拙ブログ過去記事、
の姉妹編です。
今、とあるPTA文書を修正中です。コーラスフェスタの実行委員・書記をしていて、綿々と受け継がれてきた文書をみています。
持ち回りのフェスタ運営で、長年ちょっとずつ直されてきた文書は、突っ込みどころがどうしても出てきてしまうようです。
その中でも気になったポイントは、
- 「必ず」という強制をよくつかう
- 謎の上から目線
- 回りくどい表現（わかりづらい！）
- 2つある注釈の内容がダブっているうえに、内容が矛盾している
- 丁寧なようでいて押しつけがましい
- 主旨がずれる表現をくりだす
- 「PTA会長 様」
はぁ～・・（ため息）。まぁ、ちゃっちゃと直していきますか！
またもや、謎の怪文書登場〜〜(笑)でしょうか？
理由の一つには、単純に、それに慣れていない方々が
多いのではないかと思われます。
それとは、すなわち、オフィシャルな文書のこと。
大抵、ビジネス用の文書にはひな形が有りますよね？
でも、案外に、ビジネス用の定型文を日常的に
作成する業務をこなしていた経験者は、さほど
多くはないのでは無いでしょうか？
私ごとで言えば、実はワタクシ、業務ではじぇんじぇん、作成した経験がございません。笑。
新卒で入社した会社では、一般事務ではなくて
電算室と云う入力事務が任務の所属でしたしね。
その後は、販売職に転職したので、結局の所
オフィスで一般事務をする機会はありませんでした。
ですから、スキルがある人達ばかりではない
保護者の集団を、更に、一般社会での経験がない
多分、副校長先生辺りが指導すると云うか？
サポートする形で、PTAは運営されている場合が
多いのではないでしょうか？
そこへ、更に、余計な思惑が頭をかすめて
ヘンテコ文章が出来上がる…いっちょあがり〜〜♪笑。
余計な思惑とは…？
あまり、堅苦しい表現は避けたい。
だって、子供達が通う学校の関係者(PTA)の文書だから。
でも、やんわりと脅しをかけてるのは、伝えたい。
だって、折角、お便りを出して参加のお願いやら
何やらしているのに、効果が無かったら嫌だから。
簡単にスルーされないように、ちょっとスパイスを
効かせときたい。等、等。笑。
私が思うのは、多分、「主語」がはっきり自覚
されていない文章だからではないかと云う事です。
どんな立場からの発信なのか？
PTAという存在そのものが、曖昧な存在なので
学校の先生が、児童や生徒に対しての命令口調で
物を云う調子が出たり…。でも、あまり、上から
目線も嫌われるのでと、敢えて、くだけた言い方を
してみたり。だけど、なるべく効果がある文書に
したいからという気持ちが、押しつけがましい
言い方になったり。笑。
…でも、ひょっとして、わざと、野暮ったい
洗練されていない文章にしているのかも
知れないと思ったりもします。笑。
それは、読み手を安心させる為…。
この程度の、文章で良ければ、私でも出来るな、
怖がらなくていいなと保護者を、PTAに参加させる為
ハードルを低くしているのかも知れません。
時々ね。わざと、新人のパートさんの前で
小さな失敗をしてみせる事があります。笑。
と云うか？あえて、ガチガチに緊張している新人の
気を楽にする為に、ちょっと、ドジを踏んでみせる。
そうすると相手は気が楽になって、肩の力が
少し抜けて、返って、いいパフォーマンスを
みせるようになったりするので。笑。
…脱線してしまいました。笑。
今回のエントリの趣旨は、そういったレベルの
話ではなく、読み手がちょっと不愉快になって
しまうほど、ヘンテコな文章になってるよ！
と云う事ですよね？
うーむ。やはり、スキルの無さと邪心のせいかも？
邪心とは、ほれ！ やりたくなくても、やらせたいとの
強制する心の事でございます。
あのね。ビジネスの世界でも、ヘンテコな文章が
見受けられることがありますよ。笑。
それはね。
たとえば、お店やホテル、通販での解約とか
とにかく、会社側ではあまり歓迎したくない事が
発生した時の対応についての、お知らせ的なものです。
サラッと分かりやすく簡単に言うスタイルの場合は
消費者にとっては、ありがたいですが。
一番、分かりにくい業界は、携帯電話会社の
契約です。笑。
多分、社員でも、全てを理解している人は
先ず居ないと言っても過言では無いと思います。笑。
我が家では、大手3社との利用経験がありますが
その全ての会社とトラブルになりました。爆。
だって、絶対と言ってもよいほどに、こちらの
質問に的確な答えが返ってきた事が無いんだもの。
