韓国 香港 2

ソファー寝でバキバキになった身体を無理やり起こし、ラウンジへ

ひと気のないラウンジは好みのタイプ

何だろうこれは　英語表記のない謎の飲料

Google翻訳しても謎は解けなかった

味は甘酒を10倍に薄めたようなものだ

にもかかわらず、カロリーゼロという怪しげな代物なので、俺のいらないものの引き出しにそっと入れて見なかったことにした

娘らと別れ、街をぷらぷら散策に出る

ん？　多肉植物！

ロホホラやオブツーサがギュッと締まっている

この店はなかなかやるな

と、思ったらここは冷麺屋だった

副職で多肉売ってるのか、俺と同じだね

正統的な冷麺は清々しくていいですね

スープの清冽さ、麺ののどごしも申し分ありません

地下鉄は自転車OKだ

日本もこれパクれ

駅から徒歩20分　戦争記念館へ

朝鮮戦争はまだ終わっていないからな

後ろの建物は国防省だ

アカは敵！　許さんぞ！

そのアカにここまで追い詰められたんだ

あとちょっとで陥落するところだった

学生も戦った　もちろん在日の学生も参戦した　米軍の仁川上陸作戦でギリギリセーフ

さあ、こんどは北へ攻め込むぞ！

　
そこへ中国人民解放軍がやってきて、泥沼の戦いになってしまった

倒しても倒しても押し寄せるアカたちは、チャルメラを吹き、銅鑼を叩いて味方を鼓舞した

だから韓国の老人は、今でもチャルメラの音を聞くと冷や汗をかくという

同胞同士で戦わなければならない悲惨さは、ベトナムもウクライナもおんなじだ

日本の西南戦争もそうだったね

色々と勉強になりました

でも最後の展示物が、これだったのよ

こういうのが火種になるんだぞ

竹島は日本の領土です　(キリッ)

登山ができなくなってから、脚が弱ってます　歩き疲れました　

普段は3000歩しか歩いていないのか

そういうときはーーー

マーサージー！

おばちゃんの乱暴な手技が今の俺にはちょうどいい

脚をポーンっと放るんだぜ

現役で教えていた時には絶対に許せなかったけれど、今はかえってそういうのが心地よい

東大門のタッハンマリで娘らと待ち合わせ

陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ｜東大門(ソウル)のグルメ・レストラン

いつ行っても大行列だけど、回転が速いので問題ない安定のお店です

帽子はこうやって裏返しにしてディスプレイするのが韓流ですね←違います

ふと長女が射撃をやってみたいという

何かあったのだろうか

ならば明洞にあるぞ

彼女はグロッグを選んだ　なかなか渋い選択だ

一通り扱い方を教えてもらいました

何でヘッドショットばかりなのか

「あースッキリしたー！」と長女

もう一回聞くけど、何かありましたか？

こちらでは14歳から射撃ができます

停戦中の国ですので、有事の際のためなのでしょうね

ホテルへの帰り、地下鉄に乗ったら結構混んでいた

前に座っていた若い娘が俺の顔をチラッと見て、何かをボソッと言って席を離れた

生まれて初めて席を譲られた！　ソウルの地下鉄で

その時の心情は

・脚が疲れていたのでありがたい　50%

・悲しみよこんにちは　40%

・さすがは儒教の国だ、日本とはちがうなぁ　10%

さて明日から香港で仕事です