信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

道の駅いくさかの郷特産市&地域未来塾開講式&山清路の風景

2023年05月20日 | 生坂村の催し

 20日(土)は段々と日差しが届き、昼間は日なたでは少し汗ばむ暑さでした。

 午前10時からは、道の駅いくさかの郷にて毎月第3土曜日恒例の特産市も開催されました。今回もおじさま倶楽部が打ち立ての手打ちそば、女・人竹っこくらぶが竹っこおやき・竹っこ弁当・おいしん棒の販売をしていただきました。

 やまなみ荘では灰焼きおやき、焼きギョウザ、川魚の唐揚げ、生姜焼き弁当を販売してもらいました。

 店内では、当村特産のハチクの出荷が多い時期ですので、お客さんが早めにお越しいただき、生坂産のハチクや山菜、新鮮野菜、かあさん家のおまんじゅうや灰焼きおやき、当村で加工された各種パン、おにぎり、漬物などを買い求めていました。

 参加された各団体の皆さんには、毎回ご協力いただき、道の駅いくさかの郷を盛り上げていただき感謝申し上げますとともに、引き続きお世話になりますが、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 午後1時15分から、B&G海洋センター会議室において、今年度の地域未来塾の開講式が開催されました。

 地域未来塾の趣旨は、「未来を担う子ども達を育む体制づくりを目指し、地域と学校が連携・協働して、学習を希望する中学生に対して、地域住民等の協力を得て学習支援を行う。」となっています。

 この取組は、平成29年度から行っていまして、今年度も指導科目が5教科で対象者も中学校生徒全員にしてスタートしました。

 上條教育長の開会のことばで始まり、私からは、今年度生坂中学校の生徒さん12名が参加され、得意な教科、苦手な教科があり、得意な教科は更に伸ばしていただき、苦手な教科は少しでも克服して良い点数が取れるように頑張っていただきたいと思います。

 それには信州大学の学生さん達に何なりと教えていただきながら、皆さんも努力をしていただかなければなりませんから、予習をして分からない点を教えていただき、その教えていただいた内容を復習すると良いと思います。

 中学生の時は、一番学力が伸びて、将来を左右する大事な頃だと思いますから、優しい学生さん達と楽しく勉強しながら、しっかり学力を伸ばしてくださいなどと挨拶をさせていただきました。

 信州大学 教職支援センターの小山先生からは、長野県の中では最も早く、村がお金を出して中学生の皆さんにこういった場を設けるということで始まり、この実績が他の村々に伝わっていって、今かなりの県内の村で未来塾が展開されています。

 信州大学として皆さんにどんなことを語っていけば良いかというと、この未来塾は字の通り、目先の明日のテストの点数を何点取れるようにしようということもありますが、もっと人生100年時代という長い時代の中で、学び方や物事の考え方、そういうことを中学校で生活している時とは違って、大学生と出会いながら色んなことを話して、自分が体験してなかったことや考えてもみなかったことを大学生と一緒に考えてもらえたら、自分の勉強の在り方が全く変わっていくと思いますなどと挨拶をされました。

 高野公民館長からは、地域未来塾事業は、生坂中学校生徒への学習支援講座として、平成29年度より始まり、今年で7年目を迎え、年々対象学年、支援科目を増やし、令和元年度より全学年、5科目での対応で実施しています。この3年ほどは、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策により、実施日数を減らしたり、途中中断することもありました。

 この5月8日からは、季節性インフルエンザと同等に扱われることになりましたので、コロナ禍以前の様式で行うようにしています。生徒の皆さんは普段の授業の予習、復習や家庭学習で分からなかった問題など積極的に講師の大学生に聞いてみてください。また、普段はなかなか関わることのできない大学生の皆さんに色々な話を聞いて楽しく参加してくださいなどと挨拶をされました。

 本事業の実施主体は生坂村とし、信州大学と連携・協働のもと事業を行うものです。

 事業内容は、生坂中学校に在籍する中学生への学習支援で、指導科目は、国語・英語・数学・理科・社会となっていて、今年度参加の中学生は、1年生3名、2年生3名、3年生6名の計12名です。

 学習支援員及び教育サポーターついては、実情(活動の内容や実施日数、対象とする中学生の数等)に応じて、真に必要な人数を配置することとし、今年度は信州大学の学部生が6名登録されていました。

 開講式後に記念撮影をしてから皆さんに自己紹介をしていただきました。

 私は次の予定に向かいましたが、早速授業が開始され、学生さん達は優しい先輩のように接して、生徒たちに勉強を教えたことと思います。

▽ 毎朝恒例の撮影は、青空が広がってきた山清路上空から、清き流れの犀川や巨大な奇岩などの風景を撮影しました。

山清路の風景

 その他生坂村では、保育園で保護者レクレーションなどが行われました。



最新の画像もっと見る