23日(火)午前8時45分に宿泊先のホテルを出発し、最初に糸魚川市のフォッサマグナパークを視察しました。このフォッサマグナパークは、糸魚川―静岡構造線を人工的に露出させた断層見学公園です。断層破砕帯をはさんで、東日本の岩石(右側で約1600万年前)と西日本の岩石(左手で約4億年前)が接しています。
フォッサマグナとはラテン語で「大きな溝」という意味で、1~3億年以上前にアジア大陸から離れた日本列島が、東日本と西日本に分かれた溝に2000万年前以降にできた新しい地層がたまったということが分かっています。我が生坂村はフォッサマグナの中ですので、貝の化石が採種できることは、遥か昔は海の中だったことになります。
姫川は暴れ川だったため、渓谷沿って道をつくるのは危険でしたので、山間地の断層に沿うなだらかな地形を結んで塩の道がつくられたとのことでした。
▽ 次に平成29年9月8日(幅100m、長さ200m、土砂量130,000㎥)と10月23日(幅150m、長さ200m、土砂量143,000㎥)に続けて崩れた、釜沢地区地すべりの現地視察をしました。
9月8日は、既設谷止工を乗り越え下流へ広く移動し、大きなブロックの形を保ったまま下流に移動し、既設谷止工に規制され停止したが、10月23日は上部の崩落土砂と合流し、更にエネルギーの大きな状態で流下し、周辺を深く切削し、前回地すべりを受け止めた谷止工も吹きと飛ばし、河川を閉塞させたとのことでした。
この地区は、国管理や林務関係、耕地関係などの地すべり地区であり、協議を進めて流出土砂の搬出先の確保、土留工、水路工、地下水の排出などの対策をされていくとのことでした。
▽ 次に10月23日14時頃に山腹から土砂が流出し、隣接する農道が分断され、2級河川海川を河道閉塞し、田んぼ内に水が流れ込んだ真木地区の地すべりの現地視察を行いました。農道上の堆積土砂は「農災」で申請予定であり、農道より山側の堆積土砂は、トレンチ(溝掘)及び暗渠排水等の強制排水工事を実施予定で、2級河川海川は、現河道が閉塞し通水阻害が発生したため、早急に河道を確保するために、右岸堤防及び田んぼの一部を掘削し、仮水路を施工し、今後は延長L=48.5mの護岸復旧区間として、護岸構造は原形復旧を基本とし、コンクリートブロック張とする予定とのことでした。
▽ 最後は、平成28年12月22日10時20分頃発生した、糸魚川市駅北大火の復旧状況を視察しました。大火からの復興に向けて、火災発生から8か月となる、平成29年8月22日に「復興まちづくり計画」を策定し、火災や災害に強いまちづくりや糸魚川らしい景観・まちなみ再生に取り組むことが位置付けられました。
当計画における「災害に強いまち」「にぎわいのあるまち」「住み続けられるまち」の実現に向けて、防災機能を高める市道の拡幅、雁木の再建支援・無電柱化・道路の美装化による旧加賀街道の歴史を感じさせる街並み再生の景観づくり、復興市営住宅の建設、200トンの大型防火水槽が埋設された「にぎわい創出広場」などの広場の整備、新潟県で最古の酒蔵の再建、賑わい創出とまちづくりを担う若者たちの取組などの説明をお聞きしました。
糸魚川市のそれぞれ担当者の皆さんには、フォッサマグナ、地すべりの現地、大火の復興状況などを視察させていただき色々と勉強になり御礼申し上げます。
小林支部長さんはじめ新潟県の職員の皆さん並びに関係各位に大変お世話になり感謝申し上げます。
糸魚川市から安曇野市に向かい、午後2時15分からは穂高広域施設組合議会全員協議会、3時からは議会定例会に出席し、穂高広域施設組合行政不服審査法施行条例、穂高広域施設組合情報公開条例の一部を改正する条例、穂高広域施設組合個人情報保護条例の一部を改正する条例、平成30年度穂高広域施設組合一般会計補正予算(第2号)、平成29年度穂高広域施設組合一般会計歳入歳出決算の認定について、それぞれ上程した議案は原案通り承認されました。
