信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村議会全員協議会&(株)いくさかてらす取締役会 &万平集落上空からの風景

2025年01月17日 | 生坂村の会議
 1月17日(金)は日差しが届いても朝晩はグッと冷え込み、昼間も空気が冷たい一日でした。
 午前9時からの議会全員協議会は、議長と私の挨拶で始まりました。


 最初に総務課長から議会臨時会に提出する補正予算案1件について説明しました。

 主な協議の概要は、報償費の327千円については、公文書の公開請求に対しての処分に対し、議会と村に不服申し立てがあり、条例により「生坂村公文書公開審査会」を開催しなければならず、その委員報償費であり、弁護士、司法書士などをお願いする予定であること。
 議会に対しての不服申し立ての内容が分からないで審議ができず、村民に情報公開をして詳しい説明をするべきではないかについては、村への申し立ては申請者の名前を伏して提示しますが、議会の申し立てについては、審議するために議会で内容を把握することは良いのではとして、不服申し立ての内容を把握していただきました。

 不服ごとに審査会で審議する経費については、情報公開の条例で決めてられているが、その公文書公開審議会の答申内容に対して不服の場合は、裁判になる可能性があること。
 弁護士と司法書士の他の委員については、審査会の委員は、5名をお願いするが、初めてのことであり、他の市町村に聞いてみたが、弁護士、司法書士、大学教授、有識者2名等とのことで、有識者は村民をお願いしたいと考えていること。

 いつ頃の開催かについては、補正予算をお認めいただいたら、委員の人選をしてなるべく早く開催したいこと。 
 議会だより等で今回の「生坂村公文書公開審査会」を開催する経緯などの情報公開については、生坂村では初めての事例であり、長野県町村会の弁護士等に相談して、どの様に公開したら良いか、助言をいただき公開することなど協議をしました。

 その他行政側から、脱炭素事業により実施する予定であった、児童館空調設備整備事業は、令和6年度補正予算の前倒しによって児童館空調設備3台を新設したい。夏場の猛暑対応とエアコン機器の調達を考慮して前倒しで実施するために、マイクログリッド工事費の不用額を流用し、環境省に申請して2月内示後に実施したいこと。
 民家の省エネ機器の更新補助について、更新のみから一定の要件を満たすことで新設まで対応するために、要綱等の見直しを検討して、3月議会で説明させていただきたいことも報告させていただきました。

 午後1時からは、(株)いくさかてらすの取締役会を開催しました。
 最初に私から、脱炭素事業の打合せで縷々進めてまいりまして、小峯社長や木本さんにお世話になり、小売電気事業契約要綱及び重要事項説明書とPPA事業契約要綱及び重要事項説明書についてご協議を頂くところでございます。
 (株)いくさかてらすから発注をさせて頂いて、平林建設が受注をして、いまPPA事業を進めて頂いているところで、12月定例会では公共施設17施設、民家4施設、事業所4施設の太陽光パネルの設置が済んだことをご報告させて頂きました。これから民家を増やしていかなければならないという事で、目標は300件でございます。

 これに向けて協議を進めて契約要綱を決めなければ、営業が中々難しいというお話を平林建設の専務から聞いておりますので、本日は取締役会で協議をして頂いて、皆さんからご了承いただきこの要綱を決めさせて頂き、PPA事業を更に加速させて頂きますようお願いを申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。

 協議事項
 小売電気事業契約要綱及び重要事項説明書について
 電気基本契約要綱、小売りプランの定義書、電気需要契約申込書、電気需要契約に関する重要事項説明書についての説明がありこの内容について協議の結果、この内容を再確認して行っていくようになりました。

2,PPA事業契約要綱及び、重要事項説明書について
 PPAサービス契約要綱、PPAプラン定義書(低圧電灯PPA17年プラン)、PPAサービス申込書について説明があり、この内容について協議の結果、この内容を再確認して行っていくようになりました。
3,その他
 JA松本ハイランド農業協同組合の関係の監査役の変更について報告がありました。



R7 01 17 万平集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に上がり、青空が広がり朝日が薄雲を通して差してきた上空からの風景を撮影しました。



 その他生坂村では、村議会臨時会、中学校でピアノ演奏会・2年2校時音楽、児童館でマラソンクラブ、図書館整理休館日、東筑摩塩尻北部小中学校PTA連合会総会、4班の皆さんの元気塾などが行われました。


令和7年第1回生坂村議会臨時会

2025年01月17日 | 生坂村の会議
 1月17日(金)午前10時から令和7年第1回生坂村議会臨時会を開催しました。

 令和7年第1回生坂村議会臨時会の開会の挨拶

 それでは、令和7年第1回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 二十四節気の小寒が過ぎ、寒の入りの季節でございますが、今冬も今まで雪が少なく、ここ数日は寒さが緩む日もあり、昨今の地球温暖化を感じる今日この頃でございます。
 議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、全員のご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご支援、ご尽力を賜っていますことに感謝申し上げる次第でございます。

