信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

定例課長会議&第10回全国治水砂防協会砂防現地視察と討論会&草尾上空からの風景

2024年10月31日 | 生坂村の会議
 10月31日(木)は日差しが届き秋晴れの空で、朝晩は肌寒くても昼間は過ごしやすい陽気でした。

 午前9時からの定例課長会議では、私から11月の検討協議事項を示し、各部署からの日程調整を行った後、生坂村議会第4回定例会の招集、12月補正予算要求書、人事院勧告、令和7年賀詞交歓会及び表彰者、メンタルヘルス研修、会計年度任用職員の人事評価、役場のペレットストーブの運用、電話機更新工事、電気工事、ノーマイカーデー、ゼロカーボン推進プロジェクト会議(第8回)、脱炭素事業打合せ、脱炭素学習会、知恵の輪委員会、生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略についての村民アンケートの実施と策定作業、いくさか大好き隊員との面談、第2のふるさとづくりプロジェクト、松本山雅ヤマ部、松本山雅ホームタウンデー、

 出生0人、死亡1人、転入5人、転出1人、計3人増、マイナンバーカード休日交付・申請窓口の開設、やまなみ荘の各種プラン・予約状況、長野県部落解放研究集会、献血、こころの健康講演会、令和6年度村内地区要望現地調査、農泊推進事業 相模女子大学相生祭ブース出展、おじさま倶楽部新そばを味わう会、秋の大城・京ヶ倉トレッキングツアー、令和6年度商工感謝祭、道の駅いくさかの郷特産市、松本山雅ホームタウンデー、関係機関要望箇所現地調査、竹林整備講習会、高津屋森林公園今年度営業予定、定期監査の日程、例月出納検査の報告、祖父母参観、避難訓練、入所説明会、乳房イチョウの園外保育、小保連絡会、金戸山巡礼百体観音トレッキング、第49回文化祭、イクラン!!2024松本山雅FC、CoDoMoN運用予定などについて説明を受け検討協議をしました。

 午後0時40分に全国から市町村長が、長野県治水砂防協会からは5名の町村長が松本駅の集合場所に集まり、最初に岡谷市の平成18年7月豪雨災害と令和3年8月大雨災害の復旧現場へ行くバスの中で、災害の概要や復旧状況等の説明を受けながら岡谷市に向かいました。

 復旧現場では、平成18年7月豪雨災害時の諏訪建設事務所の担当者より、被災状況、被災経緯、災害関連緊急砂防事業・砂防激甚災害対策特別緊急事業・治山事業(林務部施工)等について説明を受けました。

 平成18年7月豪雨によって発生した小田井沢川の土石流は、死者7名、全壊家屋7戸を発生させるなど甚大な被害をもたらし、流域内には不安定土砂が依然として多量に堆積したままであり、保全対象である人家92戸、湊小学校、湊公民館、中央自動車道、主要地方道岡谷茅野線などが今後の土砂流出によって災害を被る危険性が極めて高い状況にありました。
 このため、土砂の流出を防止し、土石流から人命、財産を守るため、林務部と連携しながら山腹工、床固工、砂防堰堤、渓流保全工を整備されました。

 また、施設効果事例として、令和3年8月大雨時に小田井沢川4号砂防堰堤が、大雨により発生した土石流の土砂及び流木約1,800㎥(推定値)を捕捉し、下流地区への被害を未然に防止し効果を発揮しました。

 次に諏訪大社上社本宮に寄り宮司さんから説明をしていただき祈祷をしてもらいました。



 諏訪大社上社本宮は社殿の四隅に御柱と呼ぶ大木が建ち幣拝殿や左右片拝殿が横に並び、本殿を欠く等社殿の配置にも独特の形を備えています。中でも本宮は諏訪造りの代表的なもので、建造物も四社の中で一番多く残っています。また神体山を拝するという大きな特徴を持ち、祭祀研究の上からも注目されております。

 境内のほぼ真中に東宝殿、西宝殿と言う二棟の茅葺の建物があります。本宮で最も大切な御社殿で、寅年と申年毎に交互に建替がなされ遷座祭が行われます。軒からはどんなに干天の日でも最低三粒は水滴が落ちるといわれ、七不思議の一つに挙げられ、諏訪大神が水の守護神として広く崇敬される根元にもなっております。


 次に、茅野市宮川高部における災害復旧現場に行き説明をしていただきました。
 令和3年9月5日15時から24時までの大雨は、総雨量159mm、最大時間雨量63mmの雨を降らせ、19時40分頃に土石流が発生しました。

 完成した「改良復旧事業」の護岸工L=約630mは、被害箇所に接続した脆弱な残存施設を一体的に改築した区間とのことで、砂防堰堤工H=7.0m、砂防堰堤嵩上工H=13.0mも完了し、現在は、砂防堰堤嵩上工H=10.0m、流末処理工L=38.4mの実施状況などの説明もしてもらいました。


 公共土木施設災害復旧事業の申請箇所①として、復旧延長L=約1,300m、堆積土除去工L=約800m、V=約11,000㎡、護岸工L=約1,200m、A=約3,000㎡と、申請箇所②として、復旧延長L=約130m、護岸工L=約130mなどの説明を受けました。


 視察後は宿泊先のホテルで、全国から22名の市町村長と国土交通省、砂防部、長野県、茅野市、岡谷市、全国治水砂防協会等の関係者で討論会を行いました。

 大野理事長から開会の挨拶をいただき、国交省草野砂防部長、長野県関副知事から、それぞれのお立場よりご挨拶をいただきました。


 話題提供として、茅野市 今井市長より「令和3年9月5日発生 茅野市宮川下馬沢川土石流災害における対応について」」と題して説明していただきました。

 長野県茅野市宮川高部地区、最大時間雨量63mm、総雨量159mm、9月5日10時16分大雨注意報発表、18時34分大雨警報(土砂災害)発表(警戒レベル3相当)、19時41分土砂災害警戒情報発表(警戒レベル4相当〕、下馬沢川の閉塞及び周辺の土砂等堆積状況、土砂撤去状況、高部区防災マップ、砂防堰堤の整備などの説明をしていただきました。

 続いて岡谷市 早出市長より「岡谷市が経験した災害について 平成18年7月豪雨災害、令和3年8月大雨災害」と題して説明していただきました。

 岡谷市の概況、平成18年7月豪雨災害~岡谷市の被災状況~降水量の状況(釜口水門)、主な土石流等災害発生箇所、人的被害の状況、住家等の被害状況、施設等の被害状況、釜口水門の状況、湊3丁目久保寺南(死者7名)、川岸東2丁目橋原志平(死者1名)、令和3年8月大雨災害~岡谷市の被災状況~災害関連緊急砂防事業県工事、砂防堰堤の効果、平成18年7月豪雨災害及び令和3年8月大雨災害に伴う土石流災害の状況と対応について、避難所生活の向上などの説明をしていただきました。

