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年金財政はどうする?

2022-11-03 15:22:50 | 予算の使い方

  人口減少時の収支バランスむつかしい⁉

 団塊の世代とは第一次ベビーブームがおきた時期に生まれた世代を指すという。戦後の1949年までに生まれた人たち世代だ。それ以降はこの出生数を超えられていない。

 年金制度が昭和22年頃に始められて以来、その収支は黒字続きだったとか。ところがこの団塊の世代の人達が、年金を受取り始めてから赤字に転じたという。日本では、2020年の出生数は約85万人、ずっと減り続けているという。この人たちが平均寿命、仮に90才とすればその際の人口は凡そ76.5百万人。現在の120百万人と比較すれば、その差が大きいことを知ることができる。この事は年金を受取る人が定年前の支える人達よりも多いことを示している。

 2022年現在年金を受取る人、その年齢を60・65・70才からに散らして財源不足対策しようとしているようだ。さらに財源を増やそうと厚生年金適用事業所を被保険者総数500人超から100人超へと拡げ、また短時間労働者について雇用期間を1年以上から2ヶ月超へと拡げようとしているよう。

 年金を高齢時の生活の糧としようと考えてきた私や多くの高齢者にとって、人口減少時であっても年金財政は収支バランスを成立させてもらうことが必要だ。しっかりお願いしたいと思う。

 さて、政府と日銀は協力しているかは不明だが、円安政策をとっている。1年前USドル110円だったが、現在147円となっている。20万円/月の年金額は約15万円/月のUSドル価値となっている。この事は日本人の労働価値がこの割合で下がっている事であり、また資産価値も同じであり、世界の中の日本GDPも下がる。日本は大丈夫ですか。武力も現在のウクライナでの戦争状態を見ると大切だと感じられる。しかし日本は高いGDP順位を旗印や財源として戦後70年を航海してきた。今は其処にある。この事を念頭に置くことは大切だと思う。

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