ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

あるいは迷友

2009-06-13 11:52:36 | 日記・エッセイ・コラム

〈盟〉とは
神の前でいけにえを殺しその血をすすって約束を誓うこと。
〈盟友〉とは
その約束をかため合った同士のこと。

タローさんの盟友がこの一年の間につぎつぎ更迭された。
一人はポカをやって、
一人は正義をつらぬいて。

政治家の盟友とはこんなにも軽いものなのだろうか。

天下万民のために
泣いて馬しょくを斬るという苦渋の決断も
時には求められるだろうが
この度の騒動は党利党略、
さらには大将自らの保身としか思えない。

一寸先が闇の政治の世界、
いっそのこと迷友という新しい造語を増やしてみてはどうか・・・・

ある団体の役職にと、
友人がふたり訪ねてきた。
健康上の理由で固辞したが
なかなか理解してはもらえない。

友愛のすばらしさと同時に
友愛のもろさの現実をつくづく考えさせられるこの頃である。

    
つつぢ一輪コップに咲けり昼仕度