信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

「いくさか村づくり計画」の更新にあたり

2017年04月01日 | 生坂村の報告
 今日も雲が広がり今にも雨か雪が降り出しにそうな空模様で、朝は里山の上の方に雪が積もっていました。日差しが乏しかったので、4月に入ったとはいえヒンヤリと感じた一日でした。

 今日から平成29年度が始まりましたが、土曜日でしたので公務がなく、毎年度見直しています当村の実施計画の「いくさか村づくり計画」の中で、私が書きました「計画更新にあたり」をアップさせていただきます。
 今年度の実施施策・事業等の内容ですが、3月の議会全員協議会で計画案をお渡しして、議員各位からの指摘事項等を加味して完成させます。また、7日の「村づくり研究会」では、今年度の変更点を主にした概要版を作成して、25日に全戸配布をさせていただき、5月15日(月)からの村政懇談会で説明させていただきます。
 毎年度現状に合わせて担当職員各位で見直しをしており、完成しましたらホームページにもアップして、今年度の当村の施策、事業等を広く知っていただくための説明責任に努めております。

1 計画更新にあたり

 生坂村は、「山紫水明 食と文化 癒しの郷」であり、犀川の清き流れと渓谷美の山清路、雄大な大城・京ヶ倉、高津屋森林公園、スカイスポーツ公園など、水辺と里山が織りなす風光明媚な自然に恵まれています。また、赤地蔵、金戸山百体観音、乳房イチョウと観音堂など、多くの歴史・文化遺産とおやき、おにかけ、干し柿などの食文化等の財産を背景にして、先人達の努力により守り育んできた自然・伝統との共生の精神を受け継ぎ、地域の絆を大切に心豊かな暮らしを営んでいます。
 「生坂村第5次総合計画」を根幹に「いくさか村づくり計画」を実施計画として遂行してきた村政運営に「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を加え、生坂村と各地区の活性化や人口減少の抑制を図るなどの生坂創生のために多くの事業を実施しています。
 生活支援サービスの充実、地域包括ケアシステムの構築などの「介護予防・日常生活支援総合事業」、高齢者生活福祉センターの増築工事等により福祉の充実強化を行い、特定健診・特定保健指導の受診増を図り、健康体操・ウォーキング・足ツボ健康法・元気塾・お達者教室・健康応援隊等による健康保持と介護予防に努めていただき、高齢者の安全・安心で健康な暮らしの継続により健康長寿を目指してまいります。
 子育て支援センター建設に併せ、各種支援員、保健師、保育士、司書等の常駐による「いくっこ子育て支援」の充実強化、健やかに産み育む子育て支援金、18歳まで医療費の無料化、各種ワクチン接種の全額助成、結婚祝金・出産祝金・入学祝金・奨学金貸付制度・給食費の半額補助等により、次代を担う子供達への子育て支援と教育の充実に努めてまいります。
 県営中山間総合整備事業の実施、農業公社の新規就農研修制度による担い手の育成、特産品開発部等による6次産業化、生坂マル得商品券発行補助、住宅リフォーム補助、生坂村店舗整備促進事業補助金等により産業振興の充実強化と地域経済の活性化を図ります。
 いくさか大好き隊員による様々な支援の充実、社会資本整備総合交付金による村道改築事業、消防詰所整備事業、小型動力ポンプ積載車両の更新、定住促進と空き家対策等による人口維持対策と地域づくりに取り組み、安全・安心な生活と地域・村の活性化を目指すなど、オール生坂で重点施策として村政運営を進めてまいります。
 そして、さらなる村民の皆様との協働による村づくりの継続によりまして、第5次総合計画の将来の姿「やまなみに抱かれ いつまでも楽しく暮らせる未来を創り出す村」の実現に向けて、引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。    生坂村長 藤 澤 泰 彦

▽ 今朝はドンヨリと雲っていて、山の上の方は白くなっていた生坂ダム湖の風景です。