が剥き出しで、タープ等のロープを留めるには事欠きませんでしたな。
こいつの荷台に先のコールマンランタンがゴロゴロと転がってたワケです、はい。
自分のランタンを含めると3個のランタンが集まり、一番明るいツーマントルはいつも離れた場所に置かれて「虫寄せ」にと役割分担してたなぁ。
ガソリンランタンとたき火(直火不可なんて時代じゃなかった)の明かりは、更け行く夜には最高の場でした。
まぁ自分以外は全員、ベロンベロンに酔っぱらってましたが(汗。
このキャンプ場には「U字溝」が置かれてて、いつも借りて炊事をしてました。
ドブに使われるU字溝ですが、マキをくべると炊事にはとても重宝しましたね。
上に金網乗せれば飯盒でご飯炊けるし、肉や野菜など焼き物はもちろん、直火でやるモノはアルミホイルに包んで火の中に放り込むなんてのもできたりして♪
火力の強いマキはご飯炊くには最高だったなぁ。
火が二方向には逃げず、上に登るから普通のかまどより一気に炊き上がった気がする。
灰も簡単に掻き出せて、集めるのも楽だったし。
そんなだったからコンロは小型のコールマンだけで、用途はもっぱらお湯沸かし程度でした(笑。
思えばブランク15年位?
ネットを見ると直火ダメとか、下が芝生だから車は駐車場にとか、何か管理されてるような場所が多いようで少し寂しい。
フラっと気軽に行って、気ままにノタクタ楽しんでなんてキャンプ場、今は無いのだろうか…、キャンプしたいかも。