 長野県建設部参事兼砂防課長 吉村課長から「長野県の砂防―最近の話題・取り組みーと題して説明していただきました。

 長野県土砂災害対策の3本柱、年次別長野県土砂災害発生件数(平成6年~)、土砂災害の発生状況、令和5年12月に発生した黒豆沢(白馬村)の土砂災害について、土砂災害発生時の砂防施設効果事例、施設を地元をつなぐ取組、長野県の取組(ソフト対策)、土砂災害警戒区域等の指定状況、地域の防災力を高めるための取組、赤牛先生の防災学習、災害伝承カード、令和元年東日本台風に関するアンケートの実施概要・結果、調査結果分析~避難した人の傾向、これからの取組、下諏訪町の取組の紹介、災害に対する心構え「自助」「共助」「公助」などの説明をしていただきました。

 総合討論では、全国治水砂防協会 城ヶ崎技術顧問が座長なり進行し、砂防堰堤の建設について、地元住民の意識、自主避難、砂防堰堤の効果で被害状況、地元住民は安心している、避難指示、事前防災について、

 災害発生後の対応が優先、能登半島に予算集中、地元の理解と協力、完成後の住民意識、100%安全ではなく避難、特別警戒区域 施設完成後の解除、除石、上の方は掘らなくて良く、人家の近くは掘らなければならない、機能を元に戻す、単費でなく災害復旧費で掘れる、砂防堰堤、治山堰堤、建設する理由、維持管理、調整協議、県の建設部と林務部で横断的に協議、


 流域治水、治山と連携して流木対策、治山は森林法 山を崩れない様に、流路工、一級河川の災害復旧、河川として護岸復旧、一級河川・普通河川・砂防河川の指定、1級水系、上流域は都道府県管理など、多岐に渡り意見交換をしました。


 本日の現地視察と討論会は、長野県茅野市と岡谷市に甚大な被害をもたらしたそれぞれの豪雨災害に関しての被災状況、復旧・復興状況等を視察し、詳細に説明していただきましたが、防災・減災対策において、ハード事業で減災効果が見込める対策や日頃のソフト対策の重要性を改めて感じました。


草尾上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた草尾上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、ヘルスアップ教室、広域連合職員共同研修、農業委員会、ハロウィンなどが行われました。






生坂農業未来創りプロジェクト会議&長野県町村会政務調査会第3回建設部会&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2024年10月30日 | 生坂村の会議
 10月30日(水)は天気が回復傾向で朝晩は寒かったのですが、昼間は過ごしやすくなりました。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、先日の視察研修にはお忙しい中ご参加をいただきありがとうございました。我々と同じ中山間地域で農業条件不利地域の先進的な事例を研修させていただきました。初日は生まれ育った地域の農地を守るために、行政とタックを組み、農地中間管理機構により農地を借り受け、にんにく、さつまいも、かぼちゃを約30町歩も栽培し、黒にんにく、干しいも、かぼちゃパウダーに加工し販売している6次産業化の取組を視察しました。

 二日目は、直進アシスト機能付きトラクタ、無線遠隔草刈機、IoT栽培ナビゲーションシステム、水田センサなどにより、スマート農業を導入にして省力化を図り、水田を約40町歩も耕作していまして、地域の農地を守るには中心的なリーダーの必要性を感じた次第です。今後も今回の視察も参考にしながら生坂農業の将来をしっかり協議をしていきたいと思います。

 道の駅いくさかの郷は、8日のマツコの知らない世界で灰焼きおやきが全国放送をされ、その反響で直売所もかあさん家も多くのお客様で賑わい、10月も記録的な売上になり感謝申し上げるところであり、今後も皆さんで道の駅いくさかの郷を盛り上げていきたいと思いますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
・道の駅いくさかの郷について
直売所
 7月の収支は歳入が9,270,583円、歳出が8,362,181円で908,402円の黒字でした。これは、光熱費が増えていて、新紙幣のレジの更新やぶどうの消耗品費の包材関係が増えているが、昨年度より収支が良くなっていると説明がありました。

 9月は昨年度比125%の40,702,554円で、一昨年のぶどう部屋開設時の約2倍になり、客数111%の12,820人になり、わざわざ足を運んでいただく方もいて、一日700人を超えた日もあり良い傾向であった。
 10月は前年度より増えていて、今年度の客数1万人を超え、宅急便の9月~10月は2,218件で前年度対比674件の増になり、人員的に対応のマックスに近づいていて、今後大きく売上を伸ばすことは難しく、ぶどう部屋の前対比228%で、現時点では総売上9,000万円超えになり、今年度は1億1,000万円になると予想でき、生産者組合の皆さんに農産物や加工品を 多く出荷していただいた結果である。
 生産者組合の出荷点数は141%で、売上は令和3年度3,900万円から8,100万円になるなど、飛躍的に数字が上がってきている。12月30日と1月5日は、直売所だけ営業して、かあさん家は休みであります。

かあさん家
 9月の売り上げは、食堂1,952,478円、来客数が2,153名、おやき販売2, 020,330円、来客者数1,934名、直売所2,610,670円で合計が6,583,478円で、昨年度と比較して66,478円の増となった。
 全体的に、食堂は上半期が前年を上回り、4月から9月までの33,290,488円で好調に推移し、10月29日で780万円となり、マツコ効果売上も伸び、昨年の6月3日、9月18日の全国放送より影響が大きく、福岡や大分の遠方からお越しいただいているが、地元の皆さんに買っていただけなくて心苦しいところです。

・農山漁村振興交付金(農泊推進対策)について
ハンガリーフェスティバル2024出店 10月26日(土)
大城・京ヶ倉 秋のトレッキングツアー 11月9日(土) 定員30名に達している。
 野沢菜収穫体験ツアー 12月7日(土)~8日(日)、講師はおじさま倶楽部
主な意見と質問、その回答の内容は、
野沢菜体験ツアーの定員について質問名あり、今後おじさま倶楽部と詰めるが、やまなみ荘の部屋数により決めることになると思う。

・農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
・地域ぐるみの話し合いの状況について、4月9日(火)から10月28日(月)まで37カ所で行った地区の内容について、また、地域計画で新たにまとまった地区の雲根・草尾・小立野区(平・河川敷・清水)における農業の現状と課題と将来のあり方について説明を行いました。

