信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村議会12月定例会本会議&全員協議会

2024年12月17日 | 生坂村の会議
 12月17日(火)午前10時からは12月定例会最終日の委員長報告、採決などが行われ、提出しました全議案をお認めいただき私の閉会の挨拶で全日程が終了しました。


△▽ 総務建経常任委員会 山本委員長の委員会報告と社会文教常任委員会 島委員長の委員会報告の模様です。


 「福祉医療給付制度を国に制度として確立することと、医療費助成に係る国民健康保険の国庫負担軽減額調整措置をすべて廃止することも求める陳情」に対して、委員長報告された島議員が意見書の提出を求め反対討論をし、望月議員が委員会で決まった資料配付として賛成討論をされ、賛成6人、反対1人の賛成多数で可決されました。


   令和6年第4回生坂村議会12月定例会追加議案の説明

 それでは、12月定例会最終日の委員長報告、採決等でお疲れのところですが、追加議案のご審議をお願い申し上げます。
 議案の説明に付きましては、条例案3件、予算案4件の計7件であります。

 議案第55号  議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案
 この議案は、一般職の給与改定に伴い、議会の議員の期末手当の額(率)を改正するため、条例の一部を改正するものであります。

 議案第56号  特別職の職員で常勤の者等の給与に関する条例の一部を改正する条例案
 この議案は、一般職の職員の給与改定に伴い、常勤の特別職の期末手当の額(率)を改正するため、条例の一部を改正するものであります。

 議案第57号  一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案
 この議案は、令和6年度人事院勧告を踏まえた、一般職の職員の給与改定を行うため、条例の一部を改正するものであります。

 議案第58号  令和6年度生坂村一般会計補正予算(第6号)
この予算案は、既定の額に8,880千円を追加し、総額を3,418,469千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入では地方交付税を8,880千円増額し、歳出では給与改定に伴う各科目の人件費、総額8,880千円を増額するものであります。

 議案第59号  令和6年度生坂村福祉センター特別会計補正予算(第2号)
この予算案は、既定額に104千円を追加し、総額を120,327千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入では繰入金を104千円増額し、歳出では給与改定に伴う人件費を経営管理費で104千円増額するものであります。

 議案第60号  令和6年度生坂村介護保険特別会計補正予算(第3号)
 この予算案は、既定額に68千円を追加し、総額を329,987千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入では繰入金68千円を増額し、歳出では給与改定に伴う地域支援事業で68千円増額するものであります。

 議案第61号  令和6年度生坂村簡易水道事業会計補正予算(第2号)
この予算案は、給与改定に伴う人件費を301千円増額するもので、収益的支出の総額を74,499千円とする補正予算であります。
以上の議案でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げ、議案の説明とさせていただきます。

 上記の追加議案が全員賛成で採決された後、議会から発議第11号「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案」が提出され、島議員が反対討論をされ、平田議員と吉澤議員が賛成討論をされ、賛成5人、反対2人で可決されました。

 その結果は、先の特別職報酬等審議会の答申書の改定内容「議長302,000円 副議長235,000円 常任委員長217,000円 運営委員長217,000円 議員215,000円とする。」に決まりました。



   令和6年第4回生坂村議会定例会の閉会の挨拶

 それでは、令和6年第4回生坂村議会12月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 10日から始まり8日間の日程の12月定例会でございましたが、慎重にご審議を賜り、すべての議案を原案どおりご採択くださり、誠にありがとうございました。

 さて、今年の国連気候変動会議(COP29)では、途上国への気候変動対策支援資金の目標を、従来の年間1,000億ドルから2035年までに年間3,000億ドルに増やすこと、
 パリ協定第6条に基づく国際的な排出削減メカニズムの具体化を進めること、
再生可能エネルギーの導入を加速させるための取り組みを決定すること、
温室効果ガス排出削減目標の強化を図ることなどが決まったところでございます。
 今定例会でも当村の脱炭素先行地域づくり事業関係に関して、4人の議員各位から一般質問で質されました。
 現在、答弁させていただいた通り、各事業が着実に遂行されていますとともに、まだ環境省と調整をさせていただき検討しなければならない案件もございますので、引き続き村民の皆さんに当事業の進捗状況や補助事業等について、毎月の龍と子や広報いくさか等で周知してまいります。

 国の今年度補正予算は、今月21日の会期末までに成立する見込みでして、今定例会の冒頭の挨拶で申し上げましたが、物価高騰対策として、重点支援地域交付金や住民税の非課税世帯を対象とした給付金の支給などには、一般会計補正予算に計上することになります。
 また、今年度補正予算案関連の地方交付税法改正案を決定しますので、補正予算案により増額さています今年度分の地方交付税の追加交付もあるところでございます。
 また近日中に、今年度の特別交付税12月交付分の額が発表されますが、現時点で、普通交付税が17,290千円の留保額ですので、この状況ですと今年度当初の財政調整基金の繰入額102,500千円と、地域振興基金の繰入額100,000千円を計上しました分は、12月と来年3月の特別交付税等を見込みますと、基金を崩さずに執行できるか微妙なところと考えている次第でございます。
 これは、脱炭素先行地域づくり事業と防災無線施設整備工事の大型事業により、今年度当初予算が当村始まって以来の予算額であり、持続可能な生坂村を構築するための重要な投資でございますので、私が村長になってから初めて基金が減額するか、また起債が増えることが想定されますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 そして、明日の18日に令和7年度の予算編成会議を行いますが、政府は、「経済財政運営と改革の基本方針2024」等を踏まえ、
 足元の物価高に対応しつつ、デフレを脱却し、新たなステージとなる「賃上げと投資が牽引する成長型経済」への移行を実現することを目指して、物価上昇を上回る賃金上昇の普及・定着、地方創生2.0の起動、官民連携による投資の拡大、防災・減災及び国土強靱化、防衛力の抜本的強化を始めとする我が国を取り巻く外交・安全保障環境の変化への対応、充実した少子化・こども政策の着実な実施など、重要政策課題に必要な予算措置を講ずることによって、メリハリの効いた予算編成を行うとされております。
 その様な国の動向を考慮する中で、当村の来年度の予算編成では、脱炭素先行地域づくり事業と防災無線施設整備工事に加え、やまなみ荘の改修工事の大型事業を実施していく年度であり、更に生坂村の次代に向けての重要事業の実施年度となりますので、新年度当初予算は増額するものと考えているところでございます。
 また、従来通り「生坂村第6次総合計画」を根幹に、「いくさか村づくり計画」を実行計画とし、知恵を出し創意工夫をして、引き続き村民の皆さんのニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な予算配分に努めてまいります。
来年1月からそれぞれの運営協議会・運営委員会等でも来年度の事業、予算についてご審議いただき、その結果も反映させ、村民の皆さんのご理解とご協力もいただき、これらの目標の実現に向けた取組も推進してまいりたいと考えております。
 また、地区担当職員は、地区の課題の把握に努め、課題解決や活性化に向けて、「地域発 元気づくり支援金」や「絆づくり支援金」等によります事業検討も行ってまいります。
 来年度の県の「地域発 元気づくり支援金」の申請につきましては、松本地域の説明会が明日18日の午後に松本合同庁舎で開催され、松本地域振興局による2回目の事前相談会は、来年1月9日に役場において開催されますので、各地区の取り組みを協働により進めていこうという事業がありましたら、申請をお願いしたいと思います。
 地区担当職員、担当部署もご相談を承りますので、お問い合わせいただきますようにお願いいたします。

 村が活気に漲るためには村民の皆さんが元気で活動されることが大切であります。そういう点で、村民の皆さんが、地域・村に愛着と誇りを持っていただき、地域の絆を大切にし、支え合い守り育てていこうという責任感を共有し、村民の皆さんのご理解とご協力の基、協働による村づくりを進めているところでございます。
 議員各位並びに村民の皆さんには、今年も残りわずかでございますが、健康にご留意なされ、良い年を迎えられますことをご祈念いたしますとともに、引き続き村政運営のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
誠にありがとうございました。

