信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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生坂村上下水道運営委員会&下生野上空からの風景

2023年01月23日 | 生坂村の会議

 23日(月)は雲が少し広がりましたが、日差しが届き比較的穏やかな空でした。

 午前10時からの上下水道運営委員会は、下生野区長の高野会長と私の挨拶の後、令和4年度簡易水道事業の運営状況及び令和5年度簡易水道事業の運営、令和4年度下水道事業の運営状況及び令和5年度下水道事業の運営などについて協議をお願いしました。

 今年度も上水道業務の経験職員で組織する簡易水道有収率対策プロジェクト会議において、月に1回漏水対策等の検討協議をしてきた成果が現れ、有収率が向上したことなどの説明を受けました。

 委員各位からの質問、要望等に対して回答させていただきました概要は、公営企業にするためにシステムの更新費用かについては、移行に向けた事務的な費用で、システムも新規で導入する予定であること、電気料が高騰し年金では生活できないと感じていて、来年度予算では100万円ほど増える見込みが大丈夫かについては、4月から12月の平均で試算したが、2~3月に更に上がればもっと高くなるので補正予算でお願いしたいこと、昨年より100万円増で済むか分からないが健全な運営のために、全体的な査定することと、1月からの使用分1kwで一般家庭が7円、高圧が3.5円、燃料調整で下がる予定であること、安曇野市からの受水分は年間下がっているが、大町市からの宇留賀・古坂は増えている要因については、使っている量が増えていることで、メーターの積算だから漏水ではなくこと、しかし、山間部で漏水が確認されているので、今後漏水対策を進めることなどの協議をしました。

 安曇野市と大町市の単価が3倍ほど違うことについては、平成17年に分水協定したときに、藤尾水源が山間部で給水原価が高く、担当者で協議して算出した単価であることは、今後は長野県の指導により、分水協定から第三者委託に移行していくこと、旧八坂村は人口が減少して生坂村の使用料が多いので交渉することについては、山間部で給水単価が高いので、今後の協議で現状維持か少しでも安価になれば良いと思うこと、込地地区へ水道延長の状況については、鷺の平常会の避難所建設に合わせ、本管を込地方面に延ばしたこと、雲根常会も集落に向けて村道内に進めているが、少しずつ進めていきたいこと、水道料金の13mmなどの基本料金の割合については、資料がないが一般家庭の13mmが一番多く、20mm、25mmは会社や公共施設であることなどをお答えさせていただきました。

 有収率67.9%で漏水対策に取り組んでいるが、送水管や配水管の更新の財源については、2~3年前の委員会でお話ししたとおり、老朽化・耐震化対策で延長55kmをほぼ全て更新すると、コンサルの試算で30~40億円とのこと、下水整備時の20年ほど前に布設替えした管路以外は50年以上のところが多いこと、耐用年数が過ぎている配水管の更新は暫時実施したいが、財源が必要であり、昨年度の基本計画に沿って順序づけて、6,000~7,000万円の事業費で毎年度実施予定であることなどの協議をしました。

 公営企業会計は今の特別会計とどう変わるかについては、下水道の特別会計も公営企業会計に移行し全部で3会計となり、国の指導により、令和6年4月から移行するために、事務事業やシステムの整備を進めること、法適用の役場関係会計と違い複式簿記で施設の固定資産台帳を作り会計に盛り込むこと、住民のメリット等については、特に変わらないこと、長野県で水道料金が一番高いということで、何年か前に下げたが、安曇野市、池田町、筑北村などの水道料金については、資料がないので分からないので後で確認すること、10リッポーが多いか、何件くらいか、超過はどの位かについては、毎月の検針で各家庭の水道料金が分かるが、それぞれには把握していないこと、水道料金は一般会計からの繰入で今の単価になっていることを説明し、山間部で配水池からポンプアップするなどランニングコストが掛かり、他の自治体とは比較が難しいこと、資料にあるとおり、給水原価が424.21円に対し収入単価が314.10円であり、差額を一般会計で補填しているのでご理解いただきたいなどとお答えさせていただきました。

 農集は下生野、上生坂、草尾であり、未加入者はできれば全部の家が加入する約束については、未加入者は必要でないと加入せず、広報をしているが、伸び悩んでいるので周知すること、合併処理浄化槽のブロワー修理・交換の一年の実績については、修理20件、交換15件で機種によっても単価が違い、1台当たり分解で6,000円くらい、交換で25,000円~50,000円と機種によって差があること、毎年の見込みについては、老朽化により徐々に増えてくると考えていること、ブロワー修理・交換は村で見ているが、単独浄化槽は松本広域浄化槽管理組合で補助がないことについては、村に年間22,800円払っている家は無料で交換しているので、なるべく合併浄化槽に移行して欲しいこと、分水協定に基づいて第三者委託の契約をした後、水道運営の変更認可の手続きをコンサルに委託して実施したいこと、県に調整していただき委託契約を進めていること、第三者とはについては、水道の用水を分水していただいている両市に委託して、上水を供給していただくこと、今後の村内の給水管路については、中長期的に色々な方面から検討協議していきたいこと、供給単価については、事務局レベルで詰めていただき、最終的には両市村長で決めることになることなども話し合いました。 

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、薄雲の中からうっすら朝日が差してきた下生野上空からの風景を撮影しました。

下生野上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で縦割り清掃(~27日)、中学校で集金日などが行われました。



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