・下生坂雲根地区実証事業については、遊休農地再生の実証に取り組むため、地域住民とともに草刈り、排水対策などを行い、農地中間管理事業を活用し、担い手に集約するために取り組みます。
 主な意見と質問、その回答の内容は、
雲根の実証事業は雲根の創造の森と関係あるかと質問があり、土地は近くであるが関係の事業ではなく、地元から耕作道路が狭いという話があり、将来的に畑地として使えるように、実証予定箇所に決めて実施するもので、草刈りの参集範囲は雲根の住民や農業委員、大好き隊員を見込み、土地の所有者全員に許可をいただいている。
 草刈り等をして畑にして、担い手が見つかることは良いが今の段階では無償で借りているのか質問があり、是非活用していただきたいが、あくまでも実証事業でして有償での貸し借りはない。
実証実験で遊休農地化を防ぐために他の所ではできないか質問があり、現状ではマンパワーがなく雲根地区でしっかり取り組んでいき、今の事業は最大5年間で、余裕があれば他の地域でも事業化したいが、この事業は5年間の最適土地利用総合対策で、ソフト事業1,000万円で視察や消耗品などに活用していると回答しました。

 生坂支所関連のスケジュール 11月2日(土)明科・生坂支所JAまつり 8日(金)川手地区ライスセンター閉所式、11月14日(木)農業用廃プラ回収・廃棄農薬・空容器回収、20日(水)赤米対策指導会、21日(木)女性部・くらしの専門委員会合同「スポーツボイストレーニング体験」及び「エークック鍋試食会」30日(土)第3四半期決算棚卸、ぶどう部会川手支部は、11月中旬に役員会、12月中旬に実績検討会などのスケジュールを説明されました。

 草尾ぶどう集荷場は、10月17日迄延長し、4k箱で1万ケースの大台を超し、シャインマスカットと巨峰が7~8割で、シャインマスカットは価格横ばい傾向で、巨峰は引き合いが強いが高温障害になり、価格はほぼ横ばいであった。
灰焼きおやきの製造を増やしていくことは、人間も灰も下手ってしまうので、年齢が20代から85歳まで皆さんが、食の伝統を守っていて、余裕があると冷凍でストックしておくが、今は冷凍無くなってしまいますなどと話し合いました。

午後2時からは、長野県町村会政務調査会第3回建設部会が長野県自治会館で行われました。

 中村建設部会長が、政務調査部会では、町村の抱える諸課題について調査研究を行っておりますが、国も県も財政状況が極めて厳しいことを踏まえ、県にとっても町村にとっても、双方に有益な真に必要な提案・ 政策提言とするための検討を重ねてまいりました。
 本日申し上げる提案・要望事項につきましては、去る 10 月 15 日 に開催しました長野県町村会第 39回定期総会において、58 町村長の総意として決定した事項でありますので、県におかれては、格段のご配慮、ご協力をお願いいたしますなどと挨拶をされました。

 建設部会の県への要望は、「災害に備えた公共事業の推進」「道路等交通網の整備促進及びインフラ老朽化対策の充実」「河川の整備促進」「砂防施設の整備促進」「住宅等の耐震化の促進」「空き家対策に対する総合的な支援策の充実」「冬期交通の確保」「地籍調査事業の推進」「水道施設整備の推進」であり、新田建設部長から、災害に強い県土づくりのために町村と県がしっかり連携して取り組んでまいりたいなどと挨拶をされ、各課長・次長各位からそれぞれ詳しくご回答を頂戴しました。


 委員各位からは、河川整備の促進、河川愛護団体の高齢化、単費での対応、県の維持工事は緊急浚渫事業債等で対応、解決方法を地域の皆さんと話し合って見い出したいこと、県道の通学路の整備促進、法面の樹木伐採等の維持管理、集中的に整備、リニア中央新幹線の波及効果を地域にもたらすための情報交換、意思の疎通、木曽川右岸道路の整備促進、国道19号雨量規制区間の解除、抜本的な解除方法、下水道の件では町村の処理場の維持補修、広域化・共同化の取組、災害時対応、町村と県の連携、


 迂回路等の確保、緊急輸送道路、道路の整備と耐震化、温暖化による舗装修繕の今後の補正、中部横断道の早期着工、小海町県道川上佐久線の早期着工、河川整備を重点的に実施、河床低下、予算の確保、資材費の高騰、現場の視察と調査、維持管理、災害リスク、登坂車線の整備促進、防犯カメラの設置、赤色灯の設置、側溝、ガッター形式、砂防堰堤の小水力発電兼ねた生活用水の確保など多岐に渡り意見交換をしました。

 私は、前建設部会長として、新田部長はじめ建設部の皆さんにお世話になっていることに御礼を申し上げ、今までそれぞれの町村から多くの要望が出されましたが、その対応には予算確保が重要であり、道路、河川、砂防の中央要望をしなければなりませんし、道路の整備関係等は、国がBbyCを考慮して整備をしていますが、命をつなぐ道など重要路線はありますので、BbyCでなく県から必要性を加味した道路整備を進めるなどの発信をしていただきたいなどと意見を申し上げました。


 その他として、人口戦略(仮称)骨子案、地域発 元気づくり支援金の見直し、松本食肉施設整備支援の枠組みづくりに向けて、本県における中学校部活動の地域クラブ活動への移行について説明を受け質疑応答をしました。

 出席された町村の皆さんから様々な意見と要望をいただき、県建設部の新田部長と担当課長・次長からご回答をいただき、活発な意見交換ができましたことに、町村長と建設部の皆さん、事務局の皆さんに感謝申し上げます。


草尾上野ぶどう畑上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込めていた中、朝日が届き始めた草尾上野ぶどう畑上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、特定事業主行動計画に関する視察、例月出納検査、広域連合職員共同研修などが行われました。


簡易水道有収率対策プロジェクト会議&下生野上空からの風景

2024年10月23日 | 生坂村の会議
 10月23日(水)は雲に覆われ、午後には雷を伴って強く降り、昼間は過ごしやすい体感でした。

 午前9時30分からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、私の挨拶で始まり、今年度から2ヶ月に一回の開催になり、前回会議からの対応状況として、西手配水管破裂に伴う修繕工事 VPφ100、草尾ルート漏水調査 宅内漏水確認、上生坂送水ポンプ専用線異常、下生坂配水管破裂に伴う修繕工事 VPφ75、大久保送水管漏水調査 SPφ50、大久保送水管布設替工事竣工 L=272m、

 東京電力工事に伴う下生坂配水管試掘、下生野第1配水池管内 夜間漏水調査、梅月配水管破裂に伴う修繕工事 VPφ100、上生坂送水ポンプ専用線異常、下生野給水管漏水修繕工事PEφ20、下ノ田地区送水管布設替工事竣工 L=127m、上生坂原 未契約給水確認、大久保地区減圧弁更新工事開札、上生坂原 給水管止水、草尾牛沢地区送配水管布設替工事開札などを説明してもらいました。

