冠水した道路を水しぶき高々と上げながら走るニュースシーンを見て思う。
エンジンが水を吸い、立ち往生してる車を見ると 更に思う。
「自身が運転してる車の吸気口の位置」 を考えてるのだろうか、と。
元々、クロカン車ばかりの私は エンジンの吸気口位置は日常的に確認していた。
オフロードコースのウォータースプラッシュで 判断誤り ウォーターハンマーで廃車なんてダサ過ぎますもんね!
普通の車の場合、改造しなければ多くはボンネット裏の前側辺りから空気をエンジンに送ってるハズ。
ある程度、水の深い所を走っても、この付近には空気の層が残ると聞いた事がある。
とはいえ、クロカン四駆のように大きなエンジンルームがあるワケではなく、ちょっと判断を誤れば簡単に乗用車は水を吸い込み、再始動不可能、最悪はエンジンブローで廃車となる。
スポーツカーを改造し、エアフィルターを交換なんてすれば、恐らくもっと容易に水を吸い込んでしまうのでしょうね。
車は空気をエンジンに送り、燃料と混ぜて発火させる事で 動力を得ます。
その空気は、エンジンルームの中で取り込む。
大水の中を走れば、エンジンルームの中にも水は入り込みます。
車を壊さないため、どの程度までが限界かを常に考えて水の中は走行して欲しいものです。
そのために、たまにはボンネット開けて確認したいもの。
因みに、ドラムブレーキを採用する事が多い軽自動車の場合、エンジンが回っていてもブレーキに水が入ってほとんど効かなくなる(又は片効き)事による事故のリスクも、理解しておくべきですね。
…片効きって、めっちゃ怖い…
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