 午前9時からの議会全員協議会は、議長と私の挨拶で始まりました。


 続いて、総務課長から人事院勧告を踏まえた追加議案の要旨を説明させていただきました。
 今回の補正予算の分は普通交付税が交付されたが、来年度は手当てをされるかについては、通常は職員給がどの位含まれているか、算定項目は分からず、今回は人事院勧告で給与・報酬等がかなり上がるということで普通交付税を追加交付されたこと。
 福祉センター補正予算のフルタイム会計年度は地域おこし隊員かの問いには、そうではないと回答しました。

  本会議終了後の全員協議会では、行政側からの報告事項として、こども家庭センターの設置について、趣旨、センターの体制、設置時期などを説明しました。

 主な質問・意見とその回答内容の概要については、
 こども家庭センター設置による人員増は、健康福祉課と社会福祉協議会で協議して職員の融通はできないかについては、社協は児童福祉関係は経験が少ないので難しいと考えますし、人件費は国からの交付金や補助金により賄える部分もあること。
 こども家庭センターについて村民に対して周知することと、人員は母子保健1名以上、児童福祉2名以上であり、現在対象者は常時50件ほどあること。 
窓口など事務的なことの対応については、母子関係の健康福祉課と連携を強化して、事務局的には教育委員会が担い、児童福祉は学校とも連携が必要であること。

 短期入所の拡充により食事対応については、今後検討していくこと。
児童虐待は児童相談所であるが、社会福祉協議会が児童福祉もできないかについては、社協は高齢者福祉だけで、保育士がいないなど、検討したが困難と判断したこと。
 社会福祉協議会には社会福祉士がいて、高齢者生活福祉センターの活用もできることについては、諸課題もあるので検討していくこと。
 こども家庭センター設置要綱の策定予定については、来年3月予定で、細かい内容でないので、策定段階で説明はしないなど協議をしました。

 最後に総務課長から、新年早々の行事について、3日(金)二十歳の集い、12日(日)消防団出初式、14日(火)賀詞交歓会の予定と開催内容は令和6年と同様などの報告をして行政側は退席しました。


道の駅いくさかの郷定例会&日岐と小舟上空からの風景

2024年12月17日 | 生坂村の会議
 12月17日(火)は日差しが届いても雲が広がって、朝晩の冷え込みは強く、昼間も冬の寒さでした。
 午後3時30分からの道の駅いくさかの郷定例会は、最初に私から、今年も残りわずかとなりましたけれど、いくさかの郷の5周年を4月に迎えまして、皆さんのご協力により、順調に売り上げを伸ばしてまいりました。
資料を見ますと10月や11月も前年度を超えておりまして、12月も善戦しているようでございます。また、かあさん家も10月8日のマツコの知らない世界の影響が続いているようで売り上げが伸びており、皆さん忙しい中、色々とご対応頂いていますことに感謝を申し上げます。

 1月、2月と閑散期が続く訳でございますが、皆さんからご意見を頂きながら、新しい商品を開発したり、生産者組合から何か農産物を出荷して頂いたりというようなことを考えていきたいと思います。
 新年度に向けても、これから考えていく時期ですので、皆さん方から忌憚のないご意見を頂いて、道の駅いくさかの郷が引き続き順調に運営できるようにお願いをいたしますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
1,かあさん家実績について
 11月の食堂の売り上げが1,795,518円、来客者数1,909人、おやき販売が2,437,040円、来客者数2,282人、直売所売り上げが2,575,880円で、合計が6,808,438円となり昨年度に比較して1,104、240円の増となった。
 これは、11月もお客様が多くて食堂も賑わい、お焼きを作る量も増やしたために売り上げが伸びた。また、SNSを見たお客さんも増えている。また、SNS関係のお客さんからの意見が聞けて参考になっている。かあさん家でもSNSで発信していくように取り組んでいきたい。
 また、マツコの知ら頼世界の影響で、農業公社へのHPへのアクセスが増えたと説明がありました。

2,農林水産物直売所収支について
 10月の収支は歳入が21,875,706円で歳出が20,328,121円で、収支が1,547,585円のプラスになった。昨年度より収支額が増えているが、消耗品等の売り上げ増により歳出額が増えた。また、11月分の仕入れを行い粗利率は減っている。
 売り上げが増えたのは、葡萄がお客様に認知され、お客さんが増えた事により、他の商品の売り上げも増えている。
 11月の売り上げは、6,084,654円で前年度に比較して114%と伸びている。来客数も6,091人で昨年に比較して115.3%となり伸びている。これは、お焼きの効果でお客様が増え、売り上げが伸びた。商品ではリンゴの売り上げや漬物の売り上げが増えている。

 12月は雪の影響もあったが昨年と比較して現時点で同じ位となっている。農産物の出荷が減ってきており、今後売り場の展開を考えていくと説明がありました。
 また、2021年から2024年のぶどうの出荷点数、売り上げ、出荷品種について説明がありました。

 主な意見・質問とその回答内容の概要については、
 一般質問で生鮮食品を取り扱うことはできないか質問があったが、この対応はできないか質問があり、生鮮食品は仕入れのロットと購入者の状況を考えると、ほとんどがロスになってしまいます。もし、生鮮品を品揃えすると、月に50万円程はロスになってしまうので、デリシアの移動販売等の活用を検討したらどうか。また、お客の要望で販売する品はできるものは対応していると説明がありました。

3,その他
 ブリの予約販売は 20万円位の予約があった。また、1月の営業カレンダーについて、2027年までの経営計画(案)、2025年の年間営業カレンダー(案)について説明がありました。

 主な意見・質問とその回答内容の概要については、
生産者組合の規約の変更で、手数料を村民と村外の方で差をつけるように検討して欲しいと意見がありました。 
販売単価を上げていくようにならないか質問があり、販売単価については生産者の意向により設定している。市場価格については周知していくと説明がありました。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ノーマイカーデーでしたので、自宅からフライトして日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、生坂村議会12月定例会・全員協議会、ノーマイカーデー、小学校で県立中学校合格者発表・5年楽器洗浄、中学校で全校道徳、児童館でマラソンクラブ、保育行政事務調査、集団健診結果返却会、5班の皆さんの元気塾、商工会ホームページ・SNSセミナーなどが行われました。


生坂村議会社会文教常任委員会&上生坂上空からの風景

2024年12月13日 | 生坂村の会議
 12月13日(金)は雲の広がり、朝はかなり冷えて、昼間もヒンヤリとしました。
 午前10時からの議会社会文教常任委員会は、最初に委員長、議長、私の挨拶で始まり、続いて住民課長から、令和6年度生坂村一般会計補正予算【第5号】などの付託議案について説明をし、ご質問、ご提言をいただき回答させていただいた概要を報告します。


 議会社会文教常任委員会で、住民課から説明をさせていただき、議員各位からご意見・ご提言を多岐にわたりいただきました。

 戸籍住民住民台帳の職員手当等については、通勤手当や児童手当など各種手当てがあり、子どもさんが生まれたとか、転居したとかは説明できないこと。
 歯科診療所の患者数の減少については、人口減少により患者さんの減が大きく、広報いくさかでも周知しているが、新しい患者さんの増につながっていないこと。
 バックアップの手立てについては、口コミ等で患者さんを増やすなど、対策を考えなければならないこと。
 定期的に歯石除去などの口腔ケアで診療所に行く切っ掛けについては、初めて委託料の計上ですから村で協力して啓発していくこと。 

健康福祉課の健康応援隊等で案内していることについては、先生と相談して改善できる点などを検討すること。
歯科診療所の先生を雇用した時の経過を考慮することについては、村でどの様に支援ができるか、動向を見て検討すること。
診療所前のスロープに手すりを付けることについては、検討すること。
 やまなみ荘の会計年度任用職員の報酬増については、調理の補助や客室の整理など全体的に補助業務で、宴会増等による増額であること。

