治してもらう→自分の考え方を直す
2008年8月17日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
治してもらう、という考え方から、自分の考え方が悪いから症状が出て苦しんでいるのだから、自分の考え方を直す、という考え方にしなければ対人緊張症も神経症もうつ病も治りません。
最近、来られた方ですが、「実績を教えて下さい」と言われました。
この人の実績とは自分と同じ病気、症状の人を何人治したかという事なのです。
私の答えは、「私の言う事を受け取ってくれて、多くの精神科や神経科や心療内科に行く必要がない困っていない人達と同じ考え方になって頂いた方は100%治っています」となります。
しかし、この人の望んでいる、治した実績、ではありません。
過去のこのブログでもハッピーライフの公式ホームページでも何度も書いていますが、私は治せないのです。
しかし、私は予備校の先生のような存在ですから、多くの困っていない人達はこのように考えている、という事をクライエントさんに教える能力があります。
そして、クライエントさんが、その通りだ、と受け取って自分の考え方を修正したら、多くの困っていない人達の仲間入りをしますから、結果として、多くの困っていない人達と同じように精神科や神経科、心療内科に通う必要も薬を飲む必要もなくなります。
結果的に治るという事です。
私の所で良くならない(多くの困っていない人達の考え方を受け取ってくれない)一つのパターンは、最近、最初の無料のセラピーを受けられた男性を例にすると、
この男性は私に色々な質問をして私が答え、「分かった」、と言うのですが私が渡しているメモ用紙に全くメモを取ろうとしないのです。
この男性だけではなく、私の所でうまく行かなかった人(多くの困っていない人達の考え方を受け取らなかった人)の多くは、メモを取りません。
私が、ここは治してもらう所ではなく予備校のような所だからメモを取らなければいけないと説明をした直後だけ渋々少しだけメモを取るか中には私が何度メモを取る必要性を訴えてもメモを一字も取らなかった人もいます。
そういう人は色々な言い訳をしますが、私が、
「あなたは学校時代も今と同じくメモを取らなかったのですか?」
と聞くと当然ですが学校ではメモを取っていたと言います。
しかし、それでも私の所ではメモを取りません。
お読みになっている皆さんはお分かり頂けると思いますが、私の言う事は分かるが、分かるだけで受け入れていないのです。
例えば、このようなやりとりです。
「私の所は治す所ではなく学校のような所ですからメモをしっかり取って頂かないとうまく行きませんよ。」
「いえ、私は話を集中して聞くタイプですからメモを取らないのです。」
「学校の授業も集中して聞くタイプだったからメモを全く取らなかったのですか?」
「いえ、学校はしっかりノートを取りましたよ。」
「では、ここも学校ですからメモをしっかり取って下さい。」
そしてこの男性も渋々メモを何字かは取るがすぐにメモを取らなくなる。
私の言う事は分かる、その通りだと思う、と言いながら、結局は従来の考え方、自分は病気で治してもらうもの、という考え方を変えようとしていないのです。
この方は、私の言う事は良く分かる、と言いながら、自分は病気、と何度も言い続けます。
自分は病気と言い続けながら、病院には一度だけ行った事があるが薬は飲まない方が良いのでもう行っていない、と言います。
現在、エネルギーワーク(気功のようなもので体内を未知のエネルギーが循環していて循環が悪くなったのが病気の原因とする考え方のもの、この人がしているエネルギーワークは気功ではなく私も初めて聞くものでした)と内観をしているが良くならないと言い、説明を求めました。
私は、エネルギーワークは専門外でよく分からないが、エネルギーワークで対人緊張症や神経症、うつ病の原因の考え方が修正されるとは考えられないと答えると、「治った人がいると聞きました」と言うのです。
治った人があなたの知人とか知っている人ですかと聞くと、違う、しかし、このエネルギーワークを受けて治った人がいると聞いていると言うのです。
