真冬に逆もどり、
一昨日とは10℃以上も違う。
風があるので体感温度はさらに低く
知人の葬儀に参列したが
腰痛の身には堪えます。
故人とは父の代からの付き合いで
父が亡くなってからもよくやってきて
めずらしい話をいろいろ聞かせてくれた。
戦場で拾った犬のことから白菜や大根の漬け方
薬草酒の作り方など・・・・
話好きの好々爺であり
我が家の猫の里親でもあった。
この年齢になると
あたらしい出会いよりも別れの方が多くなってきて
住所録に赤い線が増えるのは哀しい。
諸行無常
すべては春の夜の夢のごとし
人生とはそういうものだろうと思ってはいても
親しいひとが一人ずつ消えていくのはやはり寂しい。
〈 一期一会 〉の深い思想が
ようやく解かってくるこの頃です。
ためらはず野火をつらぬく川ひとつ