英国でも 「ビターラ S」 が来年早々に発売開始だそうです。
「ビターラ」、日本でいう 「エスクード」 。
その中で、ブースタージェット・エンジン を搭載する 流行のダウンサイジングターボ車です。
1.4Lガソリンターボ、残念ながらこのエンジンは日本仕様には無い。
無い というか、「まだ無い」 だとイイなぁ~ってのが本音(笑い。
やっぱり、1.6Lガソリンがいくら軽快(痛快)に上まで吹け切るとはいえ、国内では1.5Lを境に税金が変わるし、実用域のトルクが増す魅力は捨てがたい。
1.6Lガソリンの 「エスクード」 を試乗した印象は、「ヴェゼルHV」 のような ドライな走行フィールに近いと感じた。
トルク感はやや劣るとはいえ、エンジンのシャープさは 「エスクード」 の方が上だった。
サスペンションの「突っ張り感」 が強い 「ヴェゼルHV」 に対し、やや 「しなやかさ」 を感じるものの、微細な振動に弱いのは似た感じに思えた。
スポーツモードで激変するライトウェイト・スポーツカーのような 「エスクード」 に触れると、「ヴェゼルHV」 がエコを重視してる印象かな。
あくまで個人的な印象だが、都市部の ストップ&ゴー を延々と繰り返すシーンで 「エスクード」 はやや疲れそう。
低回転域の絶対トルクが細いので、頻繁にタコメーターの針が上下に跳ね回る。
同時にエンジンサウンドが勇ましく響く。
スポーツカーなら仕方ないが、SUVテイスト満載(?)のエクステリアをまとう以上、できれば低回転でユトリあるパワーが欲しいところ。
そんなワガママに役立ってくれそうなのが、「BOOSTER JET エンジン」 じゃないかな?
ガソリン 1.4L ターボ。
比較的燃費が良さそうだし、低回転域からトルクが出てる。
国内仕様にも、是非この 「BOOSTER JET 1.4」 を搭載して欲しいところ。
「エスクード」 の 「質感」 が一気に改善されるとは思えないけど(涙)、かなり面白い駆動系や足回りを持ったのだから エンジン にも 幅が欲しいところ。
それと、どんな改善が施されようとも 「安全」 を二の次にする スズキ の判断は納得できない。
「SX4 S-Cross」 辺りから 国内仕様で 次々と 各種エアバック が省略されている!(怒
他メーカーが 安全装備 「標準」 の方向に足並み揃い、その上で 先端安全機能を模索してるのに ダメじゃん スズキ!!!
「エスクード」 も海外仕様相当のエアバック、戻さないと評価ワルイと思うぞ。
以下は海外サイトの 「VITARA S」 、BOOSTER JETエンジン車です。
外観、走行シーンが入ってます。
エクステリアの大きな差は、フロントグリルの変更、LEDデイライト周りの ブラックガーニッシュの標準装備、ホイールの色がブラック、ロービームライトの周りが赤程度でしょうか。
走って爽快、面白い車だけに 安全装備 と 新エンジンに期待「大」。