今年の元宵節は
「粟の湯圓」と「紫いもの湯圓」!
わかりにくいのですが…
粟の湯圓は大きめ二つが入っています。
せっかく電鍋があるので
今年は蒸してみました!
冷凍のまま入れて
スイッチオン!
何分くらいだったか…
ゆで時間と同じくらいだとおもいます。
少量だったからか
すぐにできました!
粟の湯圓の上に
紫いもの湯圓を乗せて
菊花茶をかけて出来上がり!
菊花茶を飲みながら
2色湯圓をいただきました!
おいしかったです!
参考までに「人民網」さまより
茹でる以外の美味しい湯圓の食べ方
蒸して食べる:
解凍せずに、湯圓を、油をひいた器に乗せ、水が沸騰してから15分蒸せば出来上がり。
湯圓を揚げて食べる:
方法一: 湯圓を解凍した後、爪楊枝で穴をいくつか開ける。穴は中の具の位置まで開けるとよい。油の上に手をかざして熱いと感じるほどまで加熱し、穴をあけた湯圓を入れる。小火でゆっくり揚げながら、お玉で軽く湯圓の表面をたたき、中の空気を出す。湯圓同士がひっつかないようにもする。湯圓の表面が割れて模様ができてもたたき続け、少し色がついたら出来上がり。これは、パリッとした食感が好きな人に最適の食べ方だ。また、卵の溶き汁を付けた湯圓を揚げてもよく、とてもおいしい。
方法二: 解凍せずに、湯圓を10分蒸す。少し冷やしてから、少し揚げ、湯圓が、薄い褐色になって浮いてきたら出来上がり。簡単で、パリッとした出来になる。
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「湯圓」と「元宵」の違い
旧暦の1月15日は中国の伝統的な祝日「元宵節」だ。「上元節」や「灯節」とも呼ばれ、人々はもち米の粉で作った「元宵(ユェンシャオ)」や「湯圓(タンユエン)」という団子を食べる習慣がある。「元宵」は中国の北方での呼び方で、南方の人々は「湯圓」と呼ぶ。「元宵」と「湯圓」はそれぞれ作り方や材料が異なっており、そのため味も若干異なる。
「元宵」は、もち米を水で浸した後、石臼で挽いて作ったもち米の粉を使い、もち米に餡を入れてから団子の形に成形する。乾いた粉を使うので、中につめる餡は少し硬めだ。通常はさまざまなドライフルーツを入れるので、口にしたときに歯ごたえがある。これに比べると、「湯圓」は水の中で挽いた湿った粉を使っているので、非常にきめ細やかだ。もち米の粉に油を入れて成形してから餡を入れるので、餡の中には、大きなドライフルーツなどは入っていない。特徴は食感がなめらかで柔らかいことだ。
「中華地方菜研究会」さまより
湯圓と元宵。
日本で元宵節の紹介をする場合ほとんどが「湯圓を食べる」と伝え、中華料理店で提供される甜品もほとんどが湯圓、中国物産店で扱っているのもほぼ湯圓。元宵に出合う機会がなかなかありません。
しかし中国では、主に北方では元宵、南方では湯圓を食べる、といわれます。
となると気になるのがその南北の境界線。
そこで全省ザクっとそれぞれ自らの習慣をどう表しているかを見まくってみたところ(笑)、江蘇・安徽・湖北あたりが混在していることがわかり、おおよそ長江がボーダーラインになっているようです。
さて湯圓と元宵は、呼称だけが違うのか?というと、餅と餡という構成要素は変わらないものの、作り方が異なります。その違いを「包湯圓、揺元宵」と表します。
湯圓は「餅で餡を包む」のに対し、元宵は固めた餡を糯米粉を広げたざるなどの器に入れ、その器を揺らして粉をまとわせ軽く茹でます。そしてまた器へ戻し器をゆらゆら、そしてまた茹で…を繰り返し、餅の層を少しずつ厚くしてゆくのです。根気がいります!
そうして出来上がった元宵は、湯圓のつるんとした外観に比べゴツゴツっとした感じ。食感も、湯圓は噛んだ時にトゥルーンと滑らかな伸びを見せますが、元宵は舌の上でジュワンととろける感じです。
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といったように南北異なる習慣ではありますが、そこに込めた願いは一緒。
红红火火(生活・仕事など)活気よく勢いよく盛んであるように
圆圆满满 ふっくら豊かに円満であるように
团团圆圆 一家和やかに団欒できますように