雑なアップだなぁ。
あと、残った画像をまとめてアップです。
あ、これ ミニカー や プラモデルで良く見ますよね。
「トミカ スカイライン」 ですか。
ピンボケったのが残念。
この顔、市販車より全然 「鉄仮面」 なんですね。
「フェアレディ Z」 のレーシングカー。
アメリカで走ってたのかな?
右奥に現行(?)の市販 「フェアレディ Z」 が見えるけど、この ロングノーズ&ショートデッキ のフォルムが特徴の初代が好きだなぁ、私は♪
美しい 「カルソニック ブルー」。
これはとても有名なマシンですね。
「GT-R」 にバトンタッチするまで主力だった 「フェアレディ Z」 のマシンの テール。
後ろに見えるように、物凄い沢山のレーシングカーが トコロ狭し と並んでる。
スポンサーロゴが沢山貼られてたりして、とても華やかに見えます。
そんな中、一目散に向かったのが次の1台。
これですよ、コレ!!!
まさか日本にあるとは思わなかった。
「GT-R」 なんだけど、他のとはちょっと違う。
東日本大震災以降に付いた 「がんばれ!JAPAN」 があるって事は、2シーズン目の後期マシン?
ゼッケンに書かれてますが、これって 「FIA GT1」 というモンスターレースに参戦してた 「GT-R」 の一台。
他のチームに、日本人唯一で 荒 聖治 さんが参戦しているのを見て、自動車レースに再び興味が再燃した切っ掛けのひとつなんです♪
この後、荒さんは帰国し、SUPER GT に参戦中ですね。
「FIA GT1」 は、世界最高峰のツーリングカー的なもので、エンジンの最低排気量に達しないため、この 「GT-R」 もエンジンを換装しています。
5,500cc 以上である必要があるため、VK56DE をフルチューンして搭載してます。
恐らく、唯一の V8エンジンを積んだ 「GT-R」 なんです。
パドルシフトが使えなかったため、新たに 「シーケンシャルシフト」 を開発・搭載させたといいます。
4WD も禁止なため、600psオーバー(GT500より 100ps以上強力) のパワーを後輪で路面に伝えてました。
当時参戦したた他の車の面々から、とんでもなくハイスペックなウルトラスーパーカーの競演を楽しめました。
よく、SUPER GT のアナウンサーが 「世界トップのカテゴリー」 とか言ってますが、「凄いけど、それほどテッペンとは思えない」 って感じるの、この 「FIA GT1」 を知ってたからかもしれない。
現在、「FIA GT1」 は他のクラスに吸収され消滅してるため、こんなモンスターは もうしばらく出てこないかもしれないなぁ。
見れてメチャ嬉しい 「GT-R」 でした。
自由見学時間が終了、召集が掛かってホールを後にします。
そのシャッターの脇に、チョコンと 「GT-R」 のエンジンが展示されてました。
オートメーションに頼らず、一基ずつ 「手組み」 で仕上げるこのエンジン。
まるでピアノを調律するみたいな、芸術的な工程を経てるんですね。
ただね、「コレは凄い」 と思うんだけど、庶民が普通に楽しめる スポーツカー をほぼ全撤廃した 今の日産を考えると複雑に思うのです。
モデルの棲み分けが、どのジャンルも 「歯抜け」 みたいな感じで、必ずしも 「日産ファン」 を満足させる 「ラインナップに注力してる」 とはどうしても感じられない。
特に、海外はともかく(意外とちから入れてるよなぁ)、日本国内の 「とりあえず売れてるのだけ出しとけ」 的な扱いは 「小馬鹿にしてる」 とさえ感じる。
我が家も、「サニー 25th アニバーサリー」 「プリメーラ UK」 と、日産車を乗り継いで来た。
でも、今から 日産車 を買いたいとは なんとも思い難い。
どのメーカーも その 「色」 というか 「特徴」 が 必ずある。
良くも悪くも。
そうした 「個性」 みたいなものが、いつのまにか日産から薄れてしまったように感じるのは自分だけかなぁ。
この日産 座間は、現在 「工場」 としての役割を持っていない。
説明によると、あらゆる技術の発進基地 みたいな役割を担ってるのだとか。
あと、電気自動車の バッテリー開発・製造もやってるらしい。
今後、「日本 の 日産」 がどこへ向かうのか、その カギ が この座間にあるのかもしれませんね。
それでも、「ヘリテージコレクション」 として 試験公開する 日産は素晴らしいと思う。
お蔭で、昔乗ってた車(に近いもの)を間近に見て、物凄く沢山の思い出と、その頃に日産を楽しんでた自分を思い出す事ができました。
なんか、「おぎやはぎの 愛車遍歴」 って番組が、ウケまくってる理由がちょっと見えた気さえしてしまった(笑。
新車は、需要だけ満たせば良かろう みたいな雑にさえ見える(私には)日産ですが、ちゃんと自社の過去と向き合ってる姿勢って かなり嬉しくなる。
ココにある車は、年代に関わらず大半が 「動体保存」 です。
今でも動くって事、それを維持するって物凄く大変な事です。
…毎度、くだらんウンチクばかりだな、自分(汗。
「ヘリテージ コレクション」 は、もともと 地元の方に不定期で解放していたものを、現在は予約制で試験解放してるのだそうです。
営業日内のみのため、土日は(基本)やってないのがちょっと残念。
本格的なミュージアムとしてはいないため、観覧者の休憩施設みたいなサービスも無い。
そもそも、博物館としたら 無料じゃこんな素晴らしいコレクション、普通見れませんよね(汗。
今後、もっと拡充してより広く公開させるかもしれませんが、逆に終了する場合もあるワケです。
だからこそ、見る側もちゃんと係りの注意を守り、「公開してもコレクションの安全は守れる」 としないと、自分で自分の首を絞めかねないですゾ。
チャンスのある方、ぜひ 「日産 ヘリテージ コレクション」 を一度は体験してほしいな。
日産車だけでなく、日本の自動車史も感じられると思いますよ♪
ってな感じで、「昔の日産車、良かったなぁ~」 って呪文のようにブツブツ言いながら、SX4で帰路についたのでしたー。
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