 次に、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などの説明も受け、先月9月は有収率が79.24%となり、以前高い有収率を維持しており担当職員はじめ関係各位に感謝申し上げます。

 主な協議内容の概要は、上生坂原の給水管については、空き家の解体時に発見し対応したこと、現状は全体的に漏水の怪しいところはなく、上生坂大原は通常運転で下生野は運転時間が良くなってきていること、雲根地区いくさか創造の森の上下水道について、地区水道とWOTAなどの検討を村づくり推進室と協議することなどを話し合いました。 

 今後の建設改良事業等について、来年度の計画は、大日向区南平常会と北平常会の配水管の布設替えとして、南平常会から生坂水道の給水要望をいただいているが、別荘使いの家が10件ほどあり、個人で給水管の布設替えをして、何年度に地区水道から生坂水道に切り替えたいかなどの確約をいただいてから配水管の布設替え工事に着手すべきとの意見があり、来年度は北平常会の配水管φ75の布設替えを検討することにし、

 雲根地区も同様の切替や受益者負担の地元協議の必要性、大日向から雲根地区への送水か、山清路の郷資料館からの送水かを高低差をしっかり調査することなど、雲根地区の給水区域の拡張については、各地点の標高をしっかり調査検討するなど、今後も簡易水道有収率対策プロジェクト会議でしっかり検討協議をしてまいります。

下生野上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、厚い雲に覆われた下生野上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、小学校で3年クラブ・クラブ、児童館でスポちゃお、松本山雅トレーニング講座、振興課関係工事開札、乳がん検診(マンモグラフィー)などが行われました。


ゼロカーボン推進プロジェクト会議&北水連治水事業整備促進意見交換会&グリーンパークブリッジ周辺からの風景

2024年10月21日 | 生坂村の会議
 10月21日(月)は、晴れて穏やかな青空が広がり、ようやく色づき始めた紅葉に季節の進みを感じ、昼間は過ごしやすい体感でした。

 午前10時からは。ゼロカーボン推進プロジェクト会議を開き、最初に私から、一昨日は生坂村最大のイベントであります「赤とんぼフェスティバル」が予定通りできました事を感謝申し上げます。(株)いくさかてらすはしっかりした新入社員が入りまして、9月24日より村民の皆さんからのご相談を個々に対応をしているところですが、まだまだ問い合わせは少ないようです。なるべく啓発をしながら多くの村民の皆さんに契約をして頂かなければならないわけでして、3月上旬に売電の許可が下りるまでには、契約者数も増やしながら、公共施設のPPA事業は進んでいますので、計画通りに進捗しますように、ここにいる皆さん、また、村づくり推進室、(株)いくさかてらす、(株)エコロミ平林建設(株)、ヒッタイショウなど関係の皆さんのご協力をお願いしたいと思います。

 今日も色々細かい協議事項がございますが、皆さんから忌憚のないご意見を頂きながら一つ一つ決めていきますし、昨年度から繰り越しています公共施設のペレットストーブも役場、やまなみ荘、健康管理センター、B&G海洋センターの方に設置が済みまして、これから、試運転をして寒い冬に備えていく予定です。個々の事業も動いておりますので、その方も皆さんにも気にかけて頂きながらこの事業を順調に進めるようにしていきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げ挨拶とさせて頂きました。

 協議事項
1.公用車EVシェアリングの方針について
 令和6年度に購入を予定している公用車EV車両6台について説明を行いました。
意見質問はありませんでした。

2.EVシェアリング及びEV充放電器の設置について
 EVシェアリング導入検討結果、想定されるEVシェアリングの課題、EV車導入計画、EV充電場所と考え方、普通充放電器について、普通充電器について、急速充電器について、説明がありました。

 主な意見と質問とその回答の概要は
・充電器は雨が降っても大丈夫なのか質問があり、屋外設置が可能なので、雨よけはなくても大丈夫と説明がありました。
・夜間に充電するようになるが、防犯面で大丈夫か質問があり、急速充電機は課金制になっている。普通充電についてはメーカーに確認して防犯面を検討したいと説明がありました。
・急速充電機と普通充電器の振り分けについて質問があり、急速充電器は高圧電力でないと対応できないので、高圧電力の供給施設に設置するように計画していると説明がありました。

3.公共施設ペレットストーブの運用について
 ペレットストーブの設置を、役場、やまなみ荘、健康管理センター、B&G海洋センターに設置しており、操作方法の説明を各施設で実地していくと説明がありました。
主な意見として
・ペレットを取りに行く日、手段、対応車を早々決めるように意見がありました。

4.その他
 ➀PPA工事の状況について
役場及び道の駅いくさかの郷に設置した太陽光パネルで発電した電気を使用するための工事について説明がありました。
 ②今月に配布する龍と子について
 今月発行していく龍と子の内容について説明がありました。
③(株)いくさかてらすのHPについて
(株)いくさかてらすのHPができたので、10月31日(木)から発信していくと説明がありました。
 意見質問はありませんでした。



△▽ お昼には職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。11月用のやまなみ荘のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 今回もカツ丼、親子丼、肉野菜いため丼、鳥から丼、中華丼、チャーハン、野菜サラダなどのメニューを注文してもらいました。


 私は、お茶、安曇野の水を持参して、今、秋野菜麺フェアの3種類のメニューで各1,000円(税込)、その内200円を義援金として社会福祉協議会へ寄付している中から、カレーシーフード焼きそばとサラダを注文して食べました。味付けが美味しくボリュームもありお腹いっぱいになりました。


 午後3時からは、北陸直轄河川治水期成同盟会連合会 長野県治水事業整備促進意見交換会が飯山市で行われ、富井野沢温泉村長の開会のことばで始まりました。

 千曲川改修期成同盟会、千曲川・信濃川(飯山・中里間)直轄河川編入連絡協議会、犀川直轄改修期成同盟会の関係市町村の首長・担当部長などが出席され、来賓として北陸地方整備局長 高松 諭氏はじめ関係の部長、所長、担当職員の皆さん、長野県からは、新田建設部長はじめ江守河川課長と関係職員の皆さんにご臨席いただき行われました。



 挨拶、自己紹介と続き、北陸地方整備局河川部長 木村勲氏から「北陸地方の治水行政に関する最近の動向」と題して、近年の水災害、令和6年度能登半島地震・豪雨災害への対応、流域治水の推進、北陸地整の主要事業などの話題提供をいただきました。


 
 次に意見交換として、三同盟会のそれぞれ市町村を代表して、三人の首長から意見・要望等の発言と、各構成市町村から要望等をさせていただき、国交省北陸整備局の皆さんからご回答をいただきました。
 
