ずいぶん前の記事になるけれど、女性手帳が話題になった頃
朝日新聞に秀逸な記事が載りました。
クリッピングし損ねていたところ、デジタル朝日で発見。
備忘録がわりに貼り付けます。
(耕論)産めよ増やせよ? 野田聖子さん、池上清子さん、北原みのりさん
それぞれの立場の論者の意見が読めます。
各見出しのみご紹介します。
■日本人増えれば国が再生 自民党総務会長・野田聖子さん
■目指す社会を描くのが先 前国連人口基金東京事務所長・池上清子さん
■女に責任を押しつけるな コラムニスト・北原みのりさん
見出しのみですと、誤解がまかり通りそうなので、
ぜひ中身も丁寧に読んでほしいです。
その中でも私が一番共感&感服したのが
池上清子さんのご発言でした。
***
女性手帳については、話題が出たころ、記事を書いて
アップ前に飛ばしてしまった苦い思い出があります。
こちらの関連情報は、内閣府の
で読めます。
わたしは、女性手帳関連のところだけ拾い読みしました。
確かに、ヒトは哺乳動物ですから、いくら大脳が発達しても
寿命が延びても
動物という肉体(卵子)の劣化は 避けられません。
そのために、早めに妊娠してね~、
40歳過ぎると、不妊治療をしても効果は薄くなりますよ、
不妊治療はメンタル面が大変ですから。
という事実と医療側の危惧、
そして財政難から効果が高い層に 助成を振り向けたい、
という政府側の意志が存在することを読み取りました。
でもそれは、政府が個人の生き方に介入する違和感にもつながります。
この点に対するカウンターパンチが、
池上清子さんの冷静な分析と弁舌で、見事に決まりました!
個人的に、拍手喝采なのであります。
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