 働く方の時間の増と人員増については、高齢化が進んでいて募集しているが、特に仲居さんの仕事をみんなでカバーしたり、道の駅いくさかの郷の勤めの方がお手伝いに来ていること。
 需用費の増額については、今までの実績とこれからの今年度不足分に燃料高騰等を加味して計上したこと。
 2月木質チップボイラーの設置予定で、いつ稼動するかについては、現在やまなみ荘の設計委託をしていて、厨房、浴室などの改修と、脱炭素先行地域づくり事業により、LED化、空調機の更新の概算が出て、まだハッキリしていないし、休館日を全館休館、浴室休業や食堂休業かなど、工期的な検討とチップの燃料代も検討中などであることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 議会社会文教常任委員会で、午前10時45分からは議員各位からご意見・ご提言に対して、教育長、次長等が説明しました。

 委員会の審議前に委員長から質問された内容の答弁を求められ、部活動の地域クラブ活動の移行について答弁した概要は、生坂中学校の現況や課題、進め方、近隣の状況などを話し合い、大きい自治体と小さい自治体で進み具合に違いがあり、広域的に取り組むには運営主体、財源をどうするかなどあり、対象になる小学校高学年から中学校にアンケートをお願いし、勉強会か協議会から進めたいことなどを答弁しました。
 他の議員各位から委員会の審議内容ではなく、委員長独断で部活動の地域移行の状況を教育委員会に質問し、委員会冒頭で説明させたことに、異議を申し立て、委員長が陳謝しました。

 そして審議に入り、教育委員会の説明に対して、ご質問、ご提言を賜り回答させていただいた概要は、
 6年生の支援員については、来年3月までで事務を代替された先生で適任であるのでお願いしたいこと。
 学級支援員体制の強化として事務職員の療養休暇については、代替先生の監査時の対応について、教育委員会から通達したがコミュニケーションの不足で調整ができなかったこと。
 文化財保護の取組については、社会教育係で行っているが、総合知識のある方や文化財保護委員会で対応できれば良いが難しいこと。
村の宝を加えて観光客の誘客につなげることを検討することと、村の歴史について正しく伝承して欲しいこと。

 タブレットの使用状況については、授業や学級支援、先生と児童とのやり取りに使用し、デジタル教科書にも使って、自宅にも持って返って学習していること。
 児童館の利用は何が少ないかについては、子育て支援センターの病後児保育の利用はないが、児童館は多く利用されていて、なのはなも利用が増えていること。
 子育て支援センターの利用は、保育園に預けているご家庭が多いが、なのはなの利用もある程度あること。
 学力調査の結果については、平均値ですので一概には言えないが、国語が落ちていることは、読解力がない子が多いことなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。

 議会社会文教常任委員会で、議員各位に健康福祉課の課長・係長が説明しているところです。

 午前11時30分から健康福祉課の説明に対しては、
 非課税世帯への臨時交付金の減額については、当初予算で全ての対象者と移住者を見込んだが、申告者が少なく、扶養者も対象外であったので減額したこと。
 高齢者生活福祉センターの冷蔵庫2台の更新については、各部屋のもので、10部屋は購入時期が同じであるが稼働率によってバラツキあること。
高齢者生活福祉センターの使用状況については、16部屋中、12部屋が使用中であること。
 帯状疱疹ワクチン接種は、半分補助は医師から多いと言われたが、副反応で1週間ほど辛かったので、それらの公報をして欲しいことと、予防措置として助かったこと、不活性ワクチンの効果は10年ほどであること。
 今年度出産祝金は3名で来年度の見通しについては、現在母子手帳を取りに来た方一人がいること。

 社協の経営が厳しいが、補正の減額分の社協との関係については、地域密着型ははるかぜ休止による減額で、その他の減額は影響なく、介護サービス給付費の増額は、訪問介護、通所介護で社協の賄う部分であり、施設介護は社協に関係ないこと。
 福祉課関係以外でも社協の運営が厳しいが、介護給付費が少ないことは良い傾向であること。
 いどばたキャラバンが10区終了した状況については、日岐区から始まりましたが、最初は公報不足で参加者が少なかった。しかし徐々に増えてきて、認知されてくると増えてくること。
 国の予算で訪問介護、居宅介護等の社協の運営に補助金出すということについては、正式には聞いていないが、介護人材は不足しているので、国で補助事業に取り組んでいただければ、アンテナを高くして補助金をいただき、社協の運営を支援したいなど、ご質問・ご提言をいただきお答えさせていただきました。

 議会社会文教常任委員会では、一般会計補正予算【第5号】【関係部分】、福祉センター特別会計補正予算【第1号】、介護保険特別会計補正予算【第2号】につきまして、慎重にご審議いただき提出した議案を原案通りに承認していただきました。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、かなりの冷え込みの中、雲に覆われ上生坂上空からの風景を撮影しました。



 その他生坂村では、保育園でEランド、小学校で学期末清掃(~20日)、中学校で5.6校時特別スライド、松本合同庁舎移動販売、地域おこし協力隊面談、4班の皆さんの元気塾、JA年金感謝デー、商工会で税務署の白色決算説明会などが行われました。



生坂村議会総務建経常任委員会&小立野と下生野上空からの風景

2024年12月12日 | 生坂村の会議
 12月12日(木)は気持ちの良い青空が広がり、朝晩は冷え込み、昼間も風が冷たく感じられました。

 午前10時からは、議会総務建経常任委員会が開かれ、最初に、委員長、議長、私から挨拶をした後、10日(火)の本会議で付託されました総務課と振興課の関係議案の審議をしていただきました。

▽ 議会総務建経常任委員会で総務課から説明をさせていただき、議員各位からご意見・ご提言をいただきました。

 議会総務建経常任委員会は、最初に総務課関係の付託議案について説明をさせていただき、議員各位からのご質問、ご提言及びその回答した内容の概要は、

 若者コミュニティセンターのトイレなど共有部分の管理範囲については、トイレなど共有部分は指定管理者に日頃の掃除を時々お願いし、年1回は清掃会社にお願いしており、草刈りはシルバーなどにお願いし、草取りは時々指定管理者にお願いしていること。
 トイレはみんなで使うので綺麗にして欲しいことについては、管理が行き届かないと以前から言われることがあり、その都度伝えていること。
 電気料は村で払っているが指定管理者の電気料については、電気料を頂いているが、スープも作っているので、水道料金の超過分は今後いただいていくよう考えていること。
 指定管理料の使用料は1万円で電気料金等については、電気料の超過分に値する料金はいただいていて、水道料は今後いただいていくこと。

 地域脱炭素化事業の20項目の内、小水力発電の委託料については、令和6年度当初には予定がなかったが、自主放流水の利用許可をいただき、松本建設事務所等との河川協議に実施設計並みの資料が必要なため、当初のマイクログリッド工事費を委託料に財源更正して詳細設計業務を行いたいことと、どういう物が必要かなどの協議をするために前倒しして進めたいこと。
 委託料が何処からかについては、マイクログリッド工事費の71,500千円の財源更正であること。
 自転車用ヘルメット購入支援事業補助金については、県の補助要綱に合った補助金であり、申請状況については、資料を持ち合わせていないが10軒程度ではないかとのこと。
 今年度繰越事業のペレットストーブの設置工事は完了したが、村内業者で1割近くの差額については、予算に対して1割位安くなったのは入札による差額であること。
 5つのペレットストーブの設置費33,000千円ほどについては、1基ずつ同額でなく、煙突や床や壁の改修などの工事内容についてそれぞれ差があること。
 総務費の児童手当については、職員の児童手当受給者が増えたこと。

 村営バスの使用料の収入減により運行費等との差額については、資料を持ち合わせていないので後ほど説明すること。
 EVバスの納車時期と今のバスとの交換かについては、2月上旬に納車予定で、充電器が3月上旬に設置予定ですので、稼動は3月上旬からになることと、既に1台が車検を取れず廃車になっているので、EVバスの導入により以前と同数になることなど、ご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

