勉強に来ています。オランダ在住の教育研究家、リヒテルズ直子さんのお話しです。オランダは、子どもの幸福度が高いそうです(UNICEF調査)。
世田谷の学校が変わるとき~子どもの幸福度No.1の教育制度をヒントに~
どんなお話しが、聴けるか楽しみ。
***追記です***
リヒテルズさんによると、日本の教育は世界に比べて3周遅れ(!!)だそうです。
オランダの教育実践例とその意味をたくさん伺いました。その中でも一番の凄みは、当のオランダ自身が、「正しい教育」などない、とし、多様な教育を保証していることです。そして保護者は、多様な学校を自由に選べます。
講演のあと、グループで歓談する機会がありました。たまたま同じグループに世田谷区の教育長、堀 恵子氏がいらっしゃり、「私達の目指す方向性と同じ、推進の力になった」とおっしゃいました。
力強いお言葉です!
***151206追記です***
ハフィントンポストに、保坂区長の手による、このイベントの様子と意味がレポートされています。下記にリンクします。
オランダって凄い国なんですね!
そうです!そうです!
何が正しいか?
なんて、その子の人生のずっとずっと先の将来に
どんな教育が、どんな形で実るのか?
そして、それを誰がジャッジして、白黒をつけるのか?
そんな傲慢なこと、誰にも出来やしないでしょうから。
学校教育を修了して一安心したとしても、人は一生
その人生で、様々な形で、学んでいくものでしょうから。
ただ、出来れば、人生の最初の頃の人々との出会いの中で
自分という人間を信じること、一人一人が集まって集団に
なること、独りでいるのも素敵だけれど、仲間がいると
更に楽しく活動出来る場合もあることを知って欲しいですね。
「正しい教育など無い」と、ハッキリと分かっている事が
凄いなぁ。万人向けという便利なものはありませんものね。笑。
どこで読んだ情報か? 忘れてしまいましたが(爆)
日本の教育は、産業界か、何かの生産性を上げる為に
ある一定の教育水準の国民が欲しかったからだとの説が
あるそうですね。
マンションの杭打ちのデーター流用の件や、有名外国メーカーの
排気ガス規制データー偽装の件のように、自分の属している狭い
世界でのみ通用する正義と、後の世までを見据えた物の見方とを
常に冷静に考える事が出来るチカラを手に入れることが
本来の教育ではないかと思います。
本当は、その事を充分に理解している筈の方々が
関係していたのが哀しいですね。
御コメント、我が意を得たり!です。
そして、リヒテルズ直子さんのおっしゃっていることと
共通しています。
それにしても、こんな短い感想から
ここまで読み取れてしまう、minminさんはすごいです。
>ただ、出来れば、人生の最初の頃の人々との出会いの中で
>自分という人間を信じること、一人一人が集まって集団に
>なること、独りでいるのも素敵だけれど、仲間がいると
>更に楽しく活動出来る場合もあることを知って欲しいですね。
本当にそうですね。
ここの部分、テストで計れない部分の人間の能力を
そだてる、人としてはもっとも大切な部分だと思います。
>日本の教育は、産業界か、何かの生産性を上げる為に
>ある一定の教育水準の国民が欲しかったからだとの説が
>あるそうですね。
ここは、リヒテルズさんから言及がありました。
日本の教育と言うわけではなく、世界的な現象で
産業社会においては、工業等の生産性を上げるための教育
だったそうです。
それが、産業社会⇒市民社会 へ変換するにつれ
人に求められる能力が変わって行っているそうです。
市民社会に必要なのは、「多様な価値観(異文化)を
受け入れ、他者と協働する世界市民の形成」
だそうです(^^)
そのための「民主的シチズンシップ教育」というのが
あるそうで、これもまたすごいなと。
むりやりPTAに結び付ければ、この
「民主的シチズンシップ教育」の大人版こそ、
PTAの本来の姿のひとつだと思いました。