多分、あんまりにも、色々なオプションやら
競合他社との駆け引きでプラスして複雑に
なり過ぎた取り引き形態を、誰も把握出来て
いないからでしょうね。
一つの質問を、偶々、３回してみたら
全部、違った答えが返ってきてのけぞった事が
ありますよ。(同一の会社の電話案内です。)
ストレートには、書けない。書きたくない。
だけど、言外には、匂わせたい思惑がある場合に
どうしても文章は複雑になり、嫌らしい感じになる
気がします。
ほんと、minminさんのおっしゃる通りだと思います。
ビジネスばりばりの人は、
PTAにあんまり寄り付かないイメージがあります。
忙しいから、活動日の決まった軽い役割を
引き受けて、さっとやって波風立てずにおさらば。
そんなイメージです。
その結果、PTAをやる人は
とにかく前の人が作った文章を日付だけ変えて
出せばいいや～
それでお仕事すむや～
必要なとこ、ここだけ変えればいいよね～
という感じで、文書の全体を見ないのでは？
minminさんのほうがよほど深く考察して
くださっています。
> うーむ。やはり、スキルの無さと邪心のせいかも？
> 邪心とは、ほれ！ やりたくなくても、やらせたいとの
> 強制する心の事でございます。
これが、一番の原因かも。
件のコーラス関係のメタメタな文書は、
箇条書きからなる参加申込書のほうでした。
文章からなるコーラスフェスタ参加のお誘いのほうは
慣例で「PTA会長 様」となっている宛名以外は
文句の付け所がない、立派な文章でした。
読み込まないと要点が把握しづらいのが
もったいないけれど（あれ、文句付けてる(笑)）。
プライベート文書でも、きちっとした型が
ちゃんとあるのにな～・・と思いますです。
なるほどなぁ～！
携帯電話の２年縛りとか、嫌らしいなと思います。
悪条件を受けないと、電話、契約できないんですもの。
思い出した！
とある大手生命保険会社の個人年金を
付き合いで契約して、解約したときのことです。
解約申込書と一緒に送ってきた返信用封筒が、
解約申込書よりほんの一回り小さくて
大変入れづらい！！
顧客に解約をあきらめさせようという悪意を
感じてしまいました。
ほんっと、嫌らしいなぁ～と思いましたね。
私は書類をむりやり詰めて送ってやりました。
文書より陰険なケースだと思います。
でも所詮素人集団なのでこういったことも多々ありますし、イライラすることも多いですよね。でもこのブログの文章自体が上から目線で嫌な感じ。
私の文章から「上から目線」をお感じになったとのこと、フィードバックありがとうございます。私、修行不足かもしれません。
しかしながら、私が発見した問題点をあげ、自分なりに状態を報告し分析するといった行為自体を「上から目線」とおっしゃるなら、心外です。
＞所詮素人集団なのでこういったことも多々ありますし
それはもちろん、言わずもがなです。
そして私も素人です。
でも、おかしいと思ったことを「素人だから」といって見過ごすことは、私の性分に合いません。自分のできる限りの力において、自分の責任で、直せるところは直していきます。それが私のオシゴト方針です。
この、「直せるものは直す」という私のスタンスをもって「上から目線」と評されるならば、やはりこれも心外です。
ついでに申し上げると、PTAがなんらかの権威をまとっているかのようなPTA文書は、私は大嫌いです。任意団体なのですから、PTA文書は、対等な相手への「お願いベース」で作成するのがよいと思っています。
あなたは私の文章のどういう点から「上から目線」をお感じになったか、具体的に教えていただけますか？
初めまして。maimaiと申します。
今まさしく、子ども達の通う学校のPTAから配られた、“来年度の役員選出について”的な手紙を何度も読み返して、どうしてもモヤモヤが取れないでおりました。
文面に:
役員と聞くと責任が重いように感じるかもしれませんが、子どもを思う親の気持ちがあれば十分できる活動です。
と言うようなことが書かれていました。
でも、それって、“子どもを思う親の気持ちがあれば十分出来る”って、誰が決めるのだろう…そう言う事が得手な人も居れば、不得手な人も居ますよね。
むしろ、その気持ちがなくても井戸端会議が好きな人であれば、楽しくできそうです。
と言うか、どうせくじ引きで決まるのだから、その手紙にクドクドと書かないでもらいたいくらいです。
少ない人数で回さなければならないものだからこそ、高圧的な手紙の内容ではなく、謙遜に行ったらどうなのだろう？と思ってしまいます。“堅苦しく、重く考えなくても大丈夫です。”くらいな…