 我が犀川直轄改修期成同盟会は、正副会長が所用のため欠席でしたので、私が代表して、本同盟会として、犀川上流は流域で暮らす私達に、豊富な水資源と肥沃な土地、四季折々の美しい景色など、恵まれた自然環境をもたらす一方で、急峻な地形であるがゆえに、水の流れが速く、その強大なエネルギーによって洗掘や侵食が生じて堤防の決壊に至る危険性があります。
 そのため、国が策定した「信濃川水系河川整備計画」に基づいた計画的な河川改修に大きな期待を寄せております。

 我々といたしましても、河川流域全体のあらゆる関係者が協働し、「流域治水」の取組みを進めていくことの必要性を強く感じており、同盟会管内においても、「田んぼダム」、「雨水貯留浸透施設」などの流出抑制を進めているところではありますが、災害に強い治水施設の整備と河川環境の整備保全を推進し、犀川・梓川・奈良井川流域の住民が、美しい河川環境のもと、安全で、安心な生活ができるよう、特段のご配慮をお願いするなどの意見発表をさせていただきました。


 各市町村の意見発表で当村は、今年6月30日には多くの関係各位にご臨席いただき、下生野地区犀川堤防改修事業起工式が挙行できましたことなど、地域の安全・安心な暮らしの確立に向けて、着実な事業推進に対し深く感謝を申し上げます。

 村としましても、国・県と連携しながら地元で実施可能な田んぼダムの取組や下生野地区内の水路改修工事を実施して内水氾濫対策に努めてまいります。
 しかしながら、近年の豪雨により氾濫危険水位に達する流量など、犀川の水位の上昇に伴う内水氾濫を懸念しております。今後は頻発する豪雨に対応するとともに、地域住民が安心して暮らせるよう、未然に内水氾濫を防ぐため、排水ポンプの設置及び整備への補助制度の創設をお願いしますなどの意見発表をさせていただきました。

 その後質疑応答があり、長野県 新田建設部長から情報提供などの挨拶をいただき、宮川栄村長の閉会のことばで終了しました。
 
 長時間にわたりまして有意義な意見交換会になったと感じました。ご来賓の皆さん、出席された皆さん、会の準備・進行等を務めていただいた飯山市の皆さんには大変お世話になりありがとうございました。

グリーンパークブリッジ周辺からの風景


△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影したグリーンパークブリッジ周辺と朝日が差していた上空からの風景です。


 その他生坂村では、保育園で」イモ掘り、小学校でランランタイム・防犯教室、衆議院議員総選挙期日前投票、いどばたキャラバンin大日向などが行われました。




やまなみ荘定例会&草尾上空からの風景

2024年10月17日 | 生坂村の会議
 10月17日(木)は朝晩が肌寒かったのですが、昼間は晴れて穏やかな空が広がり気温が上昇しました。

△▽ やまなみ荘の10月用のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 午前10時からは、やまなみ荘定例会が行われ、9月の利用状況は、前年度と比べて宿泊と宴会、食堂ともマイナスになり、人件費、光熱水費、飲料などが増えましたので、昨年度より赤字幅が増えました。
 令和5年度対比収入は91.2%、支出は92.8%、令和元年度対比収入は78.9%、支出は105.2%となり、やはり運営は厳しい状況でした。

 9月のフェアについては、まぐろ祭り、まぐろ丼41食、ネギトロ丼60食、づけ丼51食、イクサカラットプレート33食でした。
 10月のフェア(途中経過)については、麺フェア 黒酢70食、焼きそば36食(TO 16食)、辛みそ25食、マコモきんぴら14食でした。

 11月用の全戸配布については、新そば祭り、熱々麺フェア、地酒祭り、あったか冬の鍋プラン、相模女子大スイーツなどをお知らせすることになりました。

 秋の味覚としてきのこの収穫については、少し松茸が入荷したがセール等の対応は難しいとのことでした。
 昨年度の実績を参考にして、今年度のやまなみ荘月別収支予測を示していただき、勤勉手当の人件費や調理材料費、光熱水費等のアップがあり、昨年度より赤字が増える試算が示され、年末年始に掛けて人員を確保して売上を伸ばすために取り組むことになりました。 

 振興課長より先月の農泊体験ツアー対応の御礼、赤とんぼフェスティバルの対応をお願いし、秋の大城・京ヶ倉トレッキングツアー、道の駅いくさかの郷特産市の日程を報告してもらいました。


日岐上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込めていた草尾や上野ぶどう畑上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で秋の遠足、小学校で音楽会前日準備・金管練習、中学校で2年振替休業③・特別スライド、子育て支援センターでフェイスマッサージ、振興課関係工事開札、赤とんぼフェスティバル準備、松本地域振興局企画振興課現地調査などが行われました。


道の駅いくさかの郷定例会&日岐上空からの風景

2024年10月16日 | 生坂村の会議
 10月16日(水)は雲が広がって、昼間は過ごしやすい体感でも、朝晩は寒く感じられました。

 午後3時30分からの道の駅いくさかの郷定例会は、最初に私から、テレビの影響というのは凄いんだなと思っていて、10月8日にマツコの知らない世界が全国放映をされまして、次の日から大変なお客様がお越しになり、現場の皆さんもご苦労をされている事と思います。
 9月も3連休が2回あり、葡萄の方も売り上げが順調で1カ月で4,000万円を超した事はいくさかの郷始まって以来でございます。それはここにいる皆さんはじめ関係の皆さんが、それぞれの立場でご協力を頂いて、いくさかの郷が順調に運営できている事に感謝を申し上げる次第でございます。

 灰焼きおやきという郷土色がこんなに脚光を浴びるという事は、私も村長という立場になって色々取り組んできて、最初の頃は思ってもみなかったのですが、当村は小さい頃から灰の中でおやきを焼いて食べた皆さんが多かった訳で、時代の流れなのか郷土色を継承していくという事が大切だなと感じております。
 色々大変な事も多いかと思いますが、これからも皆で力を合わせて道の駅いくさかの郷を盛り上げて行きたいと思いますのでよろしくお願い申し上げるなどの挨拶をさせて頂きました。

協議事項
・かあさん家実績について
 かあさん家の9月の売り上げは、食堂1,952,478円、食堂の来客数が2,153人おやき販売2,020,330円、おやき来客者数1,934人で直売所の売り上げが2,610,670円で合計額が6,583,478円となり昨年と比較して、66,470円の増となった。
 これまでのお焼きの売り上げは少し減っているが、食堂の来客数は9月まで毎月伸びている。また、マツコの知らない世界が放映されてから、おやきの売り上げが凄い事になっており、九州から来て頂いたお客様もいる。この調子を下げないように対応していきたいと説明がありました。

