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原因と結果の法則 解説 対人緊張症や神経症、うつ病のケアの方法は他にもある

2013年06月04日 | 対人緊張症 神経症 うつ病
原因と結果の法則 解説

2013年6月4日作成
ハッピーライフ、矢野裕洋

★ 皆さんの知っている、常識だと思っている、対人緊張症や神経症、うつ病のケアの方法は、医師の薬を飲んで、休息をして、森田療法やカウンセリングを受けて開き直りや言い聞かせ、気をそらす等をする事だと思います。

この方法は結果の症状を抑えようとする考え方で、あくまでも一つの方法、です。

1. 結果と原因の法則、結果には必ず原因があります。上記の方法は結果の症状に焦点を当てた方法です。例えば、頭痛の時、バファリンのような鎮痛剤を飲むのは結果の症状を抑える為で、頭痛の本当の原因をなくす方法ではありません。単純に寝不足や風邪がこの頭痛の原因でしたら睡眠を十分取ったり風邪を治せばもう結果の頭痛という症状は綺麗になくなり鎮痛剤を飲む必要もなくなります。

2. 世界の常識、日本の非常識などと言われる事がありますが、心理療法の世界でも同じで、世界で最も広まっている心理療法は認知行動療法と言われていますが、どういう分けか日本では圧倒的にカウンセラー(来談者中心療法)が広まっています。カウンセラーは結果に焦点を当てる心理療法ですから、このカウンセリングの考え方が日本に広まっているので、日本人の対人緊張症や神経症、うつ病のケアの常識は医師の薬を飲んで、休息をして、開き直りや言い聞かせ、気をそらす等で症状を抑える事になっています。

3. 当たり前ですが、対人緊張症や神経症、うつ病にも原因があります。外因性のうつ病などの特殊なケースを除けば、原因は人生勉強不足から来ている認知の歪み(簡単に言うと勘違い)です。例えば、うつ病の人を例にすると(過酷な環境にいるケースは除きます)、うつ病ではない普通の人達とそんなに変わらない環境にいるのにうつが出るのは、自分や自分の周りを鳥瞰(ちょうかん)する等の客観視が十分に出来ない、不安を恐怖だと勘違いして思い込んでいる等の人生勉強不足から、嫌だを怖いに変換しているのです。人生、大小合わせると嫌な事はたくさんあります。これを怖いに変換していたら人生は地獄ですよね。しかし、これは大きな勘違いです。

4. 多くの対人緊張症や神経症、うつ病で困っていない人たちと同等以上の客観視等の人生勉強ができるようになれば、嫌だは嫌だで怖いではない、恥ずかしいは恥ずかしいで怖いではない、という正しい認知に変わりますから、上記の頭痛の原因をなくせば結果の頭痛が綺麗になくなるのと同じで、正しい認知に修正できれば対人緊張症や神経症、うつ病は綺麗になくなります。

5. 心理療法ハッピーライフは結果ではなく原因の認知の歪みの修正に焦点を当てています。ですから、無料資料やブログを読む時は原因に焦点を当てている話だと認識して読まれて下さい。宜しくお願い致します。

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