写真は、前回点滴をしたときに飲んだ銀座千疋屋のフレッシュメロンジュースです。
お値段は800円+税。最初買うのをためらったけど、これがめちゃくちゃ美味しいのなんの!なにしろ、生のメロンを3/8個もミキサーにかけちゃうんですから。千疋屋のメロンって、サイトを見ると1万円は下りません。それを考えるとむしろお得?千疋屋はかかりつけ病院の近くにあるので、行けるチャンスを常に狙っています。
さて、治療のことを書きましょうか。
一昨年の秋、聖路加国際病院に転院してから、時系列で、分子標的薬・イブランスを1年4か月、飲み薬の抗がん剤・TS-1を3か月、点滴の抗がん剤・アブラキサンを2か月強してきました。
分子標的薬は体の負担が少なく、とても快適でしたが1年ちょっとで効き目が悪くなってきました。それと、家計にも医療保険にも多大な負担がかかる薬です(医療保険さまさま!)。
娘の受験がひと段落するのを待ち、飲み薬の抗がん剤に切り替えました。点滴か飲み薬か迷った末、飲み薬の方が体への負担が少ないと思ったのです。この薬は、基本的には4週間服薬して2週間お休みするサイクルです。副作用もいっぱいあって、お薬の説明と体調を記録する冊子をもらいました。
最初は効きました。がんのいや~な腹痛がなくなったのです(腹膜その他に転移しています)。でも、それは最初の1か月だけ。やがて腹痛は復活、副作用が強く出て、食欲不振、吐き気、下痢のオンパレードに苦しみました。あまりにつらいので減薬したり度々休薬したりしてしのぎました。常に空腹で力も出ず、布団に倒れ伏してはスマホゲームばかりする毎日でした。たまに仕事でPCに向かおうとしても、布団に再び戻る始末です。激やせし、去年の秋から体重が10kg近く減りました。でも、元が元だけにやっと標準体重です(笑)
3か月経ってCTで薬の効き目を評価してもらったところ、「あんまり効いてないね、副作用も強いし」ということで、点滴の抗がん剤に切り替えました。こちらは3週間おきに通院して点滴します。今週月曜日に、4回目の点滴をしてきました。
初発の抗がん剤(2013年)の時にはせん妄が出て、大変でした。これが怖かったのと髪の毛が抜けるので、点滴には抵抗があったのですけれど、せん妄も出ずほっとしています。そして、点滴後1週間くらいは副作用が出るのですが、飲み薬の抗がん剤で体調どん底を経験しているので案外平気。がんのいや~な腹痛が再び治まり、食欲も出て、元気に過ごしています。やっと何かやろうという気になってきました。
ただ、新型コロナをはじめとする感染症には、気をつけないといけません。
外出はできるだけ控え、分不相応ですがタクシーで通院しています。