信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

やまなみ荘定例会&長野県町村会臨時総会&日岐周辺からの風景

2023年05月19日 | 生坂村の報告

 19日(金)は雨が降り本降りになることもあり、前日より気温が急降下して昼間も涼しい一日でした。

 午前10時からのやまなみ荘定例会が行われ、4月の利用状況は、新型コロナウイルス感染症が2類相当から5類に引き下げになる時期が近づき、宴会や宿泊が増えてきましたが、コロナ禍前の令和元年度対比は71.8%、福祉センター特別会計の当初予算から算出した目標額対比は91.8%となり、引き続き厳しい運営状況が続いています。

▽ 今月のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 4月のフェアはお花見弁当60食、その他各種弁当85食であり、5月のフェアの途中経過は、冷しゃぶセット13食、丼3食、生姜焼きセット22食、丼8食、ヒレカツセット11食、丼2食などの報告を受けました。

 6月用の全戸配布は、ハチクフェア、海鮮丼フェア、ゆったりプラン、菖蒲湯、冷やし中華、ラーメンのちぢれ麺への変更、団体プラン麺などをお知らせすることにしました。

 毎週末には、道の駅いくさかの郷にて、灰焼きおやき、焼き餃子、川魚の唐揚げ、特製お弁当などを販売していますし、冷凍商品も常時販売していますので、引き続きご利用のほどよろしくお願いいたします。

 午後1時からは長野県町村会臨時総会が自治会館において行われました。

 理事歴が一番長い私が開会のことばを申し上げ、臨時総会が始まりました。

 羽田会長さんが、新型コロナウイルス感染症については、これまで幾度となく感染の波を繰り返してきましたが、今月8日に感染症法における位置づけが、季節性インフルエンザと同じ5類に移行されました。これまで町村長各位におかれては、ワクチン接種を始めとする感染防止対策や地域経済の維持・回復を全力で取り組まれてきたと存じます。

 この5類への移行が、人流や観光資源の増加の後押しとして一日も早い地域経済の再生を期待するところです。

 さて今年度も、早2ヶ月が過ぎようとしており、町政、村政においてはそれぞれ新年度の事業に取り組んでいるところと存じます。本会におきましても、事業計画に基づき諸事業が本格的に動き出したところでございます。この内政務活動として、去る4月25日には政務調査会合同部会を開催しまして、町村長の出席のもと、県の重要課題に対する阿部知事との意見交換や県の施策について各部長から説明を受けたところでございます。

 国及び県に対する提案要望に向けての第1歩がスタートし、今後は4つの部会において調査研究を行い、秋に行われる要望活動につなげていきたいと考えております。特に阿部知事との意見交換においては、ゼロカーボン実現に向けての取組や少子化対策の更なる実現に向けた人材確保及び人材育成の課題について活発な意見交換がなされたところであります。

 本課題においては、今後各政務調査会において検討を行い、町村会として意見を取りまとめてまいる所存でございますので、町村長の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げますなどと挨拶をされました。

 議案第1号として「新型コロナウイルス感染症の流行による社会活動の停滞に加え、原油価格や物価の高騰により地域経済は疲弊し、深刻な状況が続いていることから、地域の実情に応じた支援策を展開し、地域経済の回復まで切れ目のない対策を講じること」「少子化対策を着実に推進し、結婚、妊娠・出産、子育てに対する切れ目のない支援とともに、地域格差が生じることなく、すべての町村が積極的にこども・子育て支援に取り組むことができるよう、国の責任において制度の拡充・見直しを行うとともに、地域負担が生じる場合には税財源の確保を行うこと」など5項目の「決議」が議決され、長野県町村長の総意として訴えていくことになりました。

 次に、会長、副会長、監事の選挙を行い、会長に長和町長 羽田健一郎氏が再任され、副会長に松川村長 平林明人氏が再任され、野沢温泉村長 富井俊雄氏が新任されました。監事も大桑村長 貴舟豊氏が再任され、南牧村長 大村公之助氏が新任されました。

 地区町村会において選任された理事の選任報告があり、東信地区 坂城町長 山村弘氏、北信地区 飯綱町長 峯村勝盛氏、南信地区 豊丘村長 下平喜隆氏、そして中信地区は私が紹介されました。

 私は「引き続き中信地区からの理事に選任され、長野県町村会のために頑張ってまいりますので、皆さんのご支援・ご協力をお願いいたします。」と挨拶させていただきました。

 その後「地域課題を解決するゼロカーボン」と題して、NPO法人上田市民エネルギー理事長 藤川まゆみ氏からご講演をいただきました。

 内容の概要は、だれでも参加できる市民出資型太陽光発電「相乗りくん」2011年11月事業スタートしたこと、12年間相乗りくんをやってきてわかったこと「みんな自分にできることをさがしている」、止められなくなる負の連鎖=ティッピングポイントは1.5度上昇を超えたあたりから起きること、世界共通の目標2030年までのCO2削減量で地球の未来が決まること、少なくとも50%削減し、1.5度を超えると負の連鎖が止められなくなる可能性が高まること、温度上昇を1.5度に抑えるための期限はあと7年であることなどを詳しく説明されました。

 ゼロカーボンで地域の課題解決することとして、自家用車でなく、ゼロカーボン的には公共交通で、その利便性向上により解決することなど、

 ゼロカーボンで地域の課題解決その2として、住宅の断熱の普及率向上で解決すること、学校教室の断熱ワークショップで啓発することなど、

 ゼロカーボンで地域の課題解決その3として、太陽光発電の普及率向上で解決することなど、ゼロカーボンは一石五鳥六鳥であるので、長野県や自然エネルギー信州ネットにお問い合わせいただきたいこと、

 将来世代の負担として、気候変動のコストの対策費用、災害対応、健康被害、農産物のシフト、新しい伝染病、人口減少のコスト、税収減、人材不足などがあること、

 藤川さんの好きな言葉で「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」の岡山県出身平櫛田中さんの名言であり、当村は脱炭素特定地域に選定されましたので、長野県町村会の先駆者になれるよう頑張っていきたいと思います。

 最後は「地方創生と郵便局」と題して、日本郵便株式会社 地方創生推進部の方々から説明を受け、副会長の富井野沢温泉村長の閉式のことばで終了しました。 

 その後の役員会は、長野県市町村職員互助会役員の推薦(案)、長野県市町村自治振興組合議員の選任(案)、長野県後期高齢者医療広域連合副連合長及び議員の推薦(案)、長野県地方税滞納整理機構議員の推薦(案)、長野県市町村電子自治体推進委員会委員の推薦(案)、7月役員会の日程などについて協議をしました。



 次に、観光振興の財源の検討状況と今後の進め方、県内6団体による国の施策並びに予算に対する要望、町村への寄附金及び新型コロナウイルス感染症対策支援金、元気なふるさと収穫祭めぐり2023、副町村長会議、令和5年度サマージャンボ宝くじ等係るPRの推進について報告を受けました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、水鏡が美しい生坂ダム湖や新緑鮮やかな日岐周辺からの風景を撮影しました。

日岐周辺からの風景

 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド・園庭開放・尿検査(年長・中)、小学校で内科・結核検査(高)・ALT、中学校でコミュニティスクール運営委員会、小中学校で検尿②、児童館でマラソンクラブ、5班の皆さんの元気塾などが行われました。



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