今週の 「カーグラフィックTV」、いよいよ市販版の 「マツダ・ロードスター」 でしたね。
おまけに、比較用に 「ロータス・エリーゼ」 まで持ち出す凝り様(笑。
この春に横浜で市販直前バージョンで市街地&首都高速の試乗会が番組で取り上げられました。
今回は、完全市販版(全グレード、全ミッションの総組み合わせ)が、伊豆のワインディングロードを駆け巡ります、気持ち良さそ~。
雑誌、カーグラフィックから編集者が来て、ホンダ・S660 との比較を語る辺りも楽しめた。
う~ん、何となくイメージが湧くような、湧かないような(汗。
どうやらNDロードスターは、「気持ちよく走る」 という点で歴代モデルが大切にしてきた何かを明確に引き継いでるみたいですね。
見た目はガラっと変わりましたが、いつの世も 「ロードスターは変わらない」 って事かな?
ロードスター のリアには LSD や スタビライザーが付くのですが、MTのみでオートマには付かないんですね、知らなかった。
番組中では全員、これが無い方がシックリくると語ってます。
あった方がトラクションが掛かりやすく、横方向の踏ん張り限界も上がるのですが、今のロードスターはそういったものを求めるキャラとは少々違うらしい。
カリカリにコーナーを攻めるとかの サーキット走行時等なら 、このLSD&スタビ があったほうが良いハズだが。
どうにもイメージが湧き辛い ロードスター。
番組内に出て来る、「昔風の良いエキゾーストサウンド」 とか、「溜めを持ったハンドリング」 「軽快に噴け上がるエンジン(MTは軽量版フライホイールが付くとか)」、「運転していて変に疲れない」 等々のコメントから、目尻をつり上げてガンガン行く車とはかなり違うらしい事はうかがえた。
そういう意味なら、恐らく S660 や コペン の方が現代的で、若い方が積極的に好む車なのかもしれない。
コメントに、「新車で買えるクラッシックカー」 とか 「正常退化」 というのが出て来るが、この辺りがNDロードスターのあり様を如実に示しているのかもしれない。
「どのグレードが好みか」 という話しで、MTで LSD&スタビ が付かない、もっともベーシックなグレードが好みという点が多数となった点も興味深い。
アイドリングストップ無し、オートエアコン無し(マニュアルエアコンはアリ)、マツコネ無し等々、かなり思い切ったグレードだが、お買い得プライスもあって注目?
これは、いろんな車をある程度たしなんできた大人が 「リッチに楽しめるスポーツカー」 なのもしれない。
来月の試乗がより楽しみになってきた(笑。
比較試乗の 「エリーゼ」 は、案の定 「比較にならない」。
2倍以上の価格、F1にボディーを被せたようなシャーシ等々、ほとんど公道を走るレーシングカーですね(汗。
室内はとても狭く、助手席との距離は日本の軽自動車と同じ位か(男性同士では乗りたくないかも…)。
「一瞬たりとも気を許せない」 「ガンガン攻めろと車が後押しする」 「全くスキのないマシン」。
「物凄く疲れる」 という辺りからも、ロードスターとは対極にある リアルスポーツ ですね。
それこそ、S660 や コペン との比較に エリーゼ は面白かったのかも。
う~む、もう若いとは言えないから、きっと 「ロードスター」 は好みになるかな、自分は(笑
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