帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

ばか犬、ばか猫

2008-06-06 13:16:11 | 日記

近所のばか犬がここんとこ数日わめきつづけている。
「キャィ~ン」なんてかわいいものではなく、
「ぎゃん!ぎゃん!」と昼夜の区別なく、狂ったようにないている。

うちの家族内でもさまざまな憶測をよんでいる。

① 娘説 「ちいさい犬がね、おうちにいれて!っていってるんじゃない?」

② じいちゃん説 「んにゃ、んにゃ、これは柴犬の声だ。たぶん外で綱がからまってるんだ」

③ 家内説 「え~、きっとプードルだよ」

狂ったような犬の声で柴犬やプードルを判別するのもどうかと思うが、
病んでいる俺は「いやあれは犬ではなく、実は虐待をうけている子供の叫び声で、青アザだらけの3歳児がベランダで・・・」などと黒い妄想をして全員から無視される。


さて、6月8日はいよいよ沖縄県議員選挙の投票日。
よって、例の選挙カーの出動がピークだ。
朝もはよからウチの前で「見せます!やります!やり遂げます!」と大音響の連呼。

何を見せ、何をやってくれるのかをちっとも言ってくれないところをみると(聞くと)、マニュフェストなんてものは、県政にとってはどうでもいいことらしい。

これにバカ犬が応じて吠えまくる。

「見せます!」

「ギャン!」

「やります!」

「ギャン!」

「やりとげます!」

「ギャン、ギャン、ギャン!!」

うあぁぁぁぁぁぁぁ。ぶもぉぉぉぉぉぉぉ。
朝に弱い俺は、頭からフトンをかぶって、嵐がはやく過ぎ去ってくれること願うばかりだ。

ならば早寝早起きすればいいのか?

それができないんだよ。
この季節は暗くなると、盛ったオス猫が窓の外を徘徊しながら
「ビャオ~ン、ビャオ~ン」と悩ましい声で鳴くのだ。
オス猫が鳴くと、それにつられたメス猫が「ミョウ~ン」と答え、しばらくすると2匹がもつれあいながら「ウギャギャギャ!」となる。
ウチの近所のオス猫は不幸なことにあまりモテないらしく、しばしばメスに「プシュー!」と威嚇され、すごすごとふりだしに戻っていく。
そして当然のことながら、この騒動に犬の「ギャン!」も黙ってはいない。

「プシュー」⇔「ギャン」を行ったりきたり。

もう、そっちがその気なら、俺はビールをプシュッと開けて泡盛ロックの氷をギャンギャンいわせちゃうぞぅ。

はい、すいません。もうすでに酔ってます。

それでもまあなんやかんやで真夜中ともなると、ようやくウチの近所も平静さを取り戻してくれる。

ヤモリが小さく「ククッ」と鳴く。

やれやれ、と寝酒にウイスキーなどをたしなんでいると、こんどは突然、隣室の娘が寝言で叫び声をあげる。
今夜は「不味くて食べられないよ!」と大声で言った。
その隣で寝ている家内も寝言で「ちゃんと運んでください!」と叫び返し、寝室が昼どきの中華料理屋と化していく。

動物園だ。もはや街も家もズーラシアだ。そして俺はよしざるだぁ。

もうなんだかわけがわからない。

こうして今夜もしかたなく睡眠薬を齧ることになる。
酒と眠剤・・・・良くないね。わかってる。

あと2日で嵐は去るから、日曜の夜になったら選挙速報を観ながら宴会だろ。

(なにもわかっていない)


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