信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

国民健康保険運営協議会&介護保険運営協議会&生坂ダム湖上空からの風景

2023年01月25日 | 生坂村の会議

 25日(水)は午前中雪がパラついてから次第に晴れましたが、昨日より気温が下がり真冬日でした。

 午後2時からの国民健康保険運営協議会は、私の挨拶の後、正副会長の選出があり、会長に古坂区長の牛越猛さん、副会長に上生坂区長の平林悦郎さんが選出され、牛越会長より議事進行をしていただき、令和4年度生坂村国民健康保険運営状況については、加入者数の推移、保険税減額世帯の状況、年齢階層別被保険者集計表、令和3年度確定値の国保医療費が50番目と低い順位でしたが、後期高齢医療費は2位と高い状況、令和4年度は前年度より医療費が伸びている状況、基金保有額が77,435千円となる決算見込みなどを説明していただきました。

 次に保健事業実施状況では、平成20年からメタボリックシンドロームに着目した健康診査(特定健診)及び保健指導(特定保健指導)の実施が義務付けられ、1月20日現在の特定健診受診率36.4%であり、特定保健指導の対象者と実施方法、その他の国保健康診査・保健指導等と、第2期データヘルス計画などについて説明していただき、生坂村はメタボリックシンドロームの方が多く、健診未受診者については、お声掛けの訪問をして受診勧奨をしていること、一年間に医者に掛かっていない方については、昨年度は3名であったこと、自立している方については、後ほどお知らせし、自立とは要介護2以下であることなどをお答えしました。

 次に葬祭費について、国民健康保険税は将来的に県で統一した税率とすること、各市町村が実施する保健事業や任意給付等の費用も、納付金算定対象として統一しないと市町村間の公平性が保たれないといった課題から、葬祭費が5万円の53市町村に合わせ、当村も5万円の葬祭費にするために検討していただきました。

 葬祭費と火葬料については、国保の葬祭費は65歳までで、後期高齢者医療の葬祭費は5万円であること、住民課の火葬料は村民対象で、社会保険も葬祭費5万円であること、今までの実績については、令和4年度が1名、3年度が0名、2年度が2名、元年度が4名であること、上げることは良いが国の交付金の対象でないことについては、村の一般財源で支出するが、若くして亡くなくならないように、保健師と栄養士で保健事業に取り組んでいただきたいことなどを協議しました。

 令和5年度生坂村国民健康保険事業計画及び運営については、重点施策、具体的な対応策、保険事業の推進、令和5年度国民健康保険特別会計予算書、令和5年度国民健康保険制度改正について、国民健康保険課税限度額の引き上げ、国民健康保険税の軽減判定所得額の引き上げ、出産育児一時金の引き上げなどについても説明していただきました。

 最後に4つの協議事項について、委員の皆さん全員の承認をいただきました。

 委員各位には、お忙しい中国民健康保険運営協議会にご出席くださり、貴重なご意見、ご提言をいただきありがとうございました。

 午後3時30分からの令和4年度 介護保険運営協議会は、民生児童委員協議会の大澤会長と私の挨拶の後、会長に協議事項の議事進行をお願いし、令和4年度介護保険等事業・介護保険会計報告としては、介護認定者数は133名、居宅利用者、地域密着利用者は少ない状況と、その反面施設利用者が多い状況が続き、介護給付費が高止まりの状況の説明を受けました。

 令和5年度介護保険等事業・介護保険会計(案)について、施設介護の給付費の高止まり状況と居宅介護の給付費が減額状況などの当初予算(案)の内訳と、一般介護予防事業をしっかり実施していく介護保険等事業(案)の内容等の説明をしていただきました。

 次に、令和4年度地域包括支援センター事業報告について、介護予防・日常生活支援総合事業の介護予防・生活支援サービス事業(通所型サービス・訪問型サービス・短期集中型介護予防サービス等)、一般介護予防事業(元気塾・生坂おとこ塾)についてと、包括的支援事業として、総合相談支援事業、権利擁護事業、包括的・継続的ケアマネジメント支援事業、介護予防ケアマネジメント事業、認知症総合支援事業などの事業報告の説明を受けました。

 令和5年度生坂村地域包括支援センター事業計画(案)として、地域包括ケアの考え方に基づく、介護予防や在宅生活の継続支援として、保健事業と介護予防の一体的実施などと、社会参加の促進と地域活動の活性化、高齢者の人権尊重、村の実情にあった高齢者施策の展開などにより、地域包括ケアシステムの構築に向けての説明を受けました。

 成年後見の丁寧な掘り起こし、介護予防は速やかに支援につながるようにしていただき、高齢者生活福祉センターは現在13室の利用者に、今後一人も入所予定であり、施設介護を減らすことなどについては、成年後見は各会議において情報収集しており、高齢者見守りの隊員、保健師とも情報共有し早めの支援に努めており、社会福祉協議会にもご協力をお願いしたいこと、成年後見を周知するための講習会や認知症サポーター養成講座については、2月21日に民生委員や福祉関係者で行う予定でしたので、一般の方にもお声掛けをすること、BMIが高い人には通知を出しているがヘルスアップ教室の参加者が少ないことについては、メタボリックシンドロームの方が多いので、全員に通知はしているが参加の要請をすることとデータヘルス計画においても事務局で検討することなどを協議しました。

 社会福祉協議会からは、地域密着型認知症対応型通所介護「はるかぜ」の現況報告について、認知症対応型通所介護の概要、利用状況等、職員の資質向上などについて説明していただき、利用者減少に歯止めがかからず、経営に関して村と合同の検討会を設けて検討していることなどの説明を受けました。

 母がたまに頭が重いとか言うこともあるけれど、そんなに具合が悪いわけでなく、村にはお世話になって助かっており、皆さんも仕事や会議など忙しいので気をつけていただきたいこと、お世話になっていて、1年前に比べて仕事が楽になり、一日の利用率が低いですが、手厚い介護をしていただき感謝しており、かしわ荘に通所できなかった時には、はるかぜで介護していただき、日によって素早い対応をしていただいているお陰で、自分のスケジュールが組めていて、数字を見ると大変だと思うが、自分たちも何時かはお世話になるかもしれないので、どうにか続けていただきたいこととスタッフの皆さんの手厚い介護に本当に感謝していること、はるかぜは利用者の皆さんに使いやすい施設にするためにしっかり検討させていただくことなどの話し合いをしました。 

 第8期介護保険計画の基本目標は「みんなが元気でにこにこ暮らせる村づくり」~健やかな心とからだを守っていきます~に向けて、住み慣れた生坂村で安心して住み続けられるために、高齢者生活福祉センターの活用、保健師、栄養士、社会福祉士、ケアマネージャーとの連携等による「福祉の村づくり事業」を重点事業として進めてまいります。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雪が小降りになってきた生坂ダム湖上空からの風景を撮影しました。

生坂ダム湖上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で保育参観、議会談話室、いくさか歩こう部などが行われました。



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