近所の漁港へ釣りに行く。車で15分のところに糸満漁港という沖縄最大の漁港があり、近頃ここが我が家のおかず採取地なのである。
仕事帰りに防波堤の際をライトで照らしながらお散歩していると、なにやらフワフワ波間を漂う物体をみつけた。
・・イカだ。30センチほどのやつが群れで泳いでいる。
そんな時は、エギ(ルアーの一種)を泳がせてみる。
するとすぐさまガツン!!
ゆっくりゆっくりとリールを巻かないと、上がってくるのはゲソばかり、ってことになるので緊張する。
この日はシルイチャー(あおりいか)がつれました。
お刺身にすると、もうね、最高なんだ。
なんか花のかほりがするイカなのね。
口の中でクミクミしていると
お鼻の中がお花で満開、エギと戯れるあ・た・し、って味ですわ。
こんな「いかアロマ」があったら毎日ご飯にふりかけて食べたいですわ。
バスダブに数滴たらした「いか風呂」で一日の疲れを癒すのもイイネっ。
・・・癒されないか。
まったく、毎年この季節は鬱になる。
大丈夫か、俺。
あさってからタイにいってくるので、なんか変なもの見つけたら報告しますね。
さすらいの職人「マメ」が来沖。この数ヶ月、秋田の鉱山跡地でなんらかの仕事をしていたらしい。日本中でいつも忙しく仕事をしているので、貯まっていたマイルと有給休暇を消化すべく今回は10日間の沖縄滞在。
7年ぶりに「魚釣りがしたい」とのことなので、北部のM先生宅(例のヤドカリちゃんの産地ね)へ行った。岡星一家も同行。
ヤドカリちゃんの可愛さは前にブログで紹介したが、アレ以来もうエサになんかしないと心に誓った。代わりの冷凍サンマも買った。・・んだが、M先生がヤドカリえさを使って投入後3分で竿をしならせているのを目撃し、やっぱりバッカンバッカン割ってしまった。すまない。
数時間後、釣果はイワシ数匹のみという、まったく情けない結果になってしまったのだが、それでもマメは満足そうであった。
翌日、職場にカニが届いた。旧友ジャッキーの社内旅行土産だ。オホーツク産であろうか、こんな見事なタラバカニは久しぶりに見た。M先生・スタッフK・マリさんら本土からの移住組で涙しながら食す。通常、カニを食べている時に人は寡黙になるものだが、この人たちは飽きることなく駄弁を弄している。泡盛の威力である。
そして毎度の事ながら、この日も飲みすぎた。
小田島某は酒のことを「呑んでいる最中は呑み足りないが、呑み終わったときにはいつも呑みすぎている液体」と定義したが、う~ん、まったくである。