素敵な人に出会って、その人のあり方を感じるのが好きです。それは、対面・ライブでしかなしえないこと(いや、文章でもあり方は感じますけれど、種類が別の話です)。ファシリテーターとして参加させていただいた今日のピンクリボンカフェで、そんな出会いがありました。
セティ秀子さん、ヨガ歴40年で「椅子ヨガ」を考案なさった方です。
そして、参加者のみなさんもそれぞれに素敵でした。
椅子ヨガの後、ケーキを食べながら交流しました♪ 時間が経つにつれ、みなさんが溌剌としてくるのがわかります。
企画は職員さんがしてくださったのですが、去年「リンパを流す方法が知りたい」というリクエストがあったことをベースにしているそうです。新宿・戸山にある「暮らしの保健室」で今年6月にキャンサーキャラバンをパルシステムが企画した(ちなみに今日はキャンサーキャラバンの3回目です)ことにより、セティ秀子さんとのご縁が生まれたそうです。セティさんは暮らしの保健室で、認知症やがんを患っている方を対象に椅子ヨガをなさっています。ご自身でレッスンも持たれています。
セティさんはインドでヨガを学ばれたそうです。インドヨガには哲学があるとのことで、シンプルだけど深い言葉の数々がセティさんから飛び出しました!思い出す順に書いてみます。
- 「今日」という日を生きる
- ひとつのことを選択すると、他を捨てていくことになる
- 家族も大事だけど、自分ファーストでいい
- 身体と心はつながっている
- 身体が整えば、心も整う
- 身体が柔らかくなれば、頭も柔らかくなる
- 毎日5分でいいから続けると効果がある
- 続けるのは大変なこと
がん患者が対象となるヨガレッスンですので、セティさんは笑いを多めにはさみながら言葉を選んでくださったそうです。椅子ヨガ自体は、シンプルなポーズをしっかりと行う印象でした。それでいて脚がプルプルしたり、血流が良くなって身体と頭がすっきりしたりと、効果をはっきり感じました。ちなみに、ヨガのあと眠くなるのは正常なんだそうです。
パルシステムのケーキを食べながらの交流も、ヨガの話を中心に盛り上がりました。貴重なお話も聴けて、あっという間の2時間でした。
素敵な体験と出会いを、ありがとうございました☆
-- 追記です --
企画された方より、セティさんの言葉を教えていただきました。
「最後まで自分の足で歩けるように、それは自分で納得して人生を決めていく」
前半部分はそういえば昨日聞き覚えがあるけれど、後半部分は覚えがありません。とても深い!義両親をみていて、納得する部分があります。義父は、最後に入院する日まで自分の足で歩いていました。頭も比較的しっかりしていました。義母は、骨折し入院したら歩けなくなってしまいました。認知症でもあります。
うん。今眠くなったから仕事休憩してるけど、横になる代わりにヨガをやろうかな。