天王祭のお囃子の練習が前の広場にはじまった。
澄んだ太鼓の音に混じって
子どもらの黄色い声が弾み
いよいよ夏本番へまっしぐら。
姫たちがガラス戸から
外の賑わいを覗いている。
彼女たちにとっては今年で18回目の夏祭り。
18年に5歳を掛けると90歳になる。
この頃は二階で寝ている時間が長くなり
起きてくると
やたら鳴きながら家の中を徘徊するようになった。
この子らがクッション役となって
夫婦の間 なんとか上手くやってこられた。
(危ういこともあったが・・・・・)
わが家にとっては単なるペットではなく
大事な家族の一員
夫婦の鎹である。
姫たちもそのことは充分承知してか
わがまま放題・・・・
彼女たちに振り回され
楽しく一日が終わり また一日が始まる。
泌尿科の医者より届くさくらんぼ