▽ 議会総務建経常任委員会で、議員各位に振興課の課長・係長が説明させていただき、ご意見・ご提言をいただきました。

 午前10時50分からの振興課の説明に対して、議員各位からのご質問、ご提言及びその回答した内容の概要は、
 除雪路線の新規路線等については、除雪路線のベースは平成26年の大雪時のものであり、毎年度、区長と協議して路線を見直していて、居住状況により減らしている路線があること。
 除雪費の増額については、毎年度12月定例会で除雪費の補正をお願いしていること。
 村道から一寸入った1軒への道の除雪については、幹線道路を中心に除雪し、その様な道は、各区に小型除雪機を貸与していて、常会単位か区単位で対応していただき、通勤、通学等に支障がないように除雪していること。
 高齢者宅などは社協に頼むことや議員も行っていることについては、全ての道路の除雪は不可能ですから、地元の皆さんで協力して除雪をして欲しいこと。

 中学校周りの歩道の除雪は、除雪機の幅が広すぎる歩道もあることについては、サイズによって対応して欲しいこと。
 村で貸与している除雪機については、定期的に点検していただき、台帳にも記載し、区長会議でもお願いし、各区で集落活用経費を使って運用していること。
 いくさかの郷の利益の一部を材料費に当てることについては、粗利益から割合を決めて材料費にし、収入に対しての経費割合であり、歳入の差額は農業総務費に計上し、電気料の減額分は(株)いくさかてらすのPPAの施設使用料であること。
道路台帳の整備対象の橋については、現時点で通行できないため村道ではなくなるが、赤線であるので歩けるように修繕は行っていくこと。

 下水道のポンプの修繕については、委託して中継ポンプを年に何回か点検しているがここ数年は故障がないこと。
 農業集落排水は変なものが流れてきての故障については、フィルターなどに負荷が掛かって故障したことはあるが、今年度はないこと。
 浄化槽の故障は村でどの範囲まで対応するかについては、村で管理する浄化槽は流入 1m、排水4m、ブロワーが村の管理であること。
 議事録作成の委託料について今年度3月定例会分までの作成については、今回は6月~12月定例会までで、業者は3月定例会分までは間に合わないとのことなどのご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 議会総務建経常任委員会では、事件案1件、条例案1件、生坂村一般会計補正予算【第5号】【関係部分】、生坂村営バス特別会計補正予算【第2号】、生坂村簡易水道事業会計補正予算【第1号】、生坂村下水道事業会計補正予算【第1号】につきまして、慎重な審議の結果、提出した議案通り承認していただきました。

 その他、株式会社クラッソーネと当村の空き家除却促進に係る連携協定について説明させていただきました。
解体費用の補助は村外者も対象であり村のメリットについては、危険な空き家や動物の住処になっている空き家の所有者は村外者が多く、近隣に影響を及ぼしているので早めに解体してもらいたいなどであること。
主屋と土蔵を解体するのに、1件上限50万円と1件上限100万円の補助事業を両方使えるかについては、どちらか一方であることなどの質問をいただき回答いたしました。

小立野と下生野上空からの風景


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧を通して朝日が差してきた小立野と下生野上空からの風景を撮影しました。



 その他生坂村では、小学校で6年体験入学・2年豆腐作り・4年楽器洗浄、中学校で体験入学(5・6校時)、子育て支援センターでファーストブック贈呈・クリスマス会、健康応援隊in大日向、相模女子大学地域協働活動募集説明会、やまなみ荘関係事業打合せ、生坂シルバーセンター忘年会、商工会で税務署の青色申告・消費税説明会などが行われました。


生坂村議会12月定例会一般質問&大日向上空からの風景

2024年12月11日 | 生坂村の会議
 12月11日(水)は雲が広がりこの時期らしい寒さで、夕方には少し雨がパラつきました。
 午前10時からは12月定例会一般質問が行われました。

 生坂村議会定例会ごとに一般質問の通告に対して、関係部署の管理職により、6日(金)に1回目の打合せを行い、議員各位の通告に対しての答弁書(案)をいただいた内容に対して、全員で協議をし、通告通りの質問相手の担当者に依頼し、内容も数箇所の変更をお願いして作成してもらいました。

 その変更内容と私の答弁をまとめて、9日(月)の朝に各担当者に渡し、最終チェックをしてもらいました。
 今回は事務的なことや現状に対しては、教育長、各課長が主に答弁し、質問の方向性などは、私、副村長が答弁するように割り振りしました。
 今定例会の一般質問は、6名の議員各位がそれぞれ下記の内容で一般質問に登壇しました。
 今定例会の一般質問は、開会日の翌日の11日(水)の1日間となり、6名の議員各位がそれぞれ下記の内容で一般質問に登壇いたします。

順番  質 問 議 員    質問内容                  質問の相手

1   吉澤弘迪   1. 村長の政治姿勢について
(1)村づくりの基礎となる理念について                        村長
(2)村の進むべき方向について                            村長

(3)人口減少時代における村政改革について                      村長

(4)村づくりの人材育成の必要性について                       村長

(5)(株)いくさかてらすの電気料金プランについて                   村長

2   山本吉人   1.アウトドアフィールドの観光レジャーの展望について
(1)村内の犀川でのカヌー(川下り)の宣伝活用について                住民課長
                                           振興課長


(2)モンベル等のフレンドショップなどへの加入について                村長


2.脱炭素事業の対象機種購入の手続き等について
(1)機種購入のガイダンスについて                          総務課長



3   望月典子   1.道の駅いくさかの郷について
(1)道の駅いくさかの郷のターゲット及び構成について                 村長




4   平田勝章   1.脱炭素事業について

(1)創造の森のオフグリットハウスの建設及び進捗状況について             村長
(2)創造の森周辺の森林・竹林の整備について                     村長

(3)創造の森の農地買収及び建物の建設について                    村長
(4)創造の森の構想と環境整備について                        村長

(5)カーポートの設置基準・補助割合について                     総務課長
(6)龍と子による掲載活用について                          総務課長


5   島 幸恵    1.人口減少対策とジェンダー働き方について

(1)若い女性が村に戻ってこない理由について                     教育長
(2)国勢調査から分かる生坂村の現状について                     総務課長
(3)男女格差について                                教育長

(4)男女共同参画社会推進の取組について                       教育長
(5)生坂村役場での女性管理職登用についての考え方は                 総務課長
(6)役場で女性管理職を育てるために行っていることは                 総務課長
(7)生坂村役場の男性職員の育児休業取得率は                     総務課長

(8)生坂村役場において、課長級以上は管理監督者か                  総務課長
(9)課長の勤務時間外労働時間は平均週何時間か                    総務課長
(10)一般職を含め残業代が認められるのではどのような時か               総務課長

(11)勤務時間を把握するためタイムカード導入の考えは                 総務課長
(12)クオータ制に関する村長の考えは                         村長

(13)区長の仕事を精査すべきと考えるが村の考えは                   総務課長
(14)個人の土地の草刈りを大好き隊が行えないか                    総務課長
(15)中山間直接支払い事業で草刈り隊の取組について                  振興課長
(16)昨年度のアンケート結果、村政懇談会の意見を受けて公共交通の改善点は       総務課長
(17)デマンドバス予約にオンラインの導入の考えは                   総務課長
(18)デマンドバスで個人宅まで送迎できないか                     総務課長

2.PFASについて
(1)生坂村で供給される水道水の1ℓ当たりのPFAS値について             振興課長

(2)PFASについての啓発活動について(環境保全に関すること)             住民課長

(3)消火器の点検と交換に対する村の考えは                      総務課長

6   字引文威    1.発送配事業の再生可能エネルギー太陽光発電設備設置の進捗状況について

(1)村内の再生可能エネルギー発電容量の目標値及び現状までの設置した発電量について  総務課長
(2)民家及び事業所の発電設備の設置状況について                   総務課長

(3)野立て太陽光発電設備の設置状況について                     総務課長
(4)進める上での問題点について                           総務課長
2.省エネ機器の導入補助について
(1)補助金の申請の想定について                           総務課長

