ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

ありがとう!

2007-02-21 17:08:38 | 日記・エッセイ・コラム

『ありがとう!マリンバ・ポニーズ』

二年前のある感動が今も時々蘇えっては
胸の奥がきゅんきゅんしてくる
。 
それはマリンバ・ポニーズとの出逢いである。
四歳から十二歳,
子供だけのマリンバアンサンブル
曲目はクラシックからジャズ・ラテンまで幅広く、
そのリズム感は見事なもので、
アンコールには地元八木節まで演奏してくれた。

こんなに小さな子供たちが、
どうやってこれほどの演奏が出来るのだろうと
不思議でならなかった。 

音楽は身体と心で演奏します!」と、
四歳の理沙ちゃんが先生の質問に、
はきはき答えていた。
まるで天使のよう!
 
背中に羽を付けてやったら、
ほんとうに飛んでいってしまいそうな子供たち。

一流ミュージシャンのコンサートや素敵な音楽会を
沢山観てきたが

これほど感動したことはない。
音楽会でこんなに涙を流した事はなかった。
あとからあとから涙が流れて止まらない
演奏が終了し、
子供たちが舞台の袖(たぶん保護者のところ)
駆けていく様子のなんと可愛いこと。
僕の中に沈殿していた汚れやアクが、
涙とともに流れ出て清められていくような心境になった。

これは僕だけではなく
会場にいた総ての人たちが感じていたと思う
無垢で純真な一途は、周りの人たちを幸せにしてくれる
感動は理屈でないことをあらためて教えられました。

「マリンバ・ポニーズ」・・・〈子供の世界に愛と夢を〉の理念で27年前に結成された。四歳から12歳までの児童10名ほどで構成されたマリンバアンサンブル。演奏中は指揮者と楽譜を用いず、子供たち各自がそれぞれリズムをとって演奏する。カーネギーホール・ショパン音楽院・リスト音楽院・国立劇場・東京芸術劇場その他国内、海外で年間50回以上の演奏活動している。さらに数々の賞を受賞しており、世界中の人たちに広く愛されている。主宰の小川雅弘氏には、その理念と指導性が高く評価され国際育児賞が授与された。
事情があって現在、演奏活動されていないようだが是非また出逢いたいと願っている。


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