フィリピン在住の盟友ササからスカイプ。
「今年も例のものを送りますよ」
ササは米どころ宮城県の出身で、彼の親戚が自分ち用に作った米を毎年送ってくれる。
この、農家が作る自分ち用の米というのが、やたら美味いのだ。
一体何が違うのか。肥料か、農法か、それとも品種か。
「ねえ、そろそろ例の米の秘密を教えてよ」
「ダメです」
「やっぱ特別な肥料とか使ってんの?」
「それは言えません」
「ケチ。。 やっぱあれだよな、百姓ってのは、けちんぼで、ずるくて、泣き虫で、意地悪で、間抜けで・・・(菊千代風に)」
「それ以上言うと送りませんよ」
「うそうそうそ、冗談よ。せめて品種くらいは教えてよ」
「よくわかんないです」
「じゃあさ、俺がつけていい?」
「どうぞご勝手に」
「その名も[コメの名は。]なんつってね」
「・・・やっぱ送るのやめようかな」
などという不毛な会話の2週間後に。
着いたーーー
穴は菜箸を突っ込んで、圧が逃げないようにする。
100均でも土鍋が買える時代。 デフレのおかげ。
ハフハフ。
うまーい。
おかずいらない。
これだけで酒が飲める。
でも、でも、でも、二膳目はやはり
卵かけごはーーーん! TKGできまりでしょう。
TPP反対!TKG賛成! TKG! TKG! TKG!
俺の心の中のトランプが叫んでいた。
、
「今年も例のものを送りますよ」
ササは米どころ宮城県の出身で、彼の親戚が自分ち用に作った米を毎年送ってくれる。
この、農家が作る自分ち用の米というのが、やたら美味いのだ。
一体何が違うのか。肥料か、農法か、それとも品種か。
「ねえ、そろそろ例の米の秘密を教えてよ」
「ダメです」
「やっぱ特別な肥料とか使ってんの?」
「それは言えません」
「ケチ。。 やっぱあれだよな、百姓ってのは、けちんぼで、ずるくて、泣き虫で、意地悪で、間抜けで・・・(菊千代風に)」
「それ以上言うと送りませんよ」
「うそうそうそ、冗談よ。せめて品種くらいは教えてよ」
「よくわかんないです」
「じゃあさ、俺がつけていい?」
「どうぞご勝手に」
「その名も[コメの名は。]なんつってね」
「・・・やっぱ送るのやめようかな」
などという不毛な会話の2週間後に。
着いたーーー
穴は菜箸を突っ込んで、圧が逃げないようにする。
100均でも土鍋が買える時代。 デフレのおかげ。
ハフハフ。
うまーい。
おかずいらない。
これだけで酒が飲める。
でも、でも、でも、二膳目はやはり
卵かけごはーーーん! TKGできまりでしょう。
TPP反対!TKG賛成! TKG! TKG! TKG!
俺の心の中のトランプが叫んでいた。
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