(2)補助金申請の状況について                            総務課長
(3)進める上での問題点について                           総務課長
3.民家、事業所への木質バイオマスストーブの導入補助について

(1)民家、事業所のバイオマスストーブ補助金の申請状況について            総務課長
(2)申請状況から見える課題について                         総務課長
4.古民家の脱炭素リノベーションの支援について
(1)脱炭素リノベーションの支援の申請状況及び今後の見通しについて          総務課長
5,公用車・村営バスのEV化及びEVカーシェアリングシステムの構築について
(1)公用車・村営バスのEV化及びEV充電器等の設置計画の進捗状況について      総務課長
(2)EVカーシェアリングシステムの検討結果について                 総務課長
6.ゼロカーボンの理解を深めるためのワークショップや体験イベントについて
(1)村民の協力や理解を深めてもらえるワークショップについて             総務課長

7.当村の現状で見える事業内容で温室効果ガス排出削減効果の割合について
(1)2030年度の発電、省エネ機器導入、木質バイオマス導入、断熱・省エネリノベーション
の支援事業等で当村の温室効果ガス排出効果の見通しについて            副村長

8.今後の脱炭素先行地域づくり事業の進め方について
(1)「環境省の脱炭素事業」をまとめる上の村長の考えについて              村長

 今回も上記の通告に対して答弁書を作成し議会事務局に提出しました。
本来ならば、答弁書に対して再質問をいただき、その質問事項に対して議論を深めるために、答弁書の提出を議会側から要請されたのですが、1時間以内で終わらせようと、ただ質問するだけの議員がいて残念に思いました。

 その他の議員各位は、行政側を質しながら質問をして、各事業の現状の課題、建設的な意見、更に進捗を図るように要請されるなど議論を深められ、行政としては答弁した内容に添って取り組んでいきたいと考えます。

大日向上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向南平ぶどう畑に行き、朝霧が残っていた上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校でイクサカラットリンタイム、児童館でえいごであそぼ・スポッちゃお、集団健診結果返却会などが行われました。


生坂村議会12月定例会開会の挨拶&日岐上空からの風景

2024年12月10日 | 生坂村の会議
 12月10日(火)は冬の青空が広がり、朝晩はグッと冷え込み、昼間も冬の寒さでした。
 毎定例会の初日に、本会議場の全ての皆さんで村民憲章を唱和しているところです。 


 令和6年第4回生坂村議会定例会の開会の挨拶

 皆さん、おはようございます。令和6年第4回議会12月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
議員各位に於かれましては、師走に入り大変ご繁忙の折、全員のご参集を賜り誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しましてご指導、ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。

 さて政府は、物価高への対応などを柱とする新たな経済対策で、その裏付けとなる今年度の補正予算案を先月29日に閣議決定し、昨日国会に提出しました。
 一般会計の総額は、昨年度の補正予算を上回る13兆9433億円となっております。
 このうち、賃上げ環境の整備などを通じた「日本経済・地方経済の成長」に5兆7505億円、電気・ガス料金の補助再開や住民税非課税世帯への給付金など物価高への対応に3兆3897億円、能登半島地震の被災地のインフラ復旧を含む「国民の安心・安全の確保」に4兆7909億円を盛り込みました。
一方、財源には今年度の税収で上振れが見込まれます3兆8270億円のほか、昨年度の剰余金などを活用しますが、不足分をまかなうため、国債を6兆6900億円追加で発行することにしております。

 1つめの柱「日本経済・地方経済の成長」の5兆7505億円の概要は、賃上げに向けた中小企業の設備投資やIT導入などの支援に3400億円、AI・半導体産業の強化に1兆3054億円、地方の産業の高付加価値化などにあてます「新しい地方経済・生活環境創生交付金」に1000億円などとなっております。
 2つめの柱「物価高への対応」の3兆3897億円の概要は、住民税の非課税世帯を対象とした給付金の支給に4908億円、来年1月から再開します電気・ガス料金への補助に3194億円、ガソリンなどの価格を抑えるための補助事業に1兆324億円などとなっております。

日岐上空からの風景
 3つめの柱、「国民の安心・安全の確保」の4兆7909億円の概要は、能登地域の被災者の支援なども含めた自然災害からの復旧・復興に6677億円、公立学校の体育館の空調整備などに2076億円などとなっております。
 政府は、この補正予算案について年内の成立を目指すことにしております。
 また政府は、昨日の臨時閣議で、2024年度補正予算案関連の地方交付税法改正案を決定しました。
 補正予算案により増額されました今年度分の地方交付税2兆748億円について、1兆1926億円を今年度に交付し、6822億円を来年度分の地方交付税の総額に加算するなどの内容を、今国会において成立を目指しております。
 1兆1926億円の内訳は、人事院勧告を踏まえた地方公務員給与のプラス改定と政府の総合経済対策の地方負担への対応が6946億円と、能登半島地震による財政需要に対応する特別交付税の増額が980億円、臨時財政対策債の償還財源の措置が4000億円となっております。

 次に、脱炭素関連の事業の進捗状況については、広報いくさか、龍と子等でお知らせしておりますので、簡潔にご報告させていただきます。
本年度、観光庁にお認めいただきました「第2のふるさとづくりプロジェクト事業」では、9月15日(日)に「旅するいきもの大学校!」の初回の講座を開講してから、今週14日(土)までに、5回の講座が終了する予定でございます。
 年明け、1月11日(土)は最終回となります6回目の講座を開いて、修了式を併せて行う予定としております。
本講座では、雲根地区を会場に、立教大学 奇二准教授による村に生息する生物の学びと村の自然や魅力に触れていただく機会を通じて、関係人口の増加を目指しております。
 本年度、参加登録いただきました33名の受講生が、研究員に認定され、今後、活動いただけることを期待するところでございます。
また、同じく雲根を中心としたフィールドで実施しました、県の地域発 元気づくり支援金を活用しました「いくさか創造の森プロジェクト」は、8月から11月にかけて、松本山雅と参加者による地域の新たな楽しみ方を実践します3回の部活動形式のイベントとして開催し、延べ25名にご参加いただきました。
 本年度実施しました、野外でのパブリックビューイングやアウトドアサウナなど、新たなアクティビティは、内部で検証の上、雲根地区や観光での今後の事業のプログラムとして検討してまいります。

 そして、脱炭素先行地域づくり事業につきましては、
 太陽光発電設備等のPPA事業では、株式会社いくさかてらすにより、現在までに公共施設17施設、民家4軒、事業所4軒の25カ所に太陽光パネルの設置に至っております。
 また、来年4月からの電気の小売事業の開始に向けた準備と手続き等を進めております。
 そして、村の実施事業のうち、公共施設関係におきましては、
 7月に発注しました省エネ機器導入・LED化改修調査設計業務では、村の16施設を2業者において、3月までの工期として、現在進めております。
 EV関係では、EVバス1台、公用車5台を発注しており、来年3月には、公用車を配備する4施設の公共施設の充電器設置と併せて、納車を完了する予定でございます。

 木質バイオマス関係では、やまなみ荘のチップボイラーは、来年2月末までに設置予定であり、今年度設計中の施設の改修完了後からの稼働を目指しております。
 令和5年度繰越事業としていました公共施設のペレットストーブは10月に4施設5台の設置が完了しました。本年度も、引き続き、4施設での設置を進めていく予定としております。
 森林整備につきましては、昨年度の村内森林の調査結果を基に、振興課を中心に国の森林環境譲与税や県の森林づくり県民税の補助事業などを活用して、ゾーンを決めての伐採やライフラインの支障木の伐採などの取り組みが必要と考えており、長野県林業コンサルト協会や共同提案者である山仕事創造舎など、関係者と実施に向けた調整を行っております。

