信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

村政懇談会昼の部&上生坂上空からの風景

2022年05月18日 | 生坂村の懇談会

 18日(水)は晴れて、昼間は気温が上がって、カラッと汗ばむ体感になりました。

 午後2時からの村政懇談会を村民会館講堂で開催させていただきました。

 最初に私から、今年度も新型コロナウイルス感染防止対策を講じて開催し、既にいくさか村づくり計画のダイジェスト版は全戸に配布させていただき、ICNで今年度の新規事業、当計画の変更点等も説明させていただきましたので、今回も説明を省いて、皆さんから忌憚のないご意見、ご要望等をいただき、有意義な村政懇談会になりますことをお願いするなどの挨拶を申し上げ、各部署の管理職から自己紹介をしていただき始まりました。

 村民の皆さんのご意見・ご要望と我々の回答内容の概要としては、

 鷺の平の避難所の予算化に謝辞を述べられ、今後のスケジュールについては、農地転用の事務手続きが済み、事業発注に向けて仕様書を作成中で早期に完成する様に進めていて、今年度内には完成させること、

 ICNの文字放送で音声が途切れてしますので、聞き取り良い方法にして欲しいことについては、音声が途中で途切れるのは機械的な不具合があったことと、職員が画像の時間と音声の時間を設定する時に合わせてないことであり、庁内の会議で確認したので今後気を付けること、切れると繰り返しになることについては、ICNの静止画面は入力したものが繰り返し流れるためであり、早期に直す様にすること、音声は機械的に作っているため聞き取りづらい点はご理解をいただきたいこと、工事の入札をしての結果の公表と公平な工事発注をして欲しいことについては、村で発注する場合は工事の計画を立て、業者選定をして入札をしていることと、国、県、村の工事は適正に発注していて、国、県、村で連携して地元には迷惑をかけない様に進めること、入札の結果は広報いくさかで報告していること、

 山清路の遊歩道の管理問題については、現在県道整備を進めていて6月に議会の議決をいただき、県と手続きをして県道から村道になるので村で管理すること、

 いくさか村づくり計画は将来が楽しみであり、エネルギー問題では小立野の堤防にパネルを張って太陽光発電の許可が下りないかについては、太陽光で村の地産地消の電力確保は国でも進めていて、国の直轄区間ですので千曲川河川事務所に問い合わせて許可が下りるか検討したいこと、

 下生野の築堤工事では内水排水は村で対応ということについては、小立野でも千曲川河川事務所に排水ポンプ車をお願いして対応し、村も排水ポンプも設置しているので、消防団とも連携して下生野も同じ対応になること、

 太陽光発電による雇用創出については、再生可能エネルギーの電力の地産地消により雇用創出につながるか研究したいこと、

 ICNの番組表については、12チャンネル自主放送の番組表はないが検討すること、

 池坂線の関係については、池田町から検討したいと説明があり、当村としては池坂線をなくすわけにはいかないので検討していくこと、

 避難所のソーラーシステムの設置については、ソーラーの設置予定は現状ではないこと、 牛沢集会場の屋根の修繕補助については、避難施設ではあるが屋根の修繕補助はなく、避難所の場所など地元と話し合いをしたいこと、

 高校生のバスの補助金については、2分の1の補助であること、

 松食い虫のネオニコチノイド系農薬の空中散布での村民アンケート結果から、空中散布可否の両論併記については、どの様に勉強会をするか知恵の輪委員会で4回ほど協議をしたが、コロナ禍で人を集めづらく、色々なアンケートの中で実施しての結果で今後検討していくことと、空中散布は県の指針に沿って行っており、村が良い悪いは言えないので両論併記はできないこと、

 オーガニック給食の対応は生産量の問題と言われ、有機米給食を月に一回取り入れることについては、現在地域のものを多く使っていて、経費の問題もあり給食センターと検討すること、 

 グリホサート入り除草剤でアレチウリ駆除については、各区からの要望によりお配りしていて、健康被害等がある様でしたら必要な対応をしていきたいこと、 

 地域起こし協力隊員の話で大好き隊の横のつながりをもっと進めて欲しいことについては、現在20名いて、集落支援、やまなみ荘、いくさかの郷などの仕事をしていて、昨年度は大好き隊員の発表会を開いて、それぞれの仕事内容などが分かったので、今年度も実施したいこととコロナ禍でなかなか懇談会ができないこと、

 マイナンバーカードの手続きは難しく、マイナポイントは不公平ではないかということは、マイナンバーカードは申請していかなければならないので、役場に問い合わせしていただきことと、マイナポイント付与は国で行っていること、

 高津屋森林公園のキャンプエリアを楽しみにしているが、行くまでの道が怖いことについては、今年度はマレットゴルフ場をキャンプエリアにする予定であるが、村道は各区の要望により、修繕などの対応をしているが、拡幅の予定はないこと、ガードレールの設置については、ガードレールやカーブミラーの設置も各区から要望をいただいて実施していること

 山清路の遊歩道の地元負担については、山清路は歴史ある観光地であり、金戸山百体観音や山清路の郷資料館などを周遊する当村北部の観光の拠点として取り組んでいき、村道になるので村で管理すること、

 道路の補修や路肩の修繕は3~4年でダメになってしまうことについては、地区要望の現地調査をして、緊急性、必要性等を加味し、予算が限られている中で事業を実施して、路面しっかり補修すると事業費が掛かり、早く簡単な工事すると持ちが悪いが、場所場所によって相談に応じたいこと、

 マイナンバーカードのメリットとデメリットについては、村内の普及率を上げていきたいが、まだメリットは少なく、令和5年度からはコンビニで住民票と印鑑証明書が交付できる様に取り組んでいること、

 婚活支援については、ながの結婚マッチングシステムの登録を進めており、2年間で1万円の登録料は村が補助し、今は2名が登録していること、

 奨学金の貸与については、貸与条例に沿って現在1名が借りていて、返済中が5~6名であり、1名が8年間当村に住むと免除される対象であること、

 ヤングケアラーについては、生坂村で現状では報告がなく、民生委員の報告や行政の情報把握ではいないこと

 緊急時のショートステイについては、かしわ荘とはるかぜの通所者が両施設で宿泊でき、日数は社協と相談して欲しいことなどの意見交換をさせていただきました。

 何かとお忙しい中、多岐にわたり忌憚のないご意見・ご要望をいただいたことに謝辞を申し上げ、引き続き村民の皆さんとの対話を重視した村政運営のためにご理解とご協力をお願いして御礼の挨拶とさせていただきました。

上生坂上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落まで上り、朝霧が立ち込めていた上生坂上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、たんぽぽでのらのら青空塾・しょうぎ教室、夜の部の村政懇談会、補正予算査定などが行われました。



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