蓮心堂〜セルフメンテナンスを心がける大人の為の隠れ家的な中医学サロン〜

「健康は美の大前提」 
カウンセリング・かっさ・薬膳料理教室・セミナー等を通してあなたの快適生活をサポートします。

龍眼肉

2012-02-01 | ショッピング
龍眼肉


漢方薬です。

と言うと、「も、も、もしや龍(に似た動物)の眼のに…」と思う方もいるかもしれませんが、果物です。

ライチと似た感じの果肉で皮は薄いくすんだ黄色で小ぶりです。見た目が龍の眼の様なのでそう名づけられたようです。



生薬はからっからに乾燥させたものを使います。

血を補い、血を補う事で精神を安定させます。温性なので身体を温めます。



教室では「ナツメと龍眼肉のお茶」で使いました。

このお茶、女子にオススメのお茶なんですけど参加者全員気に入って下さりこちらも嬉しく思っています。

身体を温める作用があるので寒い時期にオススメのお茶ですが、生理の後に飲むと身体が喜ぶと思います。


生理後は気も血も少ない状態ですからね。




龍眼肉はライチ同様暖かい地域で育ちます。

これは台湾で購入した台湾産の龍眼肉です。

食品として売っているモノなのでややねっとり。カラカラには乾いていません。プルーンほどはねっとりしていませんけどね。(よって薬としての効果を期待できるものではありません)



「ナツメと龍眼肉のお茶」を作る時はほぼ同量ずつ使います。

こちらは

100円/10g でお分けしています。



「ナツメと龍眼肉のお茶」

を作る方は、下記のレシピと作り方を参考にどうぞ☆




<ナツメと龍眼肉のお茶>

ナツメ10g、龍眼肉10g、水3~400㏄

1、ナツメと龍眼肉をさっと水洗いしてから2~30分水に浸ける。

2、鍋に①を入れ火にかけ、沸騰したら弱火にして10~15分程煮出す。


以上です。

煮出した後のナツメと龍眼肉は食べれます。そのものの味を楽しみたい人は煮出す時間を短めにしてもいいですね。

上記の量で2~3人分です。1人だと一日の最大量かな。度を過ぎるのはよくありませんから…





それでは

ご入用の方は本人まで連絡をお願いします。
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なつめ

2012-02-01 | ショッピング
おまたせしました!

教室で大人気の棗(ナツメ)をようやく紹介できることになりました~


生薬で使われるナツメは大きい品種で生薬名も「大棗」となっています。

気を補う事で血を養い(気は血の原料でもあるのです)、血を養う事で精神を安定(精神活動のエネルギーは血)させます。血が不足した状態を中医学では血虚といいますが、これは貧血とは異なる概念です。

身体全体に流れている血の量が少ないと考えればわかりやすいでしょうか?

もっとわかりやすく言うと、毛細血管が少ないとか…  実際はどうなのかわかりませんが、そう説明すると理解してもらいやすいのです。



と、色々書きましたが、これはあくまでも生薬「大棗」でのお話。

教室で使っているのは小さい品種の棗です。「紅棗」と言います。「大棗」も同じように赤いのですが、たぶん中国語での名称は一文字よりも二文字が好まれるので「紅棗」となっているのだと思います。



どうしてこの小さい品種を使っているのかと言うと、美味しいから なのです。

薬としてではなく、食品として使うのですからやはり美味しさ一番!効能については、似た様な効能が得られると嬉しいな~と言う期待のみ。




今までに教室では「緑豆のお汁粉」、「サムゲタン風鶏のスープ」、「ナツメと龍眼肉のお茶」で使いました。

どれも好評で、特に「ナツメと龍眼肉のお茶」は大好評で飲んだ方全員その場で購入されました。



ナツメは女子には嬉しい食材なので気に入ってもらえて嬉しいです。

いくら身体によくても美味しいと感じなければ勧められませんからね。




さてさてこのナツメ、台湾で買ってきた台湾産のナツメです。自然栽培(農薬や肥料をなるべく使わず自然の状態に近い環境で育てる)のものなので少々お高めですが、自分一人のお茶タイムにもいいですよ☆

もちろん、新しい食べ方もどんどん試してみて下さい。


注意:補う食材なので風邪や炎症があってバイキンを外へ追い出さなければならない時には食さないように。また、身体を温める作用がある為体内に熱がたまりやすい人(子供も)は控えめに。


150円/10g でお分けしています。

(10gはだいたい7~8個です。)



ご入用の方は直接本人まで連絡をお願いします。




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ゆり根

2012-02-01 | 日記
1月の料理教室で作った「ゆり根入り茶碗蒸し」はとても好評でした。

「まだ食べた事がない!」

と言う方もいたのですが、

「大好き!」と言う方も数名いて、私も含め食べた事ある組からは「芋、栗、南瓜が好きなら絶対好きな味と食感だよ」と言う声が。


そして、「芋、栗、南瓜大好き!」な食べた事ない組は「大好き!美味しい~」ととても気に入って下さいました。

ヨカッタ♪



料理教室で使う食材は私が普段からお世話になっている「パルシステム」の宅配で購入することが多いのですが、このゆり根もパルシステムのもの。

パルシステムでは今のところ年に一度しか購入機会が無い為(確か112月下旬)いつも2~3個購入するのですが、今回は教室で使う分も含め沢山買いました。

毎年ゆり根入りの茶碗蒸しは絶対に作ります。




日本で茶碗蒸しといえば、鶏肉、かまぼこ、三つ葉、銀杏、人参、、、、と具沢山ですが、中国の茶碗蒸しは「具なし」です。ダシさえ使わないで水で割る事も少なくないそうです。

で、上からアンをかけるらしいのです。




ほほう、なるほどね。

それを聞いてからは、我が家では具にこだわり無く、具なしでも具が1種類でも気軽に茶碗蒸しを作るようになりました。

具に季節の素材を使うと「栗ご飯」とか「豆ご飯」みたいに季節を感じる一品になりなかなか良いですよ。



さてさて話がそれてしまいましたがゆり根。

乾燥させたら生薬になるのですが、中薬学の教科書では「補陰薬」の欄にのっています。

補陰…陰を補う。

主に肺と心の陰を補います。肺病(肺炎や肺結核等)を長く患い弱っている時の回復期、肺が弱っていると、ちょっと動いただけでゴホゴホと弱々しい咳が出る(老人に多い)のですが、そんな時にもオススメです。

そんな症状が無くても乾燥の秋を過ごして傷んでいる肺を補うのに良い食材ですから、自然の恵みを美味しくいただいてください。肺の陰が不足すると咽喉や肌も乾燥するので、これらの乾燥が気になる人には嬉しい食材です。


また、心を補う事で精神を安定させる作用がある為精神不安にる不眠にも効きます。




これは生薬での話しなので、生鮮品の場合は…

薬事法の関係でこの辺は曖昧にしておきたいところですが(汗)、

少しくらいは効果を期待できるのでは?と思います。



そんなに沢山しょっちゅう食べるものではないですから、1年に数回季節の味覚として楽しむのがいいと思います。

秋冬は陰を補うのに最適な時期ですから、是非この時期に!

我が家でも残りの1個を立春までに食べきるつもりです。



それではまた~




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