 主な意見と質問、その回答などの概要は、
・お饅頭も美味しく、買いに行ったがない日あるので 増やせないか質問があり、お饅頭は日により売れ方が異なる。お客様の状況で手が回らない時があると説明しました。

  • 農林水産物直売所収支について
 8月の収支は歳入が9,270,583円で、歳出が8,562,181円で収支が908,402円となった。歳出で光熱水費の増加、発送用の消耗品や新紙幣対応の費用の支出があったが、昨年度より収支が良くなっていると説明がありました。
3.9月、10月の農林水産物直売所の販売実績について
 9月の売り上げは40,702,554円で昨年度に比較して125%で、来客数は12,820人で111%となった。これは、定休日を取らずに行った事や葡萄生産者の協力により売り上げの伸びに繋がった。また、葡萄を買うために朝から並んで開店を待つお客様も増えている。

 10月の売り上げも10月15日で13,885,351円となり伸びており、昨年を上回る見込みとなっている。
 葡萄の品数も3年連続で50種類の葡萄が店頭に並び、葡萄カードの配布に併せ、いくさかの郷に来れば色んな葡萄が購入できる認知されてきたと説明がありました。
 また、令和3年度から今年度までの4年間の直売所の売上額、客数、生産者組合点数、ぶどう点数、葡萄の売上額の伸びについて説明がありました。

主な意見と質問、その回答などの概要は、
 多くの村内の葡萄生産農家の方から道の駅の葡萄販売について好評を得ていると意見がありました。
4.その他
 11月の営業スケジュール及び年末年始の営業について確認を行いました。
 駅長から11月は衣料品の販売を広げて行きたい。また、12月の全戸配布はブリの広告を出していきたいと説明がありました。


 午後2時からの令和6年度 第2回 松本広域連合正副広域連合長会議は、協議事項として、令和6年松本広域連合議会11月定例会、令和6年度一般会計補正予算(第1号)・松本地域ふるさと基金事業特別会計補正予算(第1号)、令和5年度松本広域連合決算、ふるさと基金事業の見直し、令和7年度松本地域ふるさと基金事業の実施方針について協議をし、原案通り定例会に諮ることになりました。

 報告・周知事項としては、介護認定審査会システムの標準化、松本広域シンポジウム及びセミナー、建物火災の再燃、消防通信指令システム運用開始式、自動式心マッサージ器の検証結果などについて説明を受け協議をしました。

 会議終了後は、東筑摩郡村長会を開催し、議題として令和5年度一般会計決算について協議し承認していただき、協議事項として、令和6年度人事院勧告、全国町村長大会、東筑摩郡村長会・議長会新年会、視察研修精算などについて協議をし、それぞれの方向性などを決めていただきました。

日岐上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐周辺の生坂ダム湖と雲に覆われた日岐上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で秋の遠足、小学校でマラソン大会事前健診(高)・金管練習・マネジメディアデー、中学校で2年振替休業②・特別スライド、子育て支援センターでフェイスマッサージ、児童館でのらのら青空塾、ノーマイカーデー、シニアカー体験会、いくさか歩こう部、いくさか大好き隊面談などが行われました。


生坂村・麻績村・筑北村農業委員会協議会研修会&大日向上空からの風景

2024年10月04日 | 生坂村の会議
 10月4日(金)は雨が降ったり止んだりで、比較的過ごしやすい体感でした。
 午後1時30分から生坂村・麻績村・筑北村農業委員会協議会研修会が開催され、最初に現地視察として、草尾上野ぶどう畑へ行く予定でしたが、天気が悪くやまなみ荘大ホールにて、公益財団法人生坂村農業公社 小林理事長から「生坂農業を支える農業公社の取り組みについて」講演を聞き、道の駅いくさかの郷を視察していただきました。

 私は午後4時からの研修会に来賓として出席させていただきました。今年度は生坂村の当番ということで、生坂村農業委員会 山﨑会長代理の進行により、筑北村の宮下農業委員会長の開会のことばで始まりました。

 三村農業委員会協議会の腰原会長の挨拶をいただき、来賓祝辞として、長野県松本農業農村支援センター中澤所長の祝辞を頂戴しました。


 その後私が、生坂村の農業公社の設立、新規就農制度による担い手の確保、我が地区の農地中間管理機構の取組、道の駅いくさかの郷の現状と、3村の農業振興、農業課題の解決または方向性を見出していただくなど、農業委員の皆さんのご活躍をお願いするなどの祝辞を述べさせていただきました。

 次に、「改正食料・農業・農村基本法が目指す農業・農村の方向について」と題して、一般社団法人長野県農業会議 専務理事 伊藤洋人氏から講演していただきました。

 「基本法とは何か?」、憲法→基本法→個別法とあり、国政に重要なウエイトを占める分野について、国の制度、政策、対策に関する基本方針・原則などを明示したものであるとのことでした。

 農業基本法以降の推移については、農業基本法→食料・農業・農村基本法→改正食料・農業・農村基本法となってきて、今回の改正のポイントは、国際情勢の変化等に伴う食料安定保障上のリスクの高まりへの対応、地球環境問題への対応、人口減少に伴う国内市場の縮小・生産者の減少・高齢化への対応とのことでした。


 基本法の5つの柱の内容については、①食料安全保障の確立として、実現に向けた施策は、食品アクセス、食品産業、輸入の安定化、輸出促進、食料の価格形成、不測時の対応であり、②農業の多面的機能の十分な発揮として、中山間地等直接支払交付金と多面的機能支払交付金による支援、③環境と調和の取れた食料システムの確立として、食品産業及び農業における環境負荷の低減であるとのことでした。

 次に、農業の持続的発展として、地域計画の作成・実践をベースに、望ましい農業構造、農業経営の基盤強化等、農地の集積・集約(団地)化、農業経営基盤の整備・保全であり、基本法が目指すものとして、様々な手段を駆使し、我が国の食料安全保障を確立、農業に関わる環境負荷を軽減、農産物の輸出を拡大、コストを反映した合理的な価格形成、スマート技術による基盤維持・生産性の向上であるとのことでした。

 基本法が目指すものの実現に向けては、実現に向けた施策として、共同活動の促進、農村関係人口の増加、農福連携、中山間地域の振興、野生鳥獣対策、都市と農村の交流であり、また、「個別法」の制定・改正、食料・農業・農村基本計画の策定、想定される「基本計画」の論点、今後の農政スケジュールについても説明され、最後に、農業委員の皆さんには、農地利用の最適化活動に係る「農地の見守り活動」を記録していただき、「営農に役立つ」、「日々の農業委員会活動に役立つ」全国農業新聞のご購読と普及のお願いをされました。