 また、マイクログリッドの構築事業、小水力発電に関しましては、来年度からの本格的な施工に向けて、今年度、実施設計を進めてまいります。
村営住宅については、ZEH住宅として、2棟の集合住宅を設計、整備を進めております。
 今年度から、開始しました省エネ機器、木質バイオマスストーブの導入支援におきましては、11月末時点で、省エネ機器で30件、木質バイオマスストーブで8件の交付を決定しており、村内の家庭への導入が順調に進んできております。
 以上のように、着実に脱炭素先行地域づくり事業が進捗しておりますので、村民の皆さんも当事業に感心を持っていただき、当村の環境や未来の生活のために「地域エネルギー」の重要性を認識していただき、当事業にご理解とご協力をお願いする次第でございます。 

 昨年10月に農水省から採択されました「最適土地利用総合対策事業」は、中山間地域における複数集落を対象に、地域の実情に即した農用地保全のための多様な取り組みを総合的に支援するために、5年間ソフト・ハードに交付金をいただき様々な事業を実施しております。
 特に、基盤法等の改正法が施行されたことにより、市町村では将来の農地利用の姿を明確化する「地域計画」(土地利用構想)を来年3月までに策定しなければなりません。
 このため、最適土地利用総合対策事業を活用し、農業委員の皆さんと担当職員が地域に出向き、積極的に地域での話し合いを行い、担い手や地域で耕作する農地と、今後維持管理が難しい農地等を明確化した上で、地域計画(土地利用構想)を策定するため、今年度に入り今まで延べ42地区で話し合いをし、今週の土日の2地区で全ての「地域ぐるみの話し合い」が終了する予定となっております。

 この地域計画の策定に向けては、農林業センサスにおける農業集落単位を基本として話し合い、15日日曜日の上生坂区を最後に全地域の地域計画(土地利用構想)がまとまる予定となりました。
 そして今後、地域計画(案)の公告として、2週間の縦覧を行った後、地域計画を策定できる運びでございます。
 生坂村の基幹産業であります農業は、農業従事者の高齢化、担い手不足などの課題がありますが、策定します地域計画に沿って、生坂農業未来創りプロジェクト会議で検討協議をし、新規就農や経営継承等への支援による担い手の確保と育成、農業農村整備事業などの関連事業を活用して持続可能な農業に取り組んでまいりたいと考えております。

 引き続き、村民の皆さんとの対話を重視し、村民主役の村政運営に努め、安全で安心して住み良い生坂村で有り続けるために、様々な課題に対して議員各位と検討協議をお願いしながら、課題解決に向けて方向付けをしているところでございます。
 議員各位並びに村民の皆さんには、明日の生坂村のために、格別なるご支援、ご協力を賜ります様、お願い申し上げる次第でございます。

 それでは、今議会定例会に提出させていただきました議案は、報告2件、事件案1件、条例案1件、予算案6件の計10件であります。

報告第11号   村の義務に属する和解及び損害賠償の額の専決処分について
 この報告は、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分で、物損事故に係る損害賠償の額を定めたので報告するものであります。

報告第12号   専決処分の承認を求めることについて
 この報告は、令和6年度生坂村一般会計補正予算第4号で、既定額に3,880千円を追加して、総額を3,376,302千円とする補正予算の専決処分であります。
 主な内容は、歳入で地方交付税449千円、県支出金3,431千円を増額し、歳出では、総務費で3,431千円、民生費449を増額しております。

議案第47号  生坂村若者コミュニティセンターの指定管理者の指定について
 この議案は、生坂村若者コミュニティセンターの指定管理者を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。

議案第48号  刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例案
 この議案は、刑法等の関係法令の改正に伴い、村の条例について字句の改正が必要となる5条例について、一括して改正する条例案であります。

議案第49号  令和6年度生坂村一般会計補正予算(第5号)
この予算案は、既定の額に33,287千円を追加し、総額を3,409,589千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入では地方交付税を7,828千円、使用料及び手数料を14,160千円、県支出金4,902千円、繰越金6,904千円を追加し、歳出では総務費を4,581千円、民生費7,782千円、衛生費1,971千円、農林水産業費12,337千円、土木費5,632千円、災害復旧費2,396千円を追加し、教育費で2,178千円を減額することとし、地方債限度額を412,110千円とするものであります。

議案第50号  令和6年度生坂村営バス特別会計補正予算(第2号)
この予算案は、既定の額に676千円を追加し、総額を49,376千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入では繰入金225千円、繰越金451千円を増額し、歳出では総務費676千円を増額するものであります。

議案第51号  令和6年度生坂村福祉センター特別会計補正予算(第1号)
この予算案は、既定額に7,623千円を追加し、総額を120,223千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入では他会計繰入金7,586千円を増額し、歳出では経営管理費7,623千円を増額するものであります。

議案第52号  令和6年度生坂村介護保険特別会計補正予算(第2号)
この予算案は、既定額に28,371千円を追加し、総額を329,919千円とする補正予算であります。
 主な内容は、歳入では繰入金14,130千円、繰越金14,241千円を増額し、歳出では保険給付費1,462千円、諸支出金28,371千円を増額し、地域支援事業1,462千円を減額するものであります。

議案第53号  令和6年度生坂村簡易水道事業会計補正予算(第1号)
この予算案は、収益的収入では971千円を増額し、総額を75,164千円とし、収益的支出では5千円を増額し、総額を74,198千円とし、未収金及び未払金の確定による特例的収入及び支出の金額を改める補正であります。

議案第54号  令和6年度生坂村下水道事業会計補正予算(第1号)
この予算案は、収益的支出835千円を増額し、総額を80,435千円とし、未収金及び未払金の確定による特例的収入及び支出の金額を改める補正であります。

 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた空から朝日が少し差してきた日岐上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で未満児参観(10~12日)、小学校で保護者懇談会・6年楽器洗浄、中学校で読書集会(朝)、精神科医によるこころの相談会、3班の皆さんの元気塾などが行われました。



議会運営委員会&生坂農業未来創りプロジェクト会議&上生坂上空からの風景

2024年11月25日 | 生坂村の会議
 11月25日(月)は晴れて初冬の青空が広がり、昼間はこの時期らしい寒さでした。

 午前9時からの議会運営委員会は、平田議会運営委員長、太田議長、私がそれぞれ挨拶をした後、第4回 議会12月定例会の提出議案の概要説明をした後、12月定例会の日程等を決めていただきました。

 12月10日(火)午前10時開会、12日(木)午前10時から総務建経常任委員会、13日(金)午前10時から社会文教常任委員会、一般質問は、11日(水)の午前10時からの1日となり、17日(火)は委員長報告・質疑・討論・採決などを行う最終日とし、通告締切は12月2日(月)午後5時迄、答弁書の提出は12月5日(火)正午迄で、全員協議会は、12月4日(水)午前9時、17日(火)午前9時からと本会議終了後に開催するなどの日程を決めていただきました。

 一般質問の通告締切について、12月2日(月)を11月27日(水)に早められないかというお願いがあったようですが、一人の議員が対応できないとのことで、12月2日(月)の正午までを夕方5時迄にずらして行政が対応することにし、

 常任委員会の傍聴や3月定例会時に日曜議会の提案があり、常任委員会では個人情報や工事の見積等の説明ができなくなること、日曜議会は議会内で決めていただければ行政側は日程調整をさせていただくなどの協議をしました。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、今回も恒例の協議事項でして、道の駅いくさかの郷の直売所とかあさん家の売り上げの関係について。まず説明をさせて頂きますが、10月8日のマツコの知らない世界で灰焼きお焼きが放映をされ、その影響で10月は良い売り上げでした。その影響も続いているのか、11月も前年度対比して売り上げが良く、良い傾向だと思っています。

 また、地域ぐるみの話し合いについても、松本係長中心に各地区に行って、5年後10年後の農地をどうするのかと地区ごとに話し合いが進んでいまして、またこちらも説明いたしますが、12月15日に上生坂区を最後に全地区を回りまして、地域計画が策定できる予定でございます。
 これも農業委員の皆さん、また各地区の担当の皆さんには感謝を申し上げる次第でございます。全国でもスムーズにいっているのではないかなと私は思っているところで、また10月の下旬に行った生坂農業未来づくりプロジェクト会議と農業委員会の視察研修のレポートも、資料の方に掲載をしておりますが、皆さんしっかりと研修をされていて、こちらの方も時間がある時に見て頂き、生坂村の未来の農業について色々とご意見を頂ければと思います。

