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お久しぶりです。『嫌だ』と『怖い』の違いに関して。矢野裕洋

2020年12月10日 | 人生を変える

お久しぶりです。『嫌だ』と『怖い』の違いに関して。矢野裕洋

 

私は元気です。ブログを久しく書いていないので、私の心配をされているクライエントさんからのご連絡がありましたが、私は、至って元気です。

ブログから、YouTubeとキンドルに情報発信を移して行くと書きましたが、中々、移行が出来ていない現状ではありますが、元気ですから、ご安心下さい。

さて、本日のお話は(嫌だと怖いの違い)です。

「嫌」だと「怖い」を混同して苦しんでいる人たちがとても多く居ます。

対人緊張症(社交不安障害)や神経症(パニック障害や摂食障害など)、多くのうつ病、不登校や引き籠り、精神的な発達障害、等々、脳に異常がない心のトラブルは、まず、「嫌だ」と「怖い」を混同して、「一人お化け屋敷状態(客観的に見たら怖がる状態ではないのに勘違いをして一人で怖がっている状態)」になっているのが根底の原因と言えます。

もちろん、対人緊張症等の人たちは、知能が低い等の知恵遅れの人たちではありませんから、「嫌だ」と「怖い」を混同してしまう原因は更に奥に有って、

それは多方面からの客観視が十分に出来ていない事、

自分自身の本心探しが十分に出来ない事、

恐怖などの明確化(本当に怖い事なのか、明確化する能力)

上記の3っの問題がある為に、「嫌だ」と「怖い」を混同してしまっているのです。

さて、この世の中、「嫌な事」は山ほどあります。この「嫌な事」を「怖い事」だと思い込んでしまったら、この世の中は、地獄のように思い、地獄のように感じるでしょう。ですから、死にたい、と思うのです。

さて、『嫌だ』と『怖い』の最も大きな違いを理解して下さい。この簡単な理解が人に説明できる程度に深く分かっただけで、ある程度は楽になりますから。

『嫌だ』は客観的に見て、安全な状況で感じる感情です。

『怖い』は客観的に見て、危機の状況、若しくは、危機の状況になる事が予想される時に感じる感情です。

色々な事柄で苦しんでいる人たちへ

今のあなたや、近未来のあなたが、客観的に見て、心地良くない環境や心地良くない状況に居るけれども危機の状況でなければ、それは『嫌だ』です。あなたが、勘違いをして、学校を退学する、会社を辞める等の勘違いしたハンドルさばきをしなければ、あなたの人生は悪い方向には行かないでしょう。

しかし、あなたの目の前に野生の熊が居て、あなたに襲い掛かろうとしているのでしたら、これは、本当に危機の状況ですから『怖い』です。逃げて下さい。

お分かり頂けましたでしょうか?

 



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