 その後、質疑応答をした後、腰原協議会長から講師に御礼のことばを述べられ、次期当番村の紹介、次期当番村の筑北村 宮下農業委員会長が挨拶をされ、麻績村の塚原農業委員会長の閉会のことばで終了しました。


 その他私は、松筑建設労働組合生坂班の皆さんからの要望対応、県砂防協会犀川支部の支部長としての決裁、国道19号山清路防災事業関係の事業説明、松本広域連合から正副広域連合長会議関係の説明、松本信用金庫の鶴見理事長と脱炭素先行地域づくり事業と融資など、様々な話をさせていただきました。
大日向上空からの風景


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向南平ぶどう畑に行き、今にも降り出しそうな上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、小学校で金管練習・金管発表、中学校で朝かしわ祭振り返り集会・生徒会・SC来校、子育て支援センターでハロウィン会、生坂村・麻績村・筑北村農業委員会協議会研修会、消防団分団長会議などが行われました。


定例課長会議&生坂ダム湖上空からの風景

2024年10月02日 | 生坂村の会議
 10月2日(水)は穏やかな秋晴れとなり、朝晩は過ごしやすくても、昼間は引き続き半袖必須の暑さでした。

 午前9時からの定例課長会議では、私から10月の検討協議事項を示し、各部署からは、メンタルヘルス研修開催、人事評価、児童手当、インフルエンザ予防接種費用の接種、交通事故防止、クールビズ、ノーマイカーデー、禁煙サポートの実施、町村会の個人年金共済及び任意共済保険の加入推進キャンペーン、年末調整、

 脱炭素事業関係のゼロカーボン推進プロジェクト会議、脱炭素事業打合せ、公共施設ペレットストーブ操作・運用説明、知恵の輪委員会、生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定事業・村民アンケートの実施、第2のふるさとづくりプロジェクト「旅するいきもの大学校!」(第2回)、松本山雅ホームタウンデー、信州まつもと広域圏まるごと移住相談会、

 9月の人口推移は、出生0人、死亡3人、転入1人、転出3人、計―5人、マイナンバーカード休日交付・申請窓口の開設、やまなみ荘の企画、やまなみ荘予約状況、美しい環境づくり一斉行動の日、リビングウィル<生前の意思表明>講演会報告書、2024赤とんぼフェスティバルINいくさか、関係機関要望個所現地調査、令和6年度村内地区要望箇所現地調査、

 ハンガリーフェスティバル2024、農泊推進事業 相模女子大学相生祭ブース出展、おじさま倶楽部新そばを味わう会、「大城・京ヶ倉」秋のトレッキングツアー、令和6年度商工感謝祭、松本山雅ホームタウンデー・ブース出店販売、衆議院総選挙、例月出納検査報告、標津町標津、川北中学校3年修学旅行(村内)、保育園運動会、保育園の秋の遠足・焼き芋会、中学生標津交流学習、東筑摩塩尻地区初任者教員研修、小学校音楽会等について協議をしました。

生坂ダム湖上空からの風景


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた生坂ダム湖上空から風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校で金管練習、中学校で3年標津町中学校との交流・5校時全校交流・1,2年清掃後ステージ撤収、児童館でしょうぎ教室、振興課関係工事開札、保育園献立会、標津町中学校修学旅行村内体験活動などが行われました。


ゼロカーボン推進プロジェクト会議&知恵の輪委員会

2024年09月24日 | 生坂村の会議
 9月24日(火)午後1時30分からは、ゼロカーボン推進プロジェクト会議を開催しました。

 最初に私から、9月21日から(株)いくさかてらすに田村君が正式に入社して、今日から村民の皆さんに対して、個別のお問い合わせに対応する様に進めてまいります。17日には(株)いくさかてらすの取締役会を開催しまして、色々な件について協議し方向性も決まってまいりました。今日もその内容を説明させて頂いて、情報の共有を図りたいと思います。

 多くの事業を実施していますので、中々分かりかねるところもあるかと思いますが、その都度しっかり協議して皆さんと情報共有しながら、この脱炭素先行地域づくり事業を進めていきたいと思います。

 PPA事業関係は平林建設(株)の方で進めていまして、そのスケジュールも今日報告をして頂きますし、契約等も徐々に進めて、契約数を多く取らなければ、(株)いくさかてらすの経営が順調にいかないという事ですので、皆様からご意見を頂いて進めていきたいと思います。

 また、EVシェアの関係も方向付けをしなければなりません。1世帯で2台くらい自動車を所有している当村の実情で、どのようにEVシェアを村民の皆さんに利用して頂くかも考えていかなければなりません。まだ色々な検討事項がありますので、この会議でしっかり決めていきたいと思いますのでよろしくお願いしますなど挨拶をさせていただきました。

 協議事項
1.(株)いくさかてらすに係る諸報告
(株)いくさかてらすの事業実施体制、PPA供給までの流れ、スケジュールについて説明がありました。
主な意見と質問の概要は、
 PPA供給は民家をどの様にしていくか質問があり、民家は状況をみて対応していくと説明がありました。
その際契約について1回で終わるように調整していけば良いのではと意見がありました。

2.公用車EVシェアリングについて
 EVシェアリング運営体制、EVシェアリングの普及についての生坂村の状況とEVシェアリングについて、普及促進案について、施策の検討方法、EV活用アイディアについて説明がありました。
主な意見と質問の概要は、
 次回の会議までにEV車の事業所への貸し付けについて詳細を調べ報告する様に意見がありました。

3.ソーラーカーポートについて
 ソーラーカーポートの概要、ソーラーカーポートの事業化について説明がありました。
 主な意見と質問の概要は、
 環境省と設置内容等を詳細に調整し報告するように意見がありました。
4.その他
 令和6年9月から令和7年1月までのPPA事業の工程について、自営線マイクログリッド構築事業について説明がありました。
意見質問はありませんでした。


 午後3時30分からの知恵の輪委員会を開催し、最初に私から、第3期生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定するために、第2期のKPI達成は、順調にいっている案件やなかなか難しい案件もあり、それを加味していかなければなりませんし、村民アンケートも行って、その結果も反映させて策定したいと考えております。

 また、生坂村第6次総合計画といくさか村づくり計画との整合性をもつことと、大きな脱炭素先行地域づくり事業を記載していかなければならないなど、村政の現状に合わせて策定するために各部署で協議をしていただき、村民の皆さんのために実効性のある生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定するために、この知恵の輪委員会でもしっかりと協議をしていただきたいなどと挨拶させていただきました。

協議事項
・生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略について
・生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定作業の依頼
 村の総合戦略を更新するにあたり、生坂村総合戦略のKPI達成状況一覧等を参考に、現行戦略の記述に、それぞれ担当課にて、見直すべき点を書き加えていただきますようお願いしました。