▽ 朝の写真は万平集落上空からの風景です。
その他生坂村では、小学校でALT、草尾・古坂の皆さんの元気塾野外散策、健康応援隊in込地などが行われました。
フォッサマグナとはラテン語で「大きな溝」という意味で、1~3億年以上前にアジア大陸から離れた日本列島が、東日本と西日本に分かれた溝に2000万年前以降にできた新しい地層がたまったということが分かっています。我が生坂村はフォッサマグナの中ですので、貝の化石が採種できることは、遥か昔は海の中だったことになります。
姫川は暴れ川だったため、渓谷沿って道をつくるのは危険でしたので、山間地の断層に沿うなだらかな地形を結んで塩の道がつくられたとのことでした。
▽ 次に平成29年9月8日(幅100m、長さ200m、土砂量130,000㎥)と10月23日(幅150m、長さ200m、土砂量143,000㎥)に続けて崩れた、釜沢地区地すべりの現地視察をしました。
9月8日は、既設谷止工を乗り越え下流へ広く移動し、大きなブロックの形を保ったまま下流に移動し、既設谷止工に規制され停止したが、10月23日は上部の崩落土砂と合流し、更にエネルギーの大きな状態で流下し、周辺を深く切削し、前回地すべりを受け止めた谷止工も吹きと飛ばし、河川を閉塞させたとのことでした。
この地区は、国管理や林務関係、耕地関係などの地すべり地区であり、協議を進めて流出土砂の搬出先の確保、土留工、水路工、地下水の排出などの対策をされていくとのことでした。
▽ 次に10月23日14時頃に山腹から土砂が流出し、隣接する農道が分断され、2級河川海川を河道閉塞し、田んぼ内に水が流れ込んだ真木地区の地すべりの現地視察を行いました。農道上の堆積土砂は「農災」で申請予定であり、農道より山側の堆積土砂は、トレンチ(溝掘)及び暗渠排水等の強制排水工事を実施予定で、2級河川海川は、現河道が閉塞し通水阻害が発生したため、早急に河道を確保するために、右岸堤防及び田んぼの一部を掘削し、仮水路を施工し、今後は延長L=48.5mの護岸復旧区間として、護岸構造は原形復旧を基本とし、コンクリートブロック張とする予定とのことでした。
▽ 最後は、平成28年12月22日10時20分頃発生した、糸魚川市駅北大火の復旧状況を視察しました。大火からの復興に向けて、火災発生から8か月となる、平成29年8月22日に「復興まちづくり計画」を策定し、火災や災害に強いまちづくりや糸魚川らしい景観・まちなみ再生に取り組むことが位置付けられました。
当計画における「災害に強いまち」「にぎわいのあるまち」「住み続けられるまち」の実現に向けて、防災機能を高める市道の拡幅、雁木の再建支援・無電柱化・道路の美装化による旧加賀街道の歴史を感じさせる街並み再生の景観づくり、復興市営住宅の建設、200トンの大型防火水槽が埋設された「にぎわい創出広場」などの広場の整備、新潟県で最古の酒蔵の再建、賑わい創出とまちづくりを担う若者たちの取組などの説明をお聞きしました。
糸魚川市のそれぞれ担当者の皆さんには、フォッサマグナ、地すべりの現地、大火の復興状況などを視察させていただき色々と勉強になり御礼申し上げます。
小林支部長さんはじめ新潟県の職員の皆さん並びに関係各位に大変お世話になり感謝申し上げます。
糸魚川市から安曇野市に向かい、午後2時15分からは穂高広域施設組合議会全員協議会、3時からは議会定例会に出席し、穂高広域施設組合行政不服審査法施行条例、穂高広域施設組合情報公開条例の一部を改正する条例、穂高広域施設組合個人情報保護条例の一部を改正する条例、平成30年度穂高広域施設組合一般会計補正予算(第2号)、平成29年度穂高広域施設組合一般会計歳入歳出決算の認定について、それぞれ上程した議案は原案通り承認されました。
▽ 朝の写真は万平集落上空からの風景です。
その他生坂村では、小学校でALT、草尾・古坂の皆さんの元気塾野外散策、健康応援隊in込地などが行われました。