 さて、昨年12月20日に決定されました、特別交付税の12月分は22,430千円となり、前年度対比4,863千円の減であり、主に災害関係の項目が減額されておりました。
 また、12月24日には、今年度普通交付税の変更決定額が決まり、26日に30,817千円が追加交付されました。
 よって、今臨時会で補正予算をお認めいただきますと、一般会計の留保額が、42,930千円となるところでございます。

 それでは国から、令和6年度補正予算の成立を踏まえました「重点支援地方交付金」の取り扱い等について指針があり、「重点支援地方交付金」の追加については、国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策に、低所得世帯支援枠について給付金の支援を行うとともに、物価高騰の影響を受けた生活者や事業者を引き続き支援するために、重点支援地方交付金を追加する旨が盛り込まれました。
 そして、重点支援地方交付金1兆908億円の内、低所得世帯支援枠が4,908 億円、推奨事業メニュー分が6,000 億円が計上されました令和6年度補正予算が成立したところでございます。

 これを踏まえて、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金制度要綱の重点支援地方交付金の取り扱いについて改正されたとともに、地方公共団体職員向けのQ&Aも作成され、国から報告を受けた次第でございます。
そして国からは、今般の経済対策において対策の早期執行が挙げられた趣旨を十分ご理解いただき、重点支援地方交付金を活用した支援について、可能な限り早期の予算化に向けて進めていただくとともに、執行にあたっては、関係部局間で十分連携の上、本事務連絡の事項に留意して運用されるようお願いされたところでございます。

 よって、議会臨時会をお願いし、当村に交付される物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金20,292千円の内、低所得世帯支援枠が6,793千円、推奨事業メニュー分が13,499千円の歳入を計上いたしました。
 そして、推奨事業メニュー分の13,499千円に4,033千円の一般財源を計上し、全村民に一人1万円の「物価高騰対策生活応援商品券」を2月下旬に配布させていただきたいと考えております。
 今後も、村民の皆さんの安全安心な生活のために、村民主役の村政運営に努めてまいりますので、引き続き議員各位にもご理解とご協力をお願いする次第でございます。

 それでは、今議会臨時会に提出させていただきました議案は、補正予算案1件であります。
 議案第1号  令和6年度生坂村一般会計補正予算(第7号)
この予算案は、既定の額に25,478千円を追加し、総額を3,443,947千円とする補正予算であります。

 主な内容は、国の物価高騰対策に係るものと、急を要する経費ついて補正を行うもので、歳入では地方交付税5,177千円、国庫支出金20,301千円を追加し、歳出では総務費1,144千円、民生費6,802千円、商工費17,532千円を追加するものであります。
 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。

 島議員が、生坂村公文書公開審査会の委員報償費と非課税世帯臨時特別給付金に関して賛成として賛成討論をしました。
 よって、議案第1号 令和6年度生坂村一般会計補正予算(第7号)は全員賛成で採択されました。


   令和7年第1回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶

 それでは、令和7年第1回生坂村議会臨時会の閉会にあたりご挨拶を申し上げます。
 本日は、提出させていただきました議案を慎重にご審議くださり、原案通りご採択いただきありがとうございました。

 さて、今月9日には、県の「地域発 元気づくり支援金」に申請を予定しています事業の事前相談会が行われました。今後、指導いただいた事項を調整して、2月3日迄に松本地域振興局に申請をするために最後の調整をしたいと考えております。
 長野県の地域発 元気づくり支援金では、令和7年度からの制度改正に基づき、新基準による広域的な連携事業や持続可能な地域づくりに資する事業が優先されることとされており、これまで以上に事業効果の高い計画が求められております。

 現在、当村におきましては、2月の事業申請に向けて、新規で1件、継続で3件の申請を検討しております。
 主な内容としましては、「産業振興、雇用拡大に関する事業」「農業の振興と農山村づくり」「教育、文化の振興に関する事業」「環境保全、景観形成に関する事業」となっていまして、それぞれの事業が、村と地区の活性化、課題解決と方向付けなどに結び付く事業であります。
 よって全事業を採択していただくために、細部の調整を各部署で行い、申請に向けて計画書の作成準備を進めているところでございます。

 これらの事業によりましても、多くの村民の皆さんが、知恵と元気を出して、生きがいを感じていただき、協働による村づくりに結び付きます取組を引き続きお願いしてまいりたいと考えております。
 それでは今後も、議員各位と各課題に対しまして検討協議をお願いしながら、村民の皆さんのための村政運営を行ってまいりますので、議員各位には、まだ厳しい寒さが続きますので健康にご留意なさり、村政運営のためにご尽力賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
 本日はありがとうございました。