とうとう始まったＳＸ４淘汰の動き

スズキから発表があった通りＳＸ４のラインナップに大きな動きが出ましたねぇ。正直、ＷＲＣのための意義もあったので一気に消滅すると思っていたので「一応継続販売」となったのは驚きです。
とはいえ今回のラインナップ見直しとは、その実「スポーツ系とSUV系に１車種ずつ残して全撤廃」というもの。更にエンジンも1.5Lのワンタイプのみとなりスイフトよりしっかりと作られて重たいボディにＡＴのみで2.0L廃止と、もういつ生産終了宣言が出てもおかしくないとしか思えない内容です。マニュアル設定があれば面白い車にバケるかもしれないけどねぇ。大きく魅力が削がれちゃったな。でも悪い事ばかりじゃないみたい。賛否両論あるだろうけど、センターにモッコリ盛り上がっていたインフォメーションディスプレイが消えてスッキリし、その機能がメーターパネル内にインストールされた。実はこれ結構重宝してた（前を見ながら外気温や時間、燃費が助手席からでも確認できた）のでメーターパネル下側に小じんまりしたのはどうなのかな？視界が少し広くなったという意味では正当進化かな？光る所はほぼ全て「赤」で統一されていた夜の車内が鮮やかになったのは良いと思うな♪メーターのレイアウトがポルシェみたいな半端に横に○３連から大○２つの斜め上に小○がそれぞれ配置されてる様はまるでフェラーリ３０８のように一昔前のヨーロピアンスポーツカーを思い出させるようなちょっとワクワクな感じ（笑）。基本綺麗な「青」のクラスターパネル内は赤より一気に洗練されたと思う。エアコンのパネルは旧型のが単純明快で良かったかもしれないけど今度は「カテキン・エアフィルター」付きだって♪全グレードに高度な安全エアバックが標準になってるのも○。但し私的に高く評価していたＥＳＰが設定無し（クライスラーの技術だからか？）になったのは走りの安全面で少し残念。後輪がドラムブレーキなのも．．．これは致し方なしかな。外観上での大きな違いはドアミラーにウィンカーが標準装備になった事（昔はオプションだった）。実はＳＸ４のウィンカーって後方以外は意外と小さくて視認性がかなり悪い。だからこの標準装備は外観のアクセントと同時に歓迎すべき変更だと思います。すっごく残念なのはリアシート。ダブルフォールディング式リアシートが通常の可倒式になった事。これで先ず間違いなく前輪を外しただけのマウンテンバイクを「縦てたまま車内に収納」は不可能になったと思われます。この時点で自分が選択する重要項目が消滅した事に。旧型で良かった(^ ^;;。ホイールは一新、同じ５本スポークタイプだけど新型のが格好良いかも．．．。このホイールのせいか全体的にモッサリしてたＳＸ４が引き締まった感じを受けます。キュートなスイフトとラグジェアリー（？）なＳＸ４、かな？もしこれからこの車を検討する方が居たら是非ともｉ-ＡＷＤ（４ＷＤ）を強くお勧めしたい。車名に４の数字があるようにこの車の良さはエスクで熟成された四駆の完成度が大きなセールスポイントな気がするんですよねぇ。さてどの位売れる？いつまで販売する？(^ ^;;;