 総合戦略に関するアンケート調査の実施については、高校生以上の全ての皆さんを対象に実施し、ご本人が記入できない場合は、ご家族の方などがご本人のお考えを聞きながらご記入いただく様にお願いする予定です。

 設問では、肯定的な考えと否定的な考えの両方を併記しては如何かという意見がありました。
 各部署では、総合戦略の施策項目以外でも、村民運動会や脱炭素などの設問を挙げていただくことにしました。



生坂農業未来創りプロジェクト会議&大日向上空からの風景

2024年09月24日 | 生坂村の会議
 9月24日(火)は日差しが届いて穏やかな空が広がり、朝晩は涼しく、昼間も過ごしやすい体感でした。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、今月は3連休が2回あり、15日と22日にはJA松本ハイランドの山清路ぶどう即売会を盛大に行って頂きましたし、道の駅いくさかの郷の直売所もかあさん家も多くのお客様にお越し頂いて、記録的な売り上げが達成できまして、昨日の時点で昨年の9月の売り上げを越したという事でございます。

 生産者組合の正副組合長さんやJAの皆さん、ここにいる皆さん何人もお手伝いに来て頂き感謝を申し上げる次第です。村の関係の皆さんで多くのお客様を迎い入れないと、普段は人員的に少ないいくさかの郷ですので、この時期は皆で力を合わせて対応して頂いている事に御礼を申し上げる次第でございます。

 また、21日~22日には首都圏を中心に、12組23名のお客様が、農泊体験ツアーで、秋の農業体験をして頂きながら生坂村の秋を満喫して帰って頂きました。天気が心配されましたが稲刈りも出来ましたし、次の日はそば打ち体験と、急に村松さんにお願いしてぶどう園を見せて頂いてぶどうも購入できて、皆さんは大変喜んで帰られました。

 今後、秋は色々なイベントがありまして、週末に標津町の「あきあじまつり」に行きますし、この会の視察研修、ハンガリーフェスティバル、当然村最大のイベントであります「赤とんぼフェスティバル」もございます。
色々なイベントが続きますが引き続き皆様にご理解とご協力をお願いして、しっかり生坂村を盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いしますなどの挨拶をさせて頂きました。

協議事項
  • 道の駅いくさかの郷について
直売所
 7月の収支は歳入が4,515,109円、歳出が4,597,765円で△82,656円だった。これは売り上げが前年に比較して落ちた事と、支出では備品購入費で大きな金庫を購入した事による。
8月の売り上げは8,823,851円で昨年に比較して111.7%、来客数が7,043人で113.5%になった。ハウスぶどう、夏野菜の出荷が始まり順調に売り上げが伸びた。
 9月は昨日で前年対比101%となった。残り7日を残し前年度の売り上げを超えたし、客数も伸びている。午後の時間帯もお客様が増えてきている。
 急激にお客様が増え需要に供給が追い付かなくなっており今後の課題となっている。また、10月8日に全国放送で道の駅いくさかの郷が紹介される予定なのでお客が増えることが予想されると説明がありました。

かあさん家
 8月の売り上げは、食堂1,616,066円、来客数が1,797名、おやき販売1,761,650円来客者数1,537名直売所2,898,890円で合計が6,276,606円で昨年度と比較して155,991円の増となった。食堂が前年を上回っている。おやきは昨年度の売り上げに及なかったが、全体で前年を上回っている。
 
主な意見と質問、その回答の内容は、
・ぶどうの供給が追い付かなくなることを利用して、品薄状況を打ち出して販売を行う事も検討すればどうかと意見がありました。
・出荷者としては売れ残りが心配なので、なくなった時に生産者に連絡はできないか質問があり、LINE等で対応できるように試行していると説明しました。
・10月の葡萄の出荷予定について質問があり、10月20日までブドウ部屋を行いたい。また、今後の状況を確認して対応していきたいと説明しました。
・ぶどうは日持ちが良いので、来客が多い日は前日から用意すればどうか意見があり、生産者と調整して行っていきたいと説明しました。
・ぶどうの売れ筋について質問があり、今年の傾向は贈答用の需要が伸びている。種類はナガノパープル、シャインマスカット、赤系のぶどうが良く売れていると説明しました。

  • 農山漁村振興交付金(農泊推進対策)について
〇秋のいくさか農泊体験ツアー
9月21日(土)・22日(日)に行い参加者23名
〇標津町あきあじ祭り出展
 9月28日(土)~30日(月)に標津町で行われ、生坂村からシャインマスカットや特産品を販売し村のPR活動を行う。
〇ハンガリーフェスティバル2024出展について
 10月26日(土)に東京都で行われ、道の駅いくさかの郷で販売しているハンガリー商品や村の特産品を販売する。
以上のような説明を行いました。
意見と質問はありませんでした。

  • 農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
・地域ぐるみの話し合いの状況について、4月9日(火)から8月30日(金)まで34カ所で行った地区の内容について、また、地域計画で新たにまとまった地区の、下生野平・池沢の地域における農業の将来のあり方について説明を行いました。

令和6年度最適土地利用総合対策事業視察研修について
〇目的 
生坂村では農地の集約化等に向けた取り組みを加速させるため、農地の利用集積・集約化に関する実態調査を行い、地域に合った農地の保全や体制づくりを推進するため視察研修を実施する。
〇実施日
 令和6年10月24日(木)~25日(金)
〇視察先
  • 愛知県恵那市及び有限会社東野
  • 道の駅そばの郷 らっせいみさと
  • 岐阜県下呂農林事務所及び有限会社すがたらいす
  • 道の駅飛騨金山ぬく森の里温泉
〇視察報告書の提出について
 以上のように視察内容について説明を行いました。

主な意見と質問、その回答内容は、
・集約化について可能なのか質問があり、集団化して耕作している個所は集約しやすい。耕作条件が不利な農地は集団化については難しいと説明しました。
・農地を借りたい方はどのようにすればいいのか質問があり、農地を借りたい方は農業委員に相談して欲しいと説明しました。

  • その他
 今年の米の出荷はカメムシが大発生し2等が増えていると説明がありました。また、JA松本ハイランド生坂支所営農関連スケジュールで9月26日(木)の地元保育園への農産物寄贈食育活動から10月15日(火)生坂支所総代会の日程について説明を行いました。



大日向上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向北平の高台に行き、雲が多めの上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、中学校でかしわ祭準備45分短縮特別日程①、放課後リハーサル(吹奏楽部)、ゼロカーボン推進プロジェクト会議、知恵の輪委員会、6班の皆さんの元気塾などが行われました。