 それから野沢菜収穫体験ツアーという事で、初めて農泊推進対策で実施をする予定です。野沢菜もおじさま倶楽部が育ててくれた美味しい野沢菜を収穫して頂いて野沢菜漬にして頂くという事です。こちらは私のストライクゾーンですが、これはおじさま倶楽部に任せて行っていただくという事ですので、大勢の皆さんが生坂村に来ていただければと思います。今日もこのような協議事項ですので検討協議をお願いしますなど、挨拶とさせていただきました。

  1. 道の駅いくさかの郷について
直売所
 9月の収支は歳入が43,387,673円で、歳出が38,080,283円となり、5,307,390円のプラスとなった。多くの生産者に農産物を出荷して頂き売り上げが伸びた。売り上げの伸びに伴い人件費、宅急便の費用、消耗品で贈答用の箱代等の支出も増えた。
 10月は売り上げが21,356,143円で前年度と比較して、141.8%と伸びた。これはぶどうも中旬まで出荷があり、キノコも出荷されたことによる。また、ぶどう部屋を作る前の令和3年度に比較して大幅に売り上げが伸びている。
 11月の売り上げは、明日の営業で昨年度の売り上げを超えてくる見込みで、衣料品の売れ行きが悪いが、柿、リンゴ等の売り上げが伸びている。また、県外のお客様が増えており、お土産を買っていく方も増えていると説明がありました。
 続いて12月の営業カレンダー及びブリの販売の説明を行いました。

2,かあさん家
 10月の売り上げは、食堂が2,092,833円で来店者数が2,244人、おやき販売が2,756,970円で来客数が2,556人、直売所の売り上げが2,609,920円で合計が7,459,723となり、前年度と比較して1,319,469円の増となった。これは、マツコの知らない世界の影響があり、売り上げが大幅に伸びた。
 11月も売り上げが伸びており、先週の土曜日も来客が多く、この影響で食堂、特産品の売上も増えている。これに対応する為におやきづくりを1時間早くして頂いている。しかし、おやきを求めて、村外からのお客さんが増えており地元の方が購入できない状況で申し訳ないと説明がありました。
 主な意見・質問とその回答内容の概要は、
 最低賃金が上がったが影響はあるか質問があり、直売所はそれに伴い時給を上げたがこれといって影響ない。かあさん家は時給については、予算編成時に予測していたので影響は出ていないと説明しました。

3,農山漁村振興交付金(農泊推進対策)について
 野沢菜収穫体験ツアーを12月7日(土)~8日(日)に計画しており、現在4組8名の予約があると説明がありました。
意見・質問はありませんでした。

4,農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
 地域ぐるみの話し合いを行い下生坂(込地・重)の地域における農業の将来のあり方、農業上の利用が行われる農用地等の区域についての説明、11月30日(土)の日岐区のから12月15日(日)上生坂区の日程について、現在まで19地区の地域計画の策定状況、下生坂雲根地区の実証事業についての説明がありました。
 主な意見・質問とその回答内容の概要については、
 雲根の実証事業の排水対策はどのように行っているのか質問があり、水はけが悪いので排水処理を手彫りで行っていると説明がありました。
 草刈り作業を大好き隊も行っていると説明があったが、補助金の二重交付にはならないか質問があり、この事業の性質上補助金の二重交付にはならないと説明を行いました。


5,その他
 JA松本ハイランド生坂明科支所営農関連スケジュールで11月30(土)第3・四半期決算棚卸から、1月中旬の野菜部会・ジュース用トマト部会実績検討会について、ぶどう部会川手支部で行う12月中旬の山清路ぶどう部会の販売実績検討会について、あぐり資材センター川手の年末年始休業について説明がありました。
 意見・質問はありませんでした。

 午後5時からの長野県町村会要望活動の打合せ会議は、翌日の県関係国会議員への面談要望と、町村会の重点提案・要望について、関係省庁への要望活動の説明を受けました。
 早朝からの県関係国会議員への面談要望の後、私は副会長として、国土交通省へ要望に行く班になりました。町村会役員としての要望活動ですので、長野県町村会の重点要望をしっかりと説明したいと思います。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めている中、上生坂上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、小学校で6年休業日、献血、教育委員会定例会、図書室で蔵書点検(閉館)などが行われました。


やまなみ荘定例会&政農会総会及び意見交換会&万平集落上空からの風景

2024年11月19日 | 生坂村の会議
 11月19日(火)は晴れて紅葉が青空に映えましたが、朝晩は冷え込み、昼間も師走並みの寒さでした。

△▽ やまなみ荘の11月用のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 午前10時からは、やまなみ荘定例会が行われ、10月の利用状況は、前年度と比べて宿泊と宴会等はプラスになり、食堂は若干のマイナスになり、調理材料費は大幅に増え、燃料費、光熱水費等も増えましたが、単月では昨年度より黒字幅が増えました。
 令和5年度対比収入は121.9%、支出は115.0%、令和元年度対比収入は105.8%、支出は87.9%となり、10月だけでは標津町の修学旅行などがあり運営は良い状況でした。

 10月のフェアについては、麺フェア 黒酢101食、焼きそば55食(TO 24食)、辛みそ35食、マコモきんぴら45食でした。
 11月用のフェア(途中経過)については、新そば 御膳147食、他そば153食 計300食、熱々麺フェア チゲ20食、鍋焼き39食などの報告を受けました。

 12月用の全戸配布については、年末年始予定、冬の鍋プラン、年末年始料理、ゆず湯、海鮮丼フェア、あったかフェア、アラ煮セットなどをお知らせすることになりました。
 やまなみ荘の営業や宣伝については、SNSの発信、ラジオ放送、DMの発送、近隣への営業強化、池田町や松川村などは有効的で、各課の取引業者にも声掛けいただきたいこと、脱炭素事業の設計もおいて、旧保健センターの1階の改修については具体的な意見がなく、私と副村長で方向付けをすること、昨年度の実績を参考にして、今年度のやまなみ荘月別収支予測を示していただき、勤勉手当の人件費や調理材料費、光熱水費等のアップがあり、昨年度より赤字が増える試算が示され、年末年始に掛けて人員を確保して売上を伸ばすために取り組むことになりました。 

 振興課長より先月の赤とんぼフェスティバルの御礼、秋の大城・京ヶ倉トレッキングツアーの御礼、野沢菜体験ツアーの日程、いくさかの郷特産市などを報告してもらいました。
 仲居さんの勤務状況は、人員的に厳しいが、フロントの職員が手伝ったり、いくさかの郷から3月まで一人をお願いし、ぶどう農家の方が調理補助に入っていただいて遣り繰りをしているなどの報告も受けました。

 午後5時30分からは、私の母校、東京農業大学出身の政治家の皆さんが対象の第3回政農会の総会及び意見交換会に出席しました。
 総会では、政農会会長の茨城県行方市長 鈴木周也氏からの挨拶で始まりました。

 
 続いて、政農会最高顧問 大澤貫寿氏からもご挨拶をいただきました。

 議事は、会則の改定、役員の選任、報告・連絡事項があり、原案通り承認されました。


 講演として、北海道登別市 小笠原春一市長、福島県会津美里町 杉山純一町長、茨城県行方市 鈴木周也市長から、それぞれの市町の紹介、大学との関わりなどについてお話しいただきました。


 意見交換会では、皆で記念撮影をした後に、鈴木会長の挨拶で始まりました。

 続いてお忙しい中お越しいただいた、学校法人 東京農業大学 理事長 江口文陽氏から、大学の様子、箱根駅伝予選で1秒差の秘話、野球部の東都大学野球などのお話をされました。

 その後懇親会になり、順番に江口理事長と大澤最高顧問とのスリーショットや一人ずつ2分ほどの自己紹介をしました。

 OBには市町村長が多く、共通のお話もあり、楽しいひとときを過ごすことができました。

 最後に私が5期目で一番任期が長いこともあり、締めの挨拶を指名され、政農会と東京農業大学の益々のご発展と皆さんがご健勝で益々ご活躍なさいますことなどを祈念して万歳三唱で締めさせていただきました。

万平集落上空からの風景


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に上がり、朝霧が晴れて青空が広がってきた上空からの風景を撮影しました。

 今日生坂村では、小学校で3年三校交流会・5年社会科見学、中学校で2学期期末テスト(音楽)、総務課関係業務開札、振興課関係工事開札、教育委員会業務開札、食改伝達講習会、商工会売れる仕組みづくりセミナー、6班の皆さんの元気塾などが行われました。



知恵の輪委員会・村づくり研修会合同会議&日岐と小舟上空からの風景

2024年11月15日 | 生坂村の会議
 11月15日(金)は雲が優勢の空で、昼間は比較的過ごしやすくなりましたが、朝晩はヒンヤリとしました。
 本日も東京から帰り、午後1時30分からの知恵の輪委員会・村づくり研修会合同会議は、私の挨拶で始まりました。

 そして、前回の会議で要請した各部署で検討協議していただいた「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」の内容について、下記の様な施策について確認をしました。

(3)具体的な施策・施策ごとの重要業績評価指標
■施策① 環境と共生した暮らしの実現・ゼロカーボン施策脱炭素事業の推進

(1)自然環境、景観の保全
 地球温暖化の防止のための各種施設・設備の普及に努めるとともに、電力需給の安定化と景観保全とが調和のとれた再生可能エネルギーの普及を進めます。
内          容
担 当
○家庭用地球温暖化防止対策設備設置(太陽光、その他の設備)の普及拡大
○再生可能エネルギー設備設置への条例に基づく景観の維持と保全
住 民 課

(2)ゼロカーボンの推進(新規)
生坂村地方公共団体実行計画に基づき、環境省の脱炭素先行地域事業を中心としたゼロカーボン達成に向けた各種の施策を実施します。
村の民生部門をはじめとする産業や運輸等、各部門において脱炭素化を推進する取り組みを実施して、村全体の温室効果ガス排出量を2030年度の目標年度に2013年度比で65%削減することを目指すものとします。
内          容
担 当
★村内の地域エネルギー会社による民家・民間事業所・公共施設への屋根置き太陽光発電及び蓄電池の設置、また遊休地等を活用した野立て太陽光発電の設置事業の推進
★省エネ機器(太陽集熱器、高効率照明機器、高効率空調機器、高効率給湯機器)の導入補助
★民家、事業所への木質バイオマスストーブ(薪ストーブ、ペレットストーブ)の導入補助
★公共施設における木質バイオマスボイラー・ストーブの導入
★古民家の脱炭素(断熱・省エネ)リノベーションの支援
★ZEH基準を満たす村営住宅の建設
★公用車・村営バスのEV化及びEV充電器等の設置、EVカーシェアリングシステムの構築
★自営線マイクログリッドの構築
★ゼロカーボンの理解を深めるためのワークショップや体験イベント
★小水力発電設備の整備
村づくり推進室



 今回の協議の結果を各部署に持ち帰って、更に調整をしていただくとともに、今回の村民アンケートの結果も反映していただき、具体的な施策等を決めていただき、次回の12月25日(水)の会議には、具体的な施策や施策ごとの重要業績評価指標等の内容を決める予定としました。

 各部署では様々な仕事がある中、「第3期生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定のためにご尽力をお願いいたします。

 午後3時10分からは、12月定例議会に提出します補正予算の査定を行いました。主なものは道の駅いくさかの郷の売上増、除雪費、災害復旧費、やまなみ荘の料理材料費・光熱費等の高騰などに対応する予算を計上させていただくことにしました。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影の朝霧が残っていた日岐と小舟上空からと生坂ダム湖の風景です。


 その他生坂村では、小学校で検尿②、中学校で授業参観日・尿検査②・全校道徳・下校15:50、児童館でマラソンクラブ、補正予算村長査定、5班の皆さんの元気塾などが行われました。


脱炭素事業打合せ&道の駅いくさかの郷定例会&山清路の風景

2024年11月13日 | 生坂村の会議
 11月13日(水)は晴れて穏やかな空が広がり、朝は寒くても昼間は長袖で過ごしやすい体感になりました。

 私は東京から帰って午後1時からは、脱炭素事業の打合せを行いました。
 EV公用車の運用について、今後の省エネ機器等の補助について、マイクログリッド構築事業の令和6年度実施予定について、龍と子11月号について、(株)いくさかてらすの関係について、11月18日のゼロカーボン推進プロジェクト会議についてなどの説明を受け協議をして、今後の方向付けと環境省との調整事項など更に検討協議を進めていくことにしました。

 午後3時30分からの道の駅いくさかの郷定例会は、最初に私から、10月は、マツコの知らない世界の効果で記録的な売り上げになったところですが、11月からは閑散期ということで、駅長も頭を痛めているのではないかと思いますが、何か企画するようなことを言っていましたので、この後そういう説明もあるかと思います。

 なかなかどこの道の駅も11月からは農産物も減りますし、出荷する品物も減ってきますので、売上が落ちるのは仕方がないかなと思いますが、当村はビニールハウスを各地区で設置しましたので、そちらで何か作って頂ければありがたいかなと思っているところです。
 これから、皆さんからも良いアイデアがあればお出しいただいて、道の駅いくさかの郷を順調に運営していきたいと思いますので、よろしく申し上げるなどの挨拶をさせて頂きました。

協議事項
かあさん家実績について
 食堂売り上げ、2,092,833円で食堂の来客数が2,244人、おやき販売2,756,970円、おやき来客数2,556人、直売所売り上げ2,609,920円で計7,459,723円となり、昨年度に比較し1,319,469円の増となった。
テレビの影響で多くのお客さんに来ていただいた。それに伴い他の売り上げも伸びた。
 前回の会議で食堂の相席等の意見をいただき対応した結果、食堂のお客さんが増えて売り上げが伸びた。これから、おやきの焼き手を増やしていきたいので誰かいたら紹介して欲しいなどの説明がありました。
 意見質問はありませんでした。

 農林水産物直売所収支について
 9月の月別収支は、歳入が43,387,673円で歳出が38,080,238円で4,738,966円のプラスとなった。売り上げが大幅に増えたので、人件費、葡萄箱代金や宅急便の経費が増えた。
 10月の売り上げは、21,356,143円で昨年に比較し141.8%で、来客数が10,229人で昨年に比較し124.6%となった。これは、中旬まで葡萄が出荷され、テレビ効果でおやきの売り上げの増により、そのお客さんが待ち時間に直売所を利用したため売り上げも伸びた。また、マツタケの出荷もあり売り上げ増につながった。 
 11月は農産物の出荷が減っており、衣料品の品数を増やしたが、これといって伸びていないので、対応策を検討していきたいと説明がありました。
意見質問はありませんでした。

3、その他
 12月の営業カレンダー、天然ブリの予約販売、冷温貯蔵の葡萄ギフトセットの予約販売を行うと説明がありました。
 また、来年度「変化する道の駅」化による認知・バージョンアップについて説明がありました。

 全体を通しての意見や質問の概要については、
 この時期は農産物の種類が偏るので、その対応について検討しなければいけないと意見があり、どうしてもこの時期は農産物が減るのでこの会議等で知恵を出し合い考えていきたいと説明しました。

信濃十名勝「山清路」の風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影の山清路の大きな奇岩や犀川の平ダム湖の風景です。


 その他生坂村では、保育園で2歳児親子教室、中学校で生徒会、総務課関係業務開札、農地に関する話し合い、ノーマイカーデーなどが行われました。