性格改善の心理療法ハッピーライフ 1998年開業 認知療法、よむだけでも役に立つ内容を提供しています。。

対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

精神疾患は2種類ある。故障したパソコンで例えるとハードの故障かソフトの故障か

2008年08月04日 | 心理療法ハッピーライフ
精神疾患は2種類ある。故障したパソコンで例えるとハードの故障かソフトの故障か


2008年8月4日(月)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


私は何年も前から
『対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は病気ではない』
と言い続けて来ました。

しかし、分かろうとしない人は常識という知識だけで分かろうとしません。

特に対人緊張症や神経症、うつ病で悩まれている本人や回りの人が
「医師が病気と言うから病気なのです」
と疑わないのです。

特に何年も何十年も医師の投薬治療だけで楽になれない人に疑って頂きたいのです。

通常の病気、例えば心臓病や肝臓病などの普通の病気とは少なくとも違う、という事に気付かれると楽になる道があるのです。


さて、今日は精神疾患をパソコンに例えてみます。

あなたのパソコンが壊れたとしましょう。

当たり前ですが、ハードの故障かソフトの故障か2種類の故障が考えられますよね(笑)。

脳に置き換えると、脳自体の機能障害はハードの故障です。

例として、脳梗塞やアルツハイマーなど脳自体に損傷がある場合です。

この場合は基本的に心理療法は使えません。


次に脳自体に損傷は見当たらない精神疾患はソフトの問題です。

ソフトの問題ですから、心理療法だけで楽になるのです。

これの代表例が対人緊張症や対人恐怖症、多種の神経症、性格由来のうつ病などです。


考えて下さい。

例えば、テレビやラジオ、新聞、雑誌などで、
「うつ病が増えた」
「うつ病が増えた」
と主に医師がしたり顔で話していますが、
『何故うつ病が増えたのか、皆さんは考えた事がありますか?』
うつ病を引き起こす細菌やウイルスが日本全体に増殖して来たのでしょうか?
違いますよね。
答えは、環境の変化に日本人のソフトが対応出来なくなって来ているだけなのです。
(この環境の変化に付いてはここでは省略します。ご興味がありましたらリクエストを下さい。お一人でもリクエストが来ましたら環境の変化に付いて書きます。)

しかし、もう一度、よくよく考えて下さい。
確かに環境の変化が問題ですが、全ての人が環境の変化に付いて行けないのではないのです。
うつ病は多くなったといってもまだまだ少数派なのです。
うつ病が多数派になれば環境自体を社会が是正して来るはずです。


もう一度、今度は逆に書きますが、
『環境の変化に付いて行ける人の方がまだまだ多数派なのです。』


新入社員のA君B君の話(新入社員のA君B君が一緒に失敗をして一緒に部長に怒られた後A君は胃が痛いと苦しみB君は缶コーヒーを笑いながら飲んでいるという話)を引用すると、部長に怒られた後、胃が痛くなるほどストレスを感じるA君の方が少数派なのです。

ではどうすれば楽になれるか?

部長に怒られた後、缶コーヒーを飲みながら「長い説教がやっと終わった」と笑っているB君の考え方を見習えば良いのです。

情報(洞察力) → 認知(思考) → 感情(症状)

A君もB君もハード(脳)は正常で同じようなもので変わりはありません。
ソフトの違いだけなのです。
A君はB君ほど洞察力がありませんから自分を客観的に見るという事が余り出来ません。
するとA君は情報不足から部長に怒られている事はとても大した事だと少数派の認知をします。
しかし、一緒に怒られているB君は部長に怒られている事を客観的に見ると大した事はないと認知しています。
一緒に部長に怒られていても認知が違いますから、A君の感情は『怖い』という感情が出て来て胃が痛いという症状を出します。
B君は部長に怒られても大した事はないと認知していますから『嫌だ』という感情が出て来て症状は出て来ないのです。


同じ状況なのに二人の感情が違うのです。


更に考えて下さい。
ソフトの問題のA君が医師に行くとB君のような、情報(洞察力)や 認知(思考)が得られると思いますか?
医師は基本的に症状を抑える薬を投薬するだけですからB君のような、情報(洞察力)や 認知(思考)が得られるわけがありません。

『調子の悪いパソコンをパソコンショップに持ち込んだら、パソコンショップの店員がこのパソコンの性能を落としましょう。性能を落とすと気にならなくなりますよ。』
と言われてあなたは納得しますか?

しかし、対人緊張症や神経症、うつ病は病気といつの間にか皆さんは洗脳されていますから、
『考え過ぎているのがいけないから精神安定剤を出しておきましょう。薬がボーっとさせてくれますから楽になりますよ。』
という脳の性能を落としましょうという医師の話を疑いもなく治してくれていると違う解釈をして信じているのです。

ソフトが悪いのならソフトを直さなければいけません。

認知(考え方)を多くの困っていない人達と同じようにすれば治ります。

これが正しい治し方ですよね。

気付いて下さい。

精神疾患にはパソコンと同じくハードの故障とソフトの故障の2種類があるのです。

そして、ソフトの故障でしたらソフトを直さないと本当には治りません。

心理療法ハッピーライフは、情報(洞察力)を身に付ける事から始めて多くの困っていない人達と同じような、認知(思考)になって頂く事で対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病を自然に治しています。

特に最近、医師から
「お薬の効きが悪いので新しいお薬にしておきます」とか
「お薬の量を増やしておきます」
などと言われた方や回りの方、本当にそのお薬があなたやあなたの大切な人を治してくれるのか考えて下さい。

あなたの人生やあなたの大切な人の人生が掛かっている事ですから。

ご質問がありましたら遠慮なくして下さい。
a@happylife.jp

矢野裕洋でした。