どうしても今回の“手紙”にモヤモヤしてしまい、猫紫紺さんのサイトに辿り着きました。
ようこそ、いらっしゃいませ～♪
御コメントのタイムスタンプを見て、驚いてしまいました。寝不足は大丈夫ですか？
PTA役員選出の文書に、よっぽどモヤモヤなさったのでは…？
＞役員と聞くと責任が重いように感じるかもしれませんが、子どもを思う親の気持ちがあれば十分できる活動です。
ホントこれ！もやもやしますし、失礼な言い方だと私も思います！
maimaiさんおっしゃるように、
＞“子どもを思う親の気持ちがあれば十分出来る”って、誰が決めるのだろう…
です。
PTAでも何かのサークルでもなんでもよいのですが活動に参加すること、家事をやること、病気の治療を拒否すること…つまり人がなにかの行動をする【動機】というのは、人それぞれで、何だっていいものです。
このPTA文書の失礼な点は、動機を勝手に本部が決めつけてくることです。そして、人の内面に土足で踏み込んでくることです。
「私とあなたは違う人間。私の心とあなたの心は別のもの。価値観も当然別のもの。人格は別ものと認識し、互いに尊重しあいましょう」というのが、民主主義の基本の考え方だと思います。
件の文書はその意識に欠けています。PTAあるあるで、「私とあなたは同じ、私にできるんだからあなたにもできる」という、村社会（世間）の同調圧力が“子どもを思う親の気持ちがあれば十分出来る”という言葉から、透けて見えてきます。
私は“子どもを思う親の気持ちがあれば十分出来る活動です”とか言うくらいなら、活動実績表を作って具体的な内容を呈示してください、とか思っちゃいます。
文書のキモチワルサ、紐解けたでしょうか？
何よりも先ずは、ご返信頂きまして有難うございます。
コメントさせて頂いた当時は、お察しの通り、あまりにもモヤモヤしており、夜中に勢い余ってコメント書き込みの実行ボタンを押してしまったのですが、その後、猫紫紺さんの最近の投稿を拝見して息が止まりそうになりました。
お察し致します。
その様な中頂きましたご返信コメント、重ね重ね御礼申し上げます。
お陰様で、モヤモヤは晴れませんが、自分のイライラポイントは理解しました。
それにしても私、どうしても当該勧誘？“お手紙”の文面が気に食わなくて、逆にその役員になって、変更してやりたいくらいなのですが、何せ0歳の乳児がおり、役員になったら、彼女をどうするか悩みどころです。
立候補こそしませんが、万が一、くじ引きで役員に当たったら、どっかの議員さんじゃないですけど、会議に乳児を連れ込んでやろうかな…と本気で思ってます。
幸い、「会議に乳児連れ込み禁止」とは書かれていないので…
などと、何となく否定的な考え方をしてしまっていますが、今後約5年掛けて、自分のPTAに対する考え方を何とか肯定的に修正出来るようになりたいな…と、思っております。
いえいえ、どうぞお気遣いなさいませんよう。むしろコメントいただいて嬉しかったです♪
がん患者って、案外元気な時もあるのです。特に私はステージ４なので、がんと闘うというよりは、がんと共存する段階に入っています。治療も軌道に乗ってきているので、疲れやすいですが落ち着いています。
ものの本によると…
１）がんは慢性疾患
２）QOLをいかに落とさずに治療するか
がポイントのようです。
さて、私のような外野者がいうのはおこがましいのですが、会議に乳児連れ、ぜんぜんありだと思います。お子さんの性格にもよりますが、大人しく寝てくれる子の場合、探索行動が始まってうろちょろする２歳児よりは会議がやりやすいと思われます。
ただ、そのへんの考え方は、所属なさるPTAの方針があると思いますから、様子をうかがわれるのがよろしいかと。役員選びの時、もしも当てられてしまったら、子連れのことを質問なさるなり、家でできることでも大丈夫ですか？と質問なさるなりできると思います。
本来なら、くじ引きで委員を決める時点で、乱暴だ！と思ってしまう私なのですが…どうしようもないこともありますから…
蛇足ですけれど、娘がいた小学校のPTAは、子連れOKでした。PTA室にはおもちゃや絵本までありました。
maimaiさん、どうぞご安全に。
PTAで嫌な思いをなさいませんようお祈りします。完璧なPTAなんてないと私は思っていて、人の巡り合わせや慣習などからPTAの印象は左右されます。
PTAをなんとかしたいと思って運営している人もいます。けれど大抵は善意のものを知らない人がPTAを運営していることも多いようです。