私の所は治った人がいるどころではなく、私の言う事を受け取って多くの困っていない人達と同じ考え方になって頂いた方は100%治っています。
レベルというか次元が全く違います。
内観に関してもまだ効果が出ないと言うのです。
ちなみに、内観は心理療法の一つで簡単に言うとセラピストがテーマを与えてこのテーマを何時間も考え続けて気付きや悟りのようなものを得てもらおうとするもので、テーマとしては、父母兄弟などにしてもらった事、して返した事、迷惑を掛けた事、などを座禅のように考えてもらうもの。
この人は、私の言葉は理解していますが、真剣に聞いて自分を変える、という方向に受け入れようとしていません。
あくまでも、治してもらう、なのです。
ですから、エネルギーワークが治してくれません、と言う私の言葉に反発をして、内観も治してもらおうという気持ちですから効果が出ていないと思われます。
ちなみに、内観は認知療法と違ってセラピストから答えをもらえませんが、結果と原因の原因の考え方を修正する良い心理療法だと思います。
あくまでも、
自分の考え方を変えなければいけない、
自分の考え方を変えて自分が変わらなければいけない
という心構えが必要なのです。
治してもらおうという気持ちを持っていては、森田療法であろうが内観であろうが認知行動療法であろうが、あなたを楽にさせてはくれません。
ちなみに、対人緊張症や神経症、うつ病の原因の考え方が悪いのは、まずは情報不足が原因です。
以前もここで書きましたが、情報不足→悪い考え方→症状、という関係になります。
私の所、心理療法ハッピーライフで最初にする事は、情報不足の解消です。
6っの洞察力プラス1、という心の視野を広げるお勉強から始めます。
最後に、この男性は、先生の言う事は分かりますが、私の心を打たない、とおっしゃって申し込みはされませんでした。
(無料です)
私は対人緊張症や神経症、うつ病を治しているのではなく、多くの困っていない人達の考え方を受け取って頂く事で結果的に治している(治すお手伝いをしている)だけですから、治してもらう人を探し続けている人の心は打てません。
残念ですが。
2008年8月17日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
治してもらう、という考え方から、自分の考え方が悪いから症状が出て苦しんでいるのだから、自分の考え方を直す、という考え方にしなければ対人緊張症も神経症もうつ病も治りません。
最近、来られた方ですが、「実績を教えて下さい」と言われました。
この人の実績とは自分と同じ病気、症状の人を何人治したかという事なのです。
私の答えは、「私の言う事を受け取ってくれて、多くの精神科や神経科や心療内科に行く必要がない困っていない人達と同じ考え方になって頂いた方は100%治っています」となります。
しかし、この人の望んでいる、治した実績、ではありません。
過去のこのブログでもハッピーライフの公式ホームページでも何度も書いていますが、私は治せないのです。
しかし、私は予備校の先生のような存在ですから、多くの困っていない人達はこのように考えている、という事をクライエントさんに教える能力があります。
そして、クライエントさんが、その通りだ、と受け取って自分の考え方を修正したら、多くの困っていない人達の仲間入りをしますから、結果として、多くの困っていない人達と同じように精神科や神経科、心療内科に通う必要も薬を飲む必要もなくなります。
結果的に治るという事です。
私の所で良くならない(多くの困っていない人達の考え方を受け取ってくれない)一つのパターンは、最近、最初の無料のセラピーを受けられた男性を例にすると、
この男性は私に色々な質問をして私が答え、「分かった」、と言うのですが私が渡しているメモ用紙に全くメモを取ろうとしないのです。
この男性だけではなく、私の所でうまく行かなかった人(多くの困っていない人達の考え方を受け取らなかった人)の多くは、メモを取りません。
私が、ここは治してもらう所ではなく予備校のような所だからメモを取らなければいけないと説明をした直後だけ渋々少しだけメモを取るか中には私が何度メモを取る必要性を訴えてもメモを一字も取らなかった人もいます。
そういう人は色々な言い訳をしますが、私が、
「あなたは学校時代も今と同じくメモを取らなかったのですか?」
と聞くと当然ですが学校ではメモを取っていたと言います。
しかし、それでも私の所ではメモを取りません。
お読みになっている皆さんはお分かり頂けると思いますが、私の言う事は分かるが、分かるだけで受け入れていないのです。
例えば、このようなやりとりです。
「私の所は治す所ではなく学校のような所ですからメモをしっかり取って頂かないとうまく行きませんよ。」
「いえ、私は話を集中して聞くタイプですからメモを取らないのです。」
「学校の授業も集中して聞くタイプだったからメモを全く取らなかったのですか?」
「いえ、学校はしっかりノートを取りましたよ。」
「では、ここも学校ですからメモをしっかり取って下さい。」
そしてこの男性も渋々メモを何字かは取るがすぐにメモを取らなくなる。
私の言う事は分かる、その通りだと思う、と言いながら、結局は従来の考え方、自分は病気で治してもらうもの、という考え方を変えようとしていないのです。
この方は、私の言う事は良く分かる、と言いながら、自分は病気、と何度も言い続けます。
自分は病気と言い続けながら、病院には一度だけ行った事があるが薬は飲まない方が良いのでもう行っていない、と言います。
現在、エネルギーワーク(気功のようなもので体内を未知のエネルギーが循環していて循環が悪くなったのが病気の原因とする考え方のもの、この人がしているエネルギーワークは気功ではなく私も初めて聞くものでした)と内観をしているが良くならないと言い、説明を求めました。
私は、エネルギーワークは専門外でよく分からないが、エネルギーワークで対人緊張症や神経症、うつ病の原因の考え方が修正されるとは考えられないと答えると、「治った人がいると聞きました」と言うのです。
治った人があなたの知人とか知っている人ですかと聞くと、違う、しかし、このエネルギーワークを受けて治った人がいると聞いていると言うのです。
私の所は治った人がいるどころではなく、私の言う事を受け取って多くの困っていない人達と同じ考え方になって頂いた方は100%治っています。
レベルというか次元が全く違います。
内観に関してもまだ効果が出ないと言うのです。
ちなみに、内観は心理療法の一つで簡単に言うとセラピストがテーマを与えてこのテーマを何時間も考え続けて気付きや悟りのようなものを得てもらおうとするもので、テーマとしては、父母兄弟などにしてもらった事、して返した事、迷惑を掛けた事、などを座禅のように考えてもらうもの。
この人は、私の言葉は理解していますが、真剣に聞いて自分を変える、という方向に受け入れようとしていません。
あくまでも、治してもらう、なのです。
ですから、エネルギーワークが治してくれません、と言う私の言葉に反発をして、内観も治してもらおうという気持ちですから効果が出ていないと思われます。
ちなみに、内観は認知療法と違ってセラピストから答えをもらえませんが、結果と原因の原因の考え方を修正する良い心理療法だと思います。
あくまでも、
自分の考え方を変えなければいけない、
自分の考え方を変えて自分が変わらなければいけない
という心構えが必要なのです。
治してもらおうという気持ちを持っていては、森田療法であろうが内観であろうが認知行動療法であろうが、あなたを楽にさせてはくれません。
ちなみに、対人緊張症や神経症、うつ病の原因の考え方が悪いのは、まずは情報不足が原因です。
以前もここで書きましたが、情報不足→悪い考え方→症状、という関係になります。
私の所、心理療法ハッピーライフで最初にする事は、情報不足の解消です。
6っの洞察力プラス1、という心の視野を広げるお勉強から始めます。
最後に、この男性は、先生の言う事は分かりますが、私の心を打たない、とおっしゃって申し込みはされませんでした。
(無料です)
私は対人緊張症や神経症、うつ病を治しているのではなく、多くの困っていない人達の考え方を受け取って頂く事で結果的に治している(治すお手伝いをしている)だけですから、治してもらう人を探し続けている